貯金の意義

そういえば、聞いてください。
わたしは貯金をしているんです。貯金といっても、別に大したものではなくて、毎日500円ずつ入れるみたいな、そんな規則正しいものでもありません。

『人生銀行ＯＮＥ』というものをやっているんです。
仕組みは簡単。それ自体がカウンターとなっており、ペットボトルの口に取り付けられるようになっています。
で、その『人生銀行ＯＮＥ』を通してお金を入れると、カウンターがくるくると回るわけです。
ところが、品名に「ＯＮＥ」と付いているのは、入れられるお金が１円のみという意味です。
つまり、わたしのやっている貯金は、たかが１円貯金であるのです。

家族からは、そんなものをちまちまと貯めていないで、銀行の積立貯金でもやっている方がお金が貯まるなどと言われているのですが、わたしの目的は別に貯めることではないのです。
実は、別にもう一つ貯金箱があるのですが、そっちには５円玉であったり、財布に入れるにはちょっと過分な10円玉を入れるようにしています。
つまり、わたしの貯金とは財布の整理の一環でもあるわけです。

ところで、『人生銀行ＯＮＥ』なのですが、最近は電子マネーなども発達し、また10円単位での価格帯も増えてきたので、意外と１円玉を手にする機会がなくなってきたんですよ。
で、先日、ようやく100枚を達成したんですが、なんと100枚たまるまで実に3ヶ月かかったんです。
びっくりですよ。
1000枚たまるまで、机上も計算では30ヶ月…2年半もかかってしまうわけです。
それまで続いているかどうか…それすらも疑問に思えてきます。

写真は、2007年11月3日現在のわが『人生銀行ＯＮＥ』です。
…109枚を記録しています。