からだのなかで ドゥン ドゥン ドゥン/木坂 涼・作 あべ 弘士・絵/福音館書店/2002年
この絵本をよんだあと、子どもがお母さんの胸に耳をあてて、心臓の鼓動を聞く様子が目に浮かびます。
もっとも心臓の鼓動というのは文にはありません。
人間だけでなく動物、鳥も体の中で命の音を響かせています。それぞれ鼓動の音が使い分けられています。
音をとおして命のふしぎさをあらためて感じさせて絵本です。脈の動きももう一つの鼓動です。
ラッコ、くじら、クマの心臓の音も聞いてみたいですね。クマはちょっとこわいかな?
旭川動物園に勤務されていたあべ弘士さんの絵もいいですね!
あべ弘士さんの絵、大分あちこちで目にするようになりました。