モーリッツと空とぶ船/デイーテル・ヴィースミュラー・作絵/福間書店/1999年初版
夏休みのある晩、モーリッツはひとりで留守番。
友だちもみんな、キャンプや別荘にいっていて、のこっているのはモーリツツだけ。
そこへ三本マストの空飛ぶ船がモーリッツを迎えにやってきます。 乗っていたのは、不思議な三人組。リジーという女の子、オウムのヘドロ、ネズミのヴィクトール。
それから4人は海賊に奪われた宝物を探しに冒険の旅に出かけます。
いかにもこわもての海賊たち。なかなか雰囲気がでています。
空とぶ船が大きいのか小さいのか微妙です。
夜の冒険で、夜の都市、森の風景が幻想的で、猫の目、月の明るさが印象的です。
海賊のところに、魔法の本があるのですが、字が読めないので宝の持ち腐れ。モーリッツが字を教え始めるのですが・・・・。
最後のオチが子どもからうけそうです。