ザ・プレイヤー

★ザ・プレイヤー☆　　ティム・ロビンス　　グレタ・スカッキ

　大手映画スタジオのエグゼクティブのグリフィン（ティム）のもとには
毎日脚本家や監督の映画の売り込みがひきもきらない。
そんなある日、彼の元に脅迫じみた絵葉書が届き始める。
気になるグリフィンは、自分が袖にした脚本家の見当をつけ、
その男に近づこうとする。が、自宅に彼はおらず、
その恋人に彼の居所を聞き、彼がいるという映画館に向かう。
そこで、グリフィンは、君の脚本を買うから、嫌がらせはやめてくれ、と言う。
が、口論になり、グリフィンは勢いあまって彼を殺してしまうのだった・・・

カメオ出演のハリウッドスターがわんさか。
なかなかのストーリーでした。
劇中映画のラストシーン、ありゃなんじゃ、でしたね。
どこかで見たような、という感じで。
かなり前の映画なので、ティムが若かったです・・・

クローザー ＃８

★クローザー　＃８　愛情の形☆

　ゲイバーにバットで殴打され、瀕死の男性が運ばれる。
が、間に合わずに死亡。
容疑者は、最近ゲイばかりを狙った強盗犯だと思われた。
テイラー警部率いる強盗殺人課が、容疑者を逮捕。
殺人の自供をも得るが、それは強要されたものだった。
ブレンダは被害者の友好関係を洗うが・・・

ちょっとずつまとまってきたかな？ロス市警も。
相変わらずフリン警部補はダメみたいだけどね。
今回出てきた猫ちゃんがすごく可愛かったです。

ＬＯＳＴ２ ＃４９

★ＬＯＳＴ２　＃４９　破滅の刻☆

　サイードとの作戦も空しくジャックたちは虜となってしまう。
マイケルとウォルトは取引通りに船を与えられ、島を出立。
ハーリーは、ここには近づくな、と仲間に伝えろと言われ、解放される。
ジャックとケイトとソーヤーは、袋を被せられ、連れ去られる。
　その頃ハッチを追い出されたエコーは、ダイナマイトを取り出し、
扉を爆破する。が、扉は開かず、エコーは気を失う。
　ハッチ内では、エズモンドが入力結果のデータを見ていた。
そして、パスワード入力が遅れた日に、ロックたちの乗った飛行機が墜落したことを知る。
エズモンドはやはりパスワード入力は必要だ、と説き、入れようとするが、
何も起こらない、と思っているロックは、パソコンを壊す。
そして、運命の刻・・・
ハッチ内は電磁波で金属が飛び、空は不穏な色を見せる。
不快な音が耳を裂く。そして・・・

これにてシーズン２は終了。
その後の島はどうなったのか？
ジャックたちの運命は？
マイケル達は無事に島を脱出できるのか？
はたまた謎を含んだまま、シーズン３に突入です。

ＴＡＸｉ４

★ＴＡＸｉ４☆　　サミー・ナセリ　　フレデリック・ディファンタール

　良き父、良き夫となったタクシー運転手ダニエル（サミー）と
ドジ刑事エミリアン（フレデリック）。
今回はベルギーの凶悪犯を護送する、という任務がマルセイユ警察に課される。
が、エミリアンの早合点により、その凶悪犯を釈放してしまう。
たまたまその犯人をダニエルがタクシーに乗せたことから、
彼らの行き先はわかり、こっそり後をつけるのだが・・・

う～ん、ＴＡＸｉってここまでコメディ化してたっけ・・・
まあエミリアンのドジぶりは健在。
署長のドジぶりはパワーアップ。
物足りないのは、ダニエルのかっ飛びシーンか？
まあ、もう一回観たい、とは思わないですね。

ＬＯＳＴ２ ＃４８

★ＬＯＳＴ２　＃４８　旅路の果て☆

　サンが漂流するボートを発見。
調べるために乗り込むと、中から発砲。
そして、出てきたのはパスワード入力の前任者エズモンド。
彼は船で島からの脱出を図ったが、結局島に戻されてしまったのだ。
エズモンドは自暴自棄に酒をあおる。
　マイケルに騙されたふりをして、ウォルト奪還に向かったジャック。
ジャックはサイードがエズモンドの船で、彼らのアジトに先に向かう、という
計画を立て、皆には話さず出発する。
船はエズモンドが操縦を拒否したため、サンとジンが乗り込む。
　ひたすら北を目指すジャックたち５人。
ケイトが尾行者に気づき、発砲、１人は死亡するが、
この件でマイケルが皆を騙したことを知る。
　ロックはパスワード入力をやめても何も起こらないと判断。
入力をやめようとする。が、今度はエコーがパスワードにとりつかれる。
ロックはエズモンドとともにエコーを室から締め出し、
パスワードを押させないように策略。
エコーはチャーリーにハッチはどう開けたのか聞き、
それがダイナマイトだと知ると、爆破をしようと考える。

