小川原湖自然楽校だより

~親子自然体験、環境教育、森のようちえん、防災教育~

やちょうと、たいちょうと、さかなたち

2013-06-08 | 日記
再来週の自然楽校「第3回仏沼の野鳥と水生生物の観察会」の下見をしに、
仏沼(ラムサール条約登録湿地)に行ってきました。
今の時期は繁殖期の野鳥たち(オオセッカ・コジュリン・ヨシキリ など)が飛び交い、
沼のあちこちで可愛らしいさえずりが聞こえます。



道の両側には2mほどの高さのヨシが茂っています。背の高いヨシの中は外敵に見つかりにくく、
野鳥たちにとっては繁殖に適した環境なのです。



いました、いました




今年は野焼きがされず、昨年のヨシが残っているため、同系色でちょっと見つけにくいですが、
よーく目を凝らしてみると小さな鳥が見つかります



仏沼の一角にある用水路にやってきました。



ふと横を見ると、隊長が怪しい格好?!で用水路をのぞいています。


『おー!いっぺーいる~

近付いてみると、水中に網を入れて何やらガサガサしています。



『捕れたどー



なんと、フナが3匹捕れました!(2匹の大きいフナの間に小さなフナが1匹います)


隊長、嬉しそうです
獲物を見ると食べる・食べないに関わらず捕りたくなるのは、本能なのでしょうか
もちろん、このフナはリリースしてきました。


この用水路には他にもエビ、イバラトミヨ、ドジョウなど、様々な水生生物がいます。
再来週の自然楽校(6/23)では、子どもたちと一緒にガサガサをします。
どんな水生生物が見つかるか楽しみです


≪昨年の仏沼観察会の様子≫