どんぴんからりん

昔話、絵本、創作は主に短編の内容を紹介しています。やればやるほど森に迷い込む感じです。(2012.10から)

からだのなかで ドゥン ドゥン ドゥン

2017年06月17日 | 絵本(日本)


  からだのなかで ドゥン ドゥン ドゥン/木坂 涼・作 あべ 弘士・絵/福音館書店/2002年



 この絵本をよんだあと、子どもがお母さんの胸に耳をあてて、心臓の鼓動を聞く様子が目に浮かびます。

 もっとも心臓の鼓動というのは文にはありません。

 人間だけでなく動物、鳥も体の中で命の音を響かせています。それぞれ鼓動の音が使い分けられています。

 音をとおして命のふしぎさをあらためて感じさせて絵本です。脈の動きももう一つの鼓動です。

 ラッコ、くじら、クマの心臓の音も聞いてみたいですね。クマはちょっとこわいかな?

 旭川動物園に勤務されていたあべ弘士さんの絵もいいですね!

 あべ弘士さんの絵、大分あちこちで目にするようになりました。


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