何がエコーをそこまで変えちゃったんでしょうか？
それとエズモンドとリジーは知己だったんですね。
リジーが死ぬ前に会っていれば、また別な展開があったかも？
そして、いよいよ次回がＬＯＳＴ２最終回。
楽しみです。

クローザー ＃７

★クローザー　＃７　奪われた人生☆

　裁判官が殺された、との連絡を受け、ブレンダは現場へ急行する。
遺体の確認中、被害者の携帯が鳴り、ブレンダが応対する。
電話の主は被害者の元妻。
２人の息子で自閉症の長男と連絡が取れない、と電話してきたのだ。
しかし、付近に被害者の車はなく、息子の姿もない。
ブレンダは息子の行方を捜すことを優先。
やがてＬＡ空港で車が発見され、トランクから息子が発見される。
自閉症の彼は、震えながら、ただ数字を羅列するだけで
詳しい話は聞けそうになく、ブレンダは戸惑う。

久々にクローズの鑑賞。
相変わらず部下たちはブレンダに反抗的。
この状態はいつまで続くんですかね？

ＬＯＳＴ２ ＃４７

★ＬＯＳＴ２　＃４７　隠された取引☆

　マイケルはウォルトを助けるために、彼ら、のもとに向かおうという。
ジャックは多人数で行くべきだ、と言うが、
マイケルは、ジャック、ケイト、ソーヤー、ハーリーで行こう、と言う。
ソーヤーがサイードに声をかけるものの、マイケルは彼の同行を拒絶する。
これには訳があった。
彼ら、に捕らえられたマイケルは、ウォルトと束の間再会する。
が、助けることはできない。
そして、彼らは取引を申しでる。
その４人を連れて来い、と・・・
サイードは、マイケルの様子から、罠の可能性をジャックに伝える。

まあ、おおかたそういう訳だったんだろうな、と予想通り。
でも、もし、私がマイケルだったら、
彼らの取引のことをジャックに話したんじゃないかな？
ハーリーは怖気づくかもしれないけど、
何かやりようはあったはず。
アナ・ルシアとリビーの死も防げたと思うし・・・
でも、やっぱり子供のこととなると冷静じゃいられないかな？

３００＜スリーハンドレッド＞

★３００＜スリーハンドレッド＞☆　　ジェラルド・バトラー　　レナ・ヘディ

　戦士の国スパルタにペルシア王クセルクセスが使者を送ってきた。
わが国に服従するように、と。
王レオニダス（ジェラルド）はそれを一蹴する。
が、法律は戦争を認めず、レオニダスは３００人の兵士を自分の護衛だ、と称し、
そのわずかな人数で、１００万の敵にたちはだかる。
　海岸線沿いの狭い山道で迎え撃った緒戦。
圧倒的多数の敵だが、スバルタニアン達は、まず勝利を収める。
クセルクセスは、不死軍団や、巨獣を送り込んでくるが・・・

スタイリッシュな映像、シェイクスピアを思わせる語り。
なかなかに忘れられない映画ですね、きっと。
ほとんどが戦闘シーンなため、ちょっと疲れますね。
でもあれだけの激しい戦闘でも、美しさを感じました。
だけど、やっぱり斬った斬った斬ったはあまり好きじゃないけど・・・
ちょっとキル・ビルを思い出しちゃいました。
あと、スパリタニアンたちのあの見事な腹筋は自前ですかね？
自前だったら、立派なものですね。　

ＬＯＳＴ２ ＃４６

★ＬＯＳＴ２　＃４６　死者の伝言☆

　ハッチに戻ったジャックたちは愕然とする。
ルシアが死に、リビーが瀕死。マイケルも怪我を負っている。
ジャックはリビーを楽にするために、モルヒネが必要だといい、
ケイトを連れ、ソーヤーに持ってくるように言う。
ソーヤーは銃と薬品の隠し場所（それは自分のテントの中だった）から、
取り出し、リビーに与えるが、リビーはそのまま死んでしまう。
それを見たハーリーは意気消沈する。
　エコーは夢を見た。
アナ・ルシアはロックを助けろ、といい、弟のイェミも
ロックと共に行動しろ、と言う。
エコーはロックが写し取った謎の図面から、
イェミの乗った飛行機がある場所へと導かれる。
そして、その残骸の下にまた別なハッチがあることを発見するのだった。

