ＣＳＩ：９ 科学捜査班 ＃１４

★ＣＳＩ：９　科学捜査班　＃１４　チームワーク☆

　グリフィン下院議員の愛人殺しの裁判。
証言台に立ったのは、ラングストン。
初の証言だったが、検察側の証人の議員の第一秘書の裁判所内での自殺、
新証拠の提示、などのトラブルに見舞われる。
第一秘書は、自分が殺した、との遺書を残す。
ＣＳＩチームは、新たに捜査をしなおすが・・・

なんとかラングストンを視聴者になじませようって
必死な製作陣が垣間見えますねー。
あのグリッソムの後だから、きついかなぁ。
たとえそれがローレンス・フィッシュバーンという大物であっても。
カムバック、グリッソム～！
まあ、ラングストンも嫌いじゃないけどね。

楊令伝１３ 青冥の章

★楊令伝１４　青冥の章☆　　北方　謙三

　梁山泊は交易を開始し、その利は想像以上だった。
宣賛は天下を夢見、　幕僚の一部は領土拡大を望む。
だが、楊令にその気はない。
だが、呼延凌に北京大名府に駐留させ、その気はあるぞ、という姿勢は見せる。
張俊は斉国の禁軍となり、扈成は宰相。
金国の傀儡ではあるものの、その支配から脱しつつある。
その張俊は梁山泊と激突し、敗北する。
岳飛は岳家軍として、軍を増強すべく、民に重税を敷く。
金の蕭珪材と対峙し、激戦を重ねる。
最後は一対一の勝負で、かろうじて蕭珪材軍に勝つものの、
民の反乱によって、西の戦線が敗北。
岳飛は南宋の招聘に応じる。
ちょ律は、呉用の護衛を離れ、青蓮寺の赫元を追跡。
そして、致死軍の候真とともに赫元を追い込むが、逆に追い込まれてしまう。
しかし、戴宗がなんとか脱出する。
候真は戴宗と仲が悪いため、自分は見捨てられる、と覚悟するが、
戴宗は死力を尽くして、新たに３万の軍勢の将軍となった秦容に報告。
候真たちは赫元の拉致に成功する。
時化にも強い船を製造中の阮小二だったが、試航海の際に、
南宋の水軍によって、船ごとさらわれてしまう。
李富はその船の構造を知るため、葉春をつけるが、
クセモノの阮小二は、のらりくらりとかわす。
梁山泊水軍は、これを放っておくはずはなく、
潜水部隊の張敬の働きによって、大型船は消失し、阮小二は助けられる。
隊商の護衛を任されている李英。
だが、彼はふてくされていた。
そこに巧みな斉国からの招聘。
李英は梁山泊に背を向ける・・・

お、今回は楊令の戦闘シーンがあるかと思いきや。
そのシーンは結果報告だけで終わり。
史進の出番もなかったなぁ・・
一番のシーンは、岳飛と蕭珪材の一騎打ちのシーンか・・・
そしてラストは李英の離脱。
次巻、この李英が活きてくるかな？

オー！ファーザー

★オー！ファーザー☆　　伊坂　幸太郎

　普通の高校生の由紀夫。
だが普通でないところもある。
それは父が４人いること。
ギャンブル好きの鷹。中学教師の勲。女好きの葵。大学教授の悟。
そんな由紀夫にあるトラブルがふりかかる。
こよなく息子を愛する父親達が、由紀夫を助けるためにとった行動とは？

いいなぁ、こんなお父さんたちがいたら、楽しいだろうなぁ・・・
遺伝子的な父親は１人だけどね。
本当は誰が本当の父親なんだろうって想像するだけで楽しいかも。

ＢＯＮＥＳ３ ＃４

★ＢＯＮＥＳ３　＃４　土の中の秘密☆

　セラピー中のブースとブレナンのもとに事件発生の報。
現場に赴くと、そこには発熱している腐乱死体。
ブレナンとカミールは遺体が調理された、と判断。
腐敗のわりには、死後そうはたっていないと推測する。
遺体の身元は自然食品のチェーン店の創始者、フランクであることが判明。
ブースたちは妻に話を聞きに行く。
妻はとても良い夫で人に恨まれるような人ではない、と言うが、
その実、付近の農家を有機栽培させようと、強引な手段を取っていたことがわかる。
さらに新たに別な遺体が発見され・・・

