グレイズ・アナトミー ＃１

★グレイズ・アナトミー　＃１　甘い夜はオペの始まり☆

　メレディス・グレイはシアトル・グレース病院のインターン。
ナチ、と呼ばれるベイリー医師の厳しい指導の下、
過酷な労働を強いられる。
そんな中、彼女が担当する少女、ケイティの容態を両親に尋ねられた
メレディスは、新たに担当となったシェパード医師を呼びに行く。
そこでメレディスは唖然とする。
シェパードは昨夜、彼女が酔った勢いでベッドを共にした男だったのだ。
距離を置こうとするメレディス。
だが、ケイティが原因不明のてんかんを起こし、
その原因を突き止めたものはオペに参加させる、というシェパードの提案に、
友人クリスティーナが乗り気になり、二人で原因を突き止める。
だが、シェパードは助手として、メレディスを指名するのだった。

シーズンⅠは９話完結。
なかなかに面白いです。
パトリック・デンプシーはきっとこれで人気が出たんでしょうね。

２４ シーズンⅢ ＃１

★２４　シーズンⅢ　＃１　１３：００☆

　ジャック・バウアーは１年の潜入捜査の末、メキシコの麻薬王、サラザールを逮捕。
そして、今日、そのサラザールが取引に応じ、テロリストの名を明かす・・・
だが、サラザールは与えられたペンで弁護士を刺す。
その頃、保険局が爆破され、その跡から、ウィルスに感染された死体が発見される。
そのウィルスは驚異的な感染力をもつものだった。
やがて、ＦＢＩに脅迫電話。
サウザールを開放しないと、そのウィルスをロスにばらまく、というものだった。
ＣＴＵに戻ったジャック。
ＣＴＵでは、トニーがチーフとなり、ミッシェルが彼を補佐していた。
そして、ジャックの娘のキムも一員となり、分析官として働いていた。
そのキムと交際しているのが、現在、ジャックの相棒となっているチェイス。
チェイスはジャックが心配でたまらない。
どうやらジャックは潜入中にヤク中になってしまったらしい。
その禁断症状から、理不尽な怒りを部下にぶつけてしまっていた。
　暗殺未遂から復活を遂げたデビッド・パーマー大統領。
補佐官に実弟のウェインを起用し、
彼の命を救った女医、アンとは恋人関係になっていた。

やっとシーズンⅢに手をつけちゃいました。
これを見始めるとかかりきりになっちゃうんだよねー。
でもいい加減に見始めないと・・・
なんせグレイズアナトミーにも手を出し、
ＬＯＳＴ一挙放送、という文字に惹かれて、
録画溜めしている状態。
さらに７月からは、クローザーにも着手。
７月後半には、ゴーストとＨＥＲＯＥＳ２も始まる予定・・・
忙しくなるぞぉ・・・
そうだ、ＣＴＵの一員にＨＥＲＯＥＳのサイラーがいましたっ。

ロッキー・ザ・ファイナル

★ロッキー・ザ・ファイナル☆　　シルベスター・スタローン　　バート・ヤング

　かつて２度タイトルを獲得したロッキー・バルボア（シルベスター）。
今は小さなレストランの経営者。
しかし、ボクシングへの情熱は心に潜んでいる。
時のヘビー級王者のディクソンは、その強さのあまり、対戦相手がいなかった。
ＴＶでのＣＧによる二人の対戦を観たロッキーは、
ボクシング界に復帰することを決意。
そして、ディクソンからの、エキシビジョン・マッチのオファーを受けるが・・・

いわずと知れたロッキーの最新作であり、完結版。
６０を超えたスタローン、よくやりましたね・・・。
前半はなかなかに地味な展開でしたが、
後半は苛烈なファイティング。
基本的にボクシング嫌いですが、何とか観ました。
やっぱり迫力はあります。
嬉しかったのは、ロッキー.jrが、ＨＥＲＯＥＳのピーター・ペトレリ役の
マイロ・ヴィンティミリアだったこと。
久々に彼の顔が見られて嬉しかったわ。
来月末から、またＨＥＲＯＥＳが始まるので、そっちも楽しみです。

君の望む死に方

★君の望む死に方☆　　松下　奈緒　　窪塚　俊介

　「扉は～」から３年後・・・
優佳（松下）は、社長秘書として働いていた。
そして、社長に脅迫状が届いたことから、彼の身辺を心配する。
優佳は伏見の事件が忘れられないのだ。
社員研修が行われるが、
優佳の心配をよそに社長は自らを危険に晒しているように見える。
そんな時、梶間（窪塚）という謎めいた社員が現れる。

これも前回同様、狭い空間でのお話。
ヒロインが黒木メイサから、松下奈緒に。
やっぱり雰囲気が変わりますね。

扉は閉ざされたまま

★扉は閉ざされたまま☆　　黒木　メイサ　　中村　俊介

　大学時代のゼミ仲間が集まった同窓会。
そこで伏見（中村）は、完全犯罪を狙い、新山を殺す。
そして、その死体発見は、１０時間後でなければならない。
伏見は、仲間に不審を抱かれぬよう行動するが、
そこに昔の恋人、優佳（黒木）が現れる。
優佳は伏見の様子がおかしいことに気づく。
そして、表の窓から、新山の部屋に入り、愕然とする。
発見時、まだ１０時間経っていなかった。
伏見と優佳の行動は・・・？

