どんぴんからりん

昔話、絵本、創作は主に短編の内容を紹介しています。やればやるほど森に迷い込む感じです。(2012.10から)

ぼくのちいさなせんちょうさん

2019年03月28日 | 絵本(外国)


    ぼくのちいさなせんちょうさん/クラウディオ・ムニョス:作・絵 山口 文生・訳/評論社/2000年


 少年は船が大好きで、ある日市場で古い帆船をみつけます。
 おばあちゃんにもてつだってもらい、色を塗って帆を取りつけるとまるで新品。流星丸って名前をつけます。

 そして、おじいちゃんがつくってくれたのは、木彫りの船長さん。

 川に帆船を浮かべていると、カモメがとんできます。
 カモメと船長さんがなにかはなしているように見えます。
 すると帆船はカモメをおって急に走り出します。川をどんどん下り、嵐の海に出て、波にもまれる小船へ。
 小船には遭難した女の人が乗っていました。

 おもちゃの船の船長は、船室にとびこみ、こわれた無線機を治しSOSを発信しますが、船長は足をはさまれて無線機の中からにげだせなくなります。

 遭難した女の人は無線連絡をうけて助け出されますが、船長はどうなったのでしょう。

 流星丸は、テレビのインタビューにこたえている女の人がかかえていました。おじいちゃんの電話で、船は無事に少年のもとにもどりますが・・・。

 子どもがわくわくするような絵本です。


この記事についてブログを書く
« 粉屋の見習い小僧と猫・・オ... | トップ | やぎのアシヌーラ どこにいっ... »
最新の画像もっと見る

絵本(外国)」カテゴリの最新記事