仲良くセラピーを受ける二人が仲睦まじい。
そして、虫大好きなホッジンズが、嬉々としてるのが可愛らしいですね。
見た目はムサいけど・・・

感染列島

★感染列島☆　　妻夫木　聡　　壇　れい

　松岡（妻夫木）が勤める病院に診察に訪れた若夫婦。
インフルエンザの検査も陰性で、自宅療養をすすめる。
その夫が、重篤な症状を発して、翌日病院に運び込まれる。
手当ての甲斐なく、患者は死亡。
そして、その患者と接触した医師も感染し、死亡する。
時を同じくして、近くの養鶏場で鳥インフルエンザが発生。
松岡の勤める病院は隔離病院となる。
だが、同じような症状の患者が次々と現れ、日本列島はパニックに陥る・・・

アウトブレイクを彷彿とさせる映画ではありますが、
所詮邦画ですからねー。
突っ込みどころは満載ですねぇ。
でも、昨年新型インフルエンザが大流行（ちなみに私も感染・・・）したことも
記憶に新しいので、そうそうありえない話ではない、よねぇ。
ウイルスって怖いね。

ＣＳＩ：９ 科学捜査班 ＃１３

★ＣＳＩ：９　科学捜査班　＃１３　さわやかな凶器☆

　ファーストフード店チュージーズ・チキンの厨房で、
地域マネージャーのボブが死んでいるのが発見される。
死因は頚椎離断。
そして、床には何かをひきずったような跡。
誰かともみ合いになり、ボブは殺されたのだろうか？
　一方、不動産業を営むメリンダが、自宅のベッドで手錠につながれた状態で
死んでいるのが発見される。
夫は泥酔状態。当然、容疑は夫にかかるが、夫は全否定。
やがて妻の死因は、フッ素入りの歯磨き粉を大量に摂取し、
中毒死したことが判明するが・・・

メリンダの執念はいかばかりか・・・
ラングストン教授も大分慣れてきましたかね。
でも、ローレンス・フィッシュバーンの声を当てるのが、
銀河万丈さんているのはちょっと・・・
どうもそぐわないです・・・

ＬＯＳＴファイナル ＃１０４

★ＬＯＳＴファイナル　＃１０４　ＬＡ　Ｘ☆

　シドニーからロスへ向かう飛行機の中。
ジャック、ケイト、ソーヤー、ハリー、チャーリー、ブーン、
ロック、サン、ジン、バーナード、エズモンドが乗っている。
途中乱気流に入ったり、ちょっとしたトラブルがあったものの、
飛行機は無事にロスに到着する。

　気がつくとケイトは木の上に。
マイルズ、ジャック、ソーヤーと出会い、意外なものを目にする。
それはハッチ。
水爆の爆発によって、造られるのを阻止したはずのハッチ。
ジュリエットの犠牲は何だったのか？
ジャックを責めるソーヤー。
だがハッチの瓦礫の中から、ジュリエットの声が・・・
皆は必死で救出しようとする。
　別な場所で気がついたハーリーとジンとサイード。
サイードは重傷。
ジャックを呼びにジンが走る。
そこでジュリエット救出中の皆に出会い、車を使って、
瓦礫をどかそうとする。
そのジンを待つ間、ハーリーのもとにジェイコブが現れる。
ジェイコブはテンプルに来ればサイードを助ける、と告げ、消える。
ジュリエットをやっと見つけたソーヤー。
だが、ジュリエットは息絶える。
サイードの状態を見たジャックは、助けられない、と諦める。
そこでハーリーは皆にテンプルに行けば助けられる、と告げる。
　ジェイコブを刺したロック。だがそのロックは？
そのロックにリチャードを呼んで来い、と言われたベンは、
外に出、ロックの遺体を見て驚愕する。
そして、ライナーの部下達が、ジェイコブのいた場所に武装してやってくる。
すると、黒い霧が彼らを襲い、全滅させてしまう。
ベンは襲われず、襲撃が終わった後に、ロックに、
見苦しいところを見せた、とにこやかに告げられるのだった・・・

