ぼくとママのたからもの

★ぼくとママのたからもの☆　　斉藤　栄美・作　　狩野　ふきこ・絵

　ママが言います。
けんちゃん、おもちゃばこの中、おかたづけしたら？
けんちゃんはいらないものなんか、ない、と言います。
そこでママが出したものは、石ころ、小さく切った折り紙、みかんの皮、キャラメルの箱。
でもどれもけんちゃんの思い出の品ばかり。
そして、ママが持ってきた宝物。
それは何だろうね。

うちの子もそうですが、ほんと他愛のないものを取っておきますよね。
うちもこの間、新しい下着を開けるとついているピンのようなものを
捨ててしまったら、大騒ぎ。
ゴミ箱ひっくり返して探してました。
どこのうちの子もそうなんでしょうね。
そんなにして取り戻したものも、今じゃ全然見向きもしない。
でも、こっそり捨てたら、また怒られるんだろうなー（笑）

きつねのでんわボックス

★きつねのでんわボックス☆　　戸田　和代・作　　たかす　かずみ・絵

　山奥に住むきつねの親子。
とっても仲の良い親子でしたが、こぎつねがある日死んでしまいました。
悲しみにくれる母さんぎつねでしたが、
遠くに見える電話ボックスの灯りにひかれて、歩いてゆきました。
すると、電話ボックスに人間の男の子がやってきました。
その子にじぶんの子供の姿を重ねあわせたかあさんぎつねは
毎日その子に会いに行きました。
その男の子は、お母さんが入院をしていて、
いつも決まった時間に電話をしていたのです。
そんなある日、その電話ボックスがとりはずされることになりました。
男の子を不憫に思ったかあさんきつねがしたこととは・・・

ほんわか～じわ～りとする良い絵本です。
ちょっと長いので、読んであげるのは大変かもしれませんが
オススメの一冊です。

ちいさな あかいきかんしゃ

★ちいさな　あかいきかんしゃ☆　　鶴見　正夫・文　　高橋　透・絵

　ゆうきくんはお引越し。がらんとなった部屋を見渡し、
大事なミニ機関車のおもちゃがないことに気づく。
お母さんに聞くと、トラックに入ってるわよ、と言う。
新幹線に乗ったり、鈍行列車に乗って、やっと着いた町。
機関車を探してみたけれど、どこにもない。
しかたがないので諦めてしまった。
そんなある日、ゆうきはお父さんの仕事場へ行くことに。
バスに乗って、駅に着いたゆうきが見たものは・・・
赤い、ジーゼル機関車だ！
ぼくのおもちゃが本物になっちゃった。

静岡県の大井川鉄道の井川線、というのがモデルになっているようです。
この絵本自体も８９年作のものなので、
現在の井川線がどうなっているのかは未確認です。
電車好きの下の娘はいたく気に入ったようです。

明日に向かって撃て！

★明日に向かって撃て！☆　　ポール・ニューマン　　ロバート・レッドフォード

　壁の穴強盗団として名をあげたブッチ（ポール）とサンダンス（ロバート）。
銀行の警備が厚くなり、列車強盗に手を染めた彼ら。
列車の行きと帰りを襲う計画を立てたが、返り討ちを食らう。
有名な保安官達が追っ手として雇われたのだ。
しつこい追走に二人はサンダンスの女と南米ボリビアへと旅立つのだったが・・・

ラストが良い、ラストが良い。
あのシーンは永久保存版ですね。
レッドフォードは今はかなりイケてないおじいさんになってしまいましたが、
ポール・ニューマンはいい年のとりかたをしましたね。

CSI：６ 科学捜査班 ＃12

★ＣＳＩ：６　＃１２　哀しいライバル☆

　ある女性宅のガレージで男性の刺殺体。
発見者は女性ビアンカの母で男性はビアンカの恋人だった。
死因は失血死。そして、ガレージにあったソーダ缶には銃弾が・・・
それと同じ弾が以前にビアンカと同棲していた男性の足にも撃ちこまれていた。
一方、自分の車で轢かれた女性。弁護士でもある彼女は、
ニックの監禁事件の犯人の娘と接触していた。
ニックは娘の関与を疑うのだったが・・・

わりあいに地味な回でしたね。
あの思わせぶりなニックの事件ですが、これで終わったんでしょうか？
まだ何かありそうな気がするんですが・・・
番組終了後にinside CSIラスベガスというインタビューが始まりました。
普段は聞けないキャストの肉声（吹き替えじゃない声ってことね）が聞けます。
ちょっと楽しみかな。