このミステリーがすごい！コンクールでの２位を獲得した原作。
地味だなぁ・・・というのが感想。
というのも、舞台が同窓会を行った友人の豪邸のみだから、かな？
でもひとつ勉強になりました。
ネタバレになるのでここには書きませんけどね・・・

悪人

★悪人☆　　吉田　修一

　保険外交員の佳乃が殺される。
彼女が同僚に言い残したことから、大学生が容疑者となる。
その学生は姿を消しており、疑いは濃厚と思われたが、無実であることがわかる。
佳乃は出会い系を利用しており、そこで出会った祐一が犯人であった。
祐一は事件後に出会った光代という女性と交際していた。
警察の手が祐一に伸びると、彼は光代と共に逃避行するが・・・

タイトルの悪人。
いったい誰が悪人なんだろう、と思ってましたが、
最後で明らかになりましたね・・・なるほどなるほど・・・

クィーン

★クィーン☆　　ヘレン・ミレン　　マイケル・シーン

　１９９７年、トニー・ブレア（マイケル）は首相に就任。
その直後、元皇太子夫人、ダイアナが事故死する。
今は民間人ということで、エリザベス女王（ヘレン）は、正式な見解を出さずにいた。
だが、そのことが原因で、イギリス国民は、女王への反感を強める。
事態を重く見たブレアは、なんとかしようとするが・・・

女王って、自分で運転もできるんですね・・・
なんか意外でしたね。
さすがにヘレン・ミレンがオスカーを獲っただけあって、
迫力のある女王でした。

リベンジ

★リベンジ☆　　ケビン・コスナー　　マデリン・ストー

　海軍を退役し、旧友のもとを訪れたコクラン（ケビン）。
そしてそこには、その旧友の若くて美しい妻、ミリエラ（マデリン）と出会い、
恋に落ちる。
だが二人の関係は、地元の顔役でもある夫に気づかれてしまう。
コクランは半殺し、ミリエラは、顔を切りつけられ、娼館送りとなってしまう。
なんとか一命をとりとめたコクランは、ミリエラを探しながら、
復讐を誓うが・・・

う～ん、イマイチイマイチ。
ケビンは若くて、かっこいいけど、ストーリーがなぁ・・・

ＣＳＩＮＹ３ ＃２４（最終回）

★ＣＳＩＮＹ３　＃２４　奪還☆

　フラック指揮で、９００キロのコカインを押収。
コカインと武器はラボに保管された。
その矢先、ＣＳＩでガス漏れ事故が発生。
職員は全員避難する。だが、マックとステラは異変に気づき、
ラボに残る。
なんとコカイン密輸のギャングの残党が、奪い返しに来たのだ。
しかし、マックもステラも丸腰。
携帯も一般電話も使えない状態になっている。
だが、ホークスも館内に残っていることがわかり、３人は機転を働かせる。
その頃、ダニーはコカイン押収の現場で、
アダムとともに犯人グループに拘束されてしまう。
ここは、ラボでの事件に目を向けさせないための陽動作戦だった。
ダニーは傷だらけになりながら、必死に抵抗を試みるが・・・

最終回にふさわしいハラハラドキドキの回でした。
今シーズンは、マック演じるゲーリー・シニーズが言っていたように、
今までで一番の出来のシリーズだったと思います。
ダニーとリンジーの仲も発展。
今後に大いに期待です。

ＣＳＩ：７ 科学捜査班 ＃１０

★ＣＳＩ：７　＃１０　殺人模型アーニー・デル☆

　建築現場のコンクリートに半身が埋まり、身動きできなくなった男。
そこには女性の刺殺体。
男のあまりの間抜けぶりに、キャサリンは笑いをこらえ切れない。
その頃、ニックとウォリックはガスオーブンに顔を突っ込んだ老女の事件を捜査中。
付着していたゼリーの痕跡から、被害者の向かいの部屋の住人に疑惑が向くが、
誰が住んでいるのかわからない。
しかし、その家で子守をしてもらっている子の証言で住人が判明。
なんとその住人は、コンクリート男だった。
一方、チキン工場で発見された男性の死体。
そして、そこにも例の模型が・・・
これで模型は３つ。しかし被害者の共通点がわからない。
だが、サラが発見。
容疑者はそこで働くアーニー・デル。
そして彼の部屋からは、模型の小物をつくる雛形が発見される。
しかし、アーニーは犯行を否定。
だが、確実な証拠を得て、確保に向かう。
その時、グリッソムに届いた一通のメール。
そこにはアーリーの画像。
彼は事件のことを自白しないまま、拳銃自殺してしまうのだった・・・

なんか煮えきらずに終わった模型殺人。
これはこのまま、ジ・エンド、なんでしょうか？
なんか最後のグリッソムの表情が冴えない。
そして、次回のタイトルは、「旅立つグリッソム」
いったいどういう事？