非常にわかりづらいっ。
どうやら、水爆に成功した場合、失敗した場合、という
二つの世界を同時に描いているらしい。
まあ、段々見ていけば理解できるかも？
チャーリーやブーンなど、懐かしい面々が出てきたのは嬉しかったな。
そして、次回は真田広之が登場。
どんな役で出てくるんでしょうね。
楽しみぃ～。

ＢＯＮＥＳ３ ＃３

★ＢＯＮＥＳ３　＃３　　サラブレッドの最期☆

　両手は縛られ、両足は切断された腐乱死体が森で発見される。
被害者はカードの記録から、郊外のホテルに宿泊していたことが判明。
そこに向かったブレナンとブースは驚愕する。
そのホテルは、騎手と馬になりきったカップルが集う宿だったからだ。
２人は、ホテルのオーナーや、顧客から話を聞くが・・・

いやいやいろんな性癖の人がいますが、
これまた異常な性癖で・・・
騎手ならまだしも、馬、ですか・・・
日本でもいるんですかねー？

デス・レ－ス

★デス・レース☆　　ジェイソン・ステイサム　　ジョーン・アレン

　妻殺しの濡れ衣を着せられ、収監されたエイデム（ジェイソン）。
その刑務所では、”デス・レース”なるものがインターネット中継で放送され、
莫大な利益を上げていた。
デス・レースは囚人が運転し、マシンガン搭載のマシンで所内のコースを
三日間で競い合うもの。
そしてその名の通り、敗者には無残な死が訪れる。
そこで５勝すれば、無事に釈放される。
そして、フランクという謎のレーサーが、４勝をあげている。
だがフランクは既に死亡。
しかし所長のヘネシー（ジョーン）はエイデムにフランクになりすまし、
レースに出ることを強要。
エイデムは１勝すれば、釈放される、との甘言と、
一人娘をたてに、レースに出るよう強要する・・・

まあ、今の時代じゃありえないよね。
でもなかなかに面白かったです。
あのレースがＣＧなしっていうのは凄いかも。

クリミナル・マインド４ ＃２６（最終回）

★クリミナル・マインド４　＃２６　地獄からの帰還－後編－☆

　数々の証拠から農場の持ち主であるメイソンにたどり着いたＢＡＵ。
だがそのメイソンは四肢麻痺で首から先しか動かせない。
こんな彼に人殺しなどできるはずがない。
オンタリオ警察のベッドウェルはホッチに帰るよう言うが、
モーガンが血染めの靴を大量に発見。
その数はなんと８９足。
被害者は１０人どころではなかったのだ。
そして殺した後は、農場の豚に遺体を処理させていたらしい。
ＢＡＵはなんとか拉致されたケリーを救出しようと必死の捜査を試みる。

結果は私の思い通り。
そして、重苦しいながらも、素直にシーズンファイナルを迎えるのかと思いきや。
海外ドラマの常套手段、はたまたクリフハンガーです。
かつて警察の手に落ちながらも、逃亡したリーパーが、
なんとホッチの自宅に・・・
そしてホッチに銃口を向け・・・
はぁぁ、シーズン５は冬、だよなぁ・・・
まだ本格的な夏も終わってないし。
先が長いです。

　

別冊 図書館戦争Ⅰ

★別冊　図書館戦争Ⅰ☆　　有川　浩

　堂上は基地から近くの病院に転院。
郁はしばしばお見舞いに行く。
そんな堂上も復帰し、職場では公私混同しない２人。
２人の仲は公認で、うまく行っている。
だが、なかなか先に進めない。
郁は戦闘にかけてはいっぱしのものだが、
こと恋愛に関しては純情培養娘。
そんな郁を堂上は急がしはしないものの、
郁の態度によって、２人の距離がとおくなってしまい・・・

図書館革命のエピローグで結婚していた堂上と郁。
その結婚までの経緯を書いた巻、ですね・・・。
革命ではちょっと唐突過ぎたので、ここでそれが読めたのは僥倖。
恋愛小説は苦手な私ですが、ラブコメなら大丈夫だわ。
有川作品のほかのものでも（たとえば植物図鑑とか・・・）
こんな感じ（キャラがたってる！＆コメディ要素アリ）だったらいけるかも・・・
他のも試してみようっと。

