ぼくのちいさなせんちょうさん/クラウディオ・ムニョス:作・絵 山口 文生・訳/評論社/2000年
少年は船が大好きで、ある日市場で古い帆船をみつけます。
おばあちゃんにもてつだってもらい、色を塗って帆を取りつけるとまるで新品。流星丸って名前をつけます。
そして、おじいちゃんがつくってくれたのは、木彫りの船長さん。
川に帆船を浮かべていると、カモメがとんできます。
カモメと船長さんがなにかはなしているように見えます。
すると帆船はカモメをおって急に走り出します。川をどんどん下り、嵐の海に出て、波にもまれる小船へ。
小船には遭難した女の人が乗っていました。
おもちゃの船の船長は、船室にとびこみ、こわれた無線機を治しSOSを発信しますが、船長は足をはさまれて無線機の中からにげだせなくなります。
遭難した女の人は無線連絡をうけて助け出されますが、船長はどうなったのでしょう。
流星丸は、テレビのインタビューにこたえている女の人がかかえていました。おじいちゃんの電話で、船は無事に少年のもとにもどりますが・・・。
子どもがわくわくするような絵本です。
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