燃ゆるとき

★燃ゆるとき☆　　中井　貴一　　鹿賀　丈史

　アメリカに進出した即席めん企業、サンサン．INC。
しかし、他のアジアの格安麺に押され、経営は悪化していた。
なんとか立ち直らせるべく、現地社長の深井（鹿賀）と
資材担当の川森（中井）が現地へ飛ぶ。
川森の尽力もあり、高品質のオイルや、新しい味の成功で、
会社経営は上向く。
だが、川森の部下で、私生活に問題を抱えるキャサリンによって、
川森はセクハラの疑惑をかけられてしまう。
川森は全くの無実だったが、日本へと帰されてしまう。
辞職は免れたものの、不遇の時を過ごす。
しかし、３年後、現地で会社を潰す恐れのあるユニオンが
結成されそうだとの危機に、再び川森が呼び戻される。

やっぱり中井貴一は、こういうサラリーマン役が似合います。
ストーリーはまあ、こんなものかな？
アメリカが舞台なわりには、あまりアメリカっぽく感じないのは私だけかなぁ？

ジャケット

★ジャケット☆　　エイドリアン・ブロディ　　キーラ・ナイトレイ

　湾岸戦争での負傷で記憶障害を負ったジャック（エイドリアン）。
ある時、ヒッチハイクの旅をしていたときに出会った母子に、
軍の認識票をその娘ジャッキーにプレゼント。
その後、ヒッチハイクした車で、警官に呼び止められる。
乗せてくれた男が、警官を殺すものの、逃走したため、
気を失ってしまったジャックが逮捕されてしまう。
そして、精神病院へ送られたジャック。
そこのベッカー医師は、治療と称し、彼に拘束衣を着せ、
死体置き場の引き出しに彼を閉じ込める。
そこに置き去りにされたジャック。
だが、彼の身に不思議なことが起きる。
なんと、１５年後にタイムスリップしていたのだ。
そしてそこで出会ったのは、成長したジャッキー（キーラ）。
ジャッキーに話を聞くと、ジャックは既に死んでいるという。
ジャックは自分の死因を探るために動き出す。

面白かったです。
バタフライ・エフェクトとちょっと似てるかな。
主演二人のベッドシーンがありますが、
エイドリアン、痩せすぎ・・・役作りでしょうか？
それとこのジャケット、というタイトル、どういう意味なんですかね？
原題も「ＴＨＥ　ＪＡＣＫＥＴ」だし。
拘束衣のことを言ってるのかなぁ？

　

ナイロビの蜂

★ナイロビの蜂☆　　レイフ・ファインズ　　レイチェル・ワイズ

　英国外務省一等書記官ジャスティン（レイフ）は、
妻テッサ（レイチェル）と共にケニアのナイロビに赴任。
テッサは現地での救援活動にいそしむが、ジャスティンは立ち入らないでいた。
しかし、そのテッサが殺害される。
どうやら、テッサは国家と製薬会社の陰謀を探り、
それが原因で殺されたらしい。
妻の仕事に無関心だったジャスティンだったが、
真相を突き止めるべく動き始める。
だが、それは、彼の命をも狙われかねないことだった・・・

レイチェルがオスカーを獲った作品。
たしかに良い、です。
不実な妻を思わせながら、その実は夫を非常に愛していた事実。
サスペンス調でありながらも、ラブストーリーにも深みがある。
ラストのジャスティンの行動もその愛ゆえに。
秀作です。

恋するレシピ ～理想のオトコの作り方～

★恋するレシピ　～理想のオトコの作り方～☆　　マシュー・マコノヒー　　サラ・ジェシカ・パーカー

　３５歳になっても親元から独立しないトリップ（マシュー）。
そんな息子に危惧を抱いた両親は、カウンセラーのポーラ（サラ）を雇う。
クライアントに恋愛感情は抱かない、というポーラだったが、
次第にトリップに惹かれていってしまう。
しかし、トリップにサラの職業がばれてしまう。

軽快なタッチのラブコメ。
マシューもこういう役のものもなかなか似合いますね。
でもアメリカでは親と同居する、というのは
恥ずかしいことなんでしょうかね？

王の男

★王の男☆　　カム・ウソン　　イ・ジュンギ

　１６世紀初頭の韓国。
旅芸人のチャンセン（カム）と女形のコンギル（イ）。
二人は芸人一座を抜け出し、漢陽へと向かう。
そこで演じた王を揶揄した芝居が重臣の目に留まり、
二人は王宮へと連れていかれる。
そこでヨンサングン王が笑わなければ死刑、という状況に追い込まれるが、
王はいたく気に入り、宮殿に彼らを住まわせる。
だが、ヨンサングンの暴虐ぶりに、チャンセンは宮殿を出ようとする。
が、王はコンギルをいたく気に入ってしまうのだった・・・

韓国では大ヒットだったらしいです。
ヨンサングンというのは、実在の王で、韓国史上最悪の暴君。
この王が廃帝になった後の、チュンジュン王が、「宮廷女官チャングムの誓い」の
王だそうです。
チャンセンのコンギルに対する思い、とは、友情以上のものだったのでしょうかねー？
その辺がよくわかりませんでした。