マドンナ・ヴェルデ

★マドンナ・ヴェルデ☆　　海堂　尊

　山咲みどり、５５歳。
夫を早くに失くし、娘理恵を女手一つで育て、
立派な産科医となる。
めったに実家に帰ってこない理恵が帰郷し、
みどりにある依頼をする。
私の子供の代理母になってもらえない？と・・・
みどりは唖然とする。
理恵は子宮に異常があり、妊娠したものの、子宮を取らなければならない、と言う。
みどりは悩むが、理恵の表情を見、引き受けることにする。
だがこのことは医学会では認められていないことから、極秘扱いとなる。
診察は理恵が診るが、病院では親子であることを悟られてはならない。
はじめは理恵のため、と思っていたみどりだったが、
理恵の態度に不安が生じ、生まれた子供は渡さない、と言い出すが・・・

ジーン・ワルツをみどりさん側から見た話です。
覚えてる名前が次々でてきて、記憶を揺さぶられながら読みました。
ジーン・ワルツは映画化されるようで、
きっと主演は菅野美穂さんみたいです。
早川教授は誰がやるのかなぁ・

ＣＳＩＮＹ５ ＃２５（最終回）

★ＣＳＩＮＹ５　＃２５（最終回）　殉職☆

　フラックが情報屋テレンスと会っている最中。
ジェシカはダンブルックの裁判の証言をする、息子コナーを警護していた。
仲睦まじく、今夜の予定を話していた２人だったが、
突然の轟音と銃声。
コナーを誘拐すべく、ダイナーに車が突っ込んできたのだ。
４人の男が現れ、ジェシカは被弾。応戦するものの、コナーは攫われてしまう。
急ぎ現場に向かったフラックだったが、ジェシカは２ヶ所に被弾し、
緊急手術が行われるものの、還らぬ人となってしまう。
マックはジェシカの弔いのためにも、署員全員にハッパをかける。

とうとうシーズンファイナル。
今回は素直に終わるのかなぁ、と思っていたら、
突然の銃乱射。
やっぱりクリフハンガーなのね・・・

ＣＳＩ：９ 科学捜査班 ＃１２

★ＣＳＩ：９　科学捜査班　＃１２　ラ・マンチャの男たち☆

　ＧＳのトイレで激しい暴行の末、ＦＢＩ捜査官のハットフォードが殺された。
目撃者は超人ハルクのようだった、と証言。
ブラスはハットフォードの同僚捜査官、エマとマイルズに事情を聞く。
彼らは人身売買組織の摘発のため、ワシントンから来た、と言う。
ライリーらは、そのＦＢＩのアジトに案内されるが、そのお粗末さに愕然とする。
やがて、ハットフォードを殺した男が判明する。
確保に向かった警察官の銃を奪い、偽警官の銃は空砲だ、と言い、
自身の頭に付きつけ、発砲、即死してしまう。
やがて今度はエマが死体となって発見される。
さらに、ＦＢＩから、ハットフォードなる捜査官は存在しない、と報告され・・・

なんともまぁ、という回ですね。
ハットフォード、エマ、マイルズは、空想傾向人格障害者。
それでも本物のＦＢＩとして捜査し、なんと組織を追いつめたんだから凄いね。
それにしてもほんといろんな病気があるのねぇ・・・

虚報

★虚報☆　　堂場　瞬一

　東日新聞に勤める長妻は、集団自殺事件の取材をする。
それはあっけなく終わるはずの取材だったが、
全国各地で同じやり方での自殺が相次ぎ、
なおかつその自殺者が、ＴＶによくコメンテーターとして出演する、
大学教授上山が開いていたＨＰを参考にしていたらしい。
上山と懇意にしていた長妻の先輩記者、市川はこの事件に注目し、
長妻を手足として取材を開始する。
だが、特ダネは他社にもっていかれ、
長妻は市川からのプレッシャーと、自分のプライドにかけて
大暴走をしてしまう・・・

初の堂場作品。
前から気になっていた作家さんです。
てっきり警察モノだと思っていたのに、記者モノでした。
そして、私的にはイマイチ・・・
今度は警察モノ、読んでみようっと。