ハーリー、かわいそうですね・・・
マイケルもきっとウォルトを人質にとられているがための行動なのでしょうが、
ちょっと許しがたいですね。
それからまた新たなハッチ。
ＬＯＳＴ２も終盤。どういう風に次につなげるんですかね？

　

ＬＯＳＴ２ ＃４５

★ＬＯＳＴ２　＃４５　一丁の銃☆

　ハッチ内でアナ・ルシアがヘンリーに殺されかける。
ロックがきた事で事なきを得る。
ロックは不思議に思う。自分がピンチの時、彼は何もしなかったのに、
アナ・ルシアに牙をむいたことに。
ヘンリーは言う。自分がここに来た目的、それはロックを迎えに来たことだ、と。
　アナ・ルシアはソーヤーから銃を奪い、ヘンリーを殺そうと考え、実行に
移そうとする。が、結局、殺せなかった。
銃を前に逡巡するアナ・ルシアに、マイケルは、自分がやる、と言い、銃を手にする。
が、彼が銃口を向けたのは、ルシアだった・・・
そこに偶然リビーがやってきて、マイケルはリビアにも発砲する・・・

えーえーえー。
もしかして、マイケルが戻ってきたのって、
ヘンリー奪還のため？
そして、ルシアとリビアは死んでしまったの・・・？

敬愛なるベートーヴェン

★敬愛なるベートーヴェン☆　　エド・ハリス　　ダイアン・クルーガー

　交響曲「第九」の初演を４日後に迎えた日。
写譜師のアンナ（ダイアン）はベートーヴェン（エド）のもとに行く。
ベートーヴェンは女性が来たことに怒りを感じるが、
彼女の才能を知ると、共に作曲に打ち込む。
そしていよいよ公演初日。
難聴であるベートーヴェンは、指揮をふるうことに怖気づいていた。
そんなベートーヴェンにアンナは彼から見えるところでサポートし、
公演は大成功を収める。

クラシック好きの人はいいかも。
中盤、第九の演奏シーンはなかなかのもの。
でもまあ、クラシックに通じている人から見ると
さほどらしいのですが、素人である私は圧倒されました。
そして、クレジットを見るまで、ベートーヴェンが
エド・ハリス、であることに気づきませんでした。

舞妓 Haaaan!!!

★舞妓 Haaaan!!!☆　　阿部　サダヲ　　堤　真一☆

　舞妓さんが大好きな鬼塚公彦（阿部）。
転勤で京都に行くことが決まった公彦は、恋人富士子を捨て、
舞妓さんにまっしぐら。
いざ、舞妓遊びをしようとお茶屋さんに赴く。
が、一見さんお断り、という壁にぶち当たり、念願かなわない。
そんな時、社長がお茶や遊びをしていることを知った公彦は、
会社で実績を出し、その席に相伴することがかなう。
そして、その場で、多数の舞妓さんを侍らす野球選手内藤（堤）と出会い、
何かと対抗する。
そして、公彦にフラれた富士子は、公彦を追い、舞妓になる。

クドカン脚本の阿部サダ主演。
阿部さんのハイテンションぶりに、こんな人、近くにいたらヤダなあ、
けど、傍から見てる分には面白い、と実感。
お話はもちろんコメディ。
伊東四朗演じる社長が、野球の球団を買収しますが、
そのチーム名も京都オイデヤース。
これには笑えました。
ただ、結局最後柴咲コウ演じる富士子と、公彦が想う駒子との関係が
どうなったのかがよくわからずじまいでした。

ＬＯＳＴ２ ＃４４

★ＬＯＳＴ２　＃４４　救済の地☆

　ローラは墜落前に医師から余命１年と言われていた。
バーナードはそれを承知で結婚したが、何とか生き長らえてほしいと
オーストラリアのある人物を訪ねたりしていた。
だが、島にきてもう幾日も立つのに、遭難者達は何も手を打とうとしない。
彼は自ら陣頭に立ち、海岸に衛星からも見えるような救難メッセージを
作ろうと言う。
だが、彼に賛同していた人たちも、バーナードのやり方に反発し、離れていってしまう。
ローラはこの島に来て、病気の状態が良くなったことから、
あえて島から出たい、とは思わない、とバーナードに告げる。
　ロックは戸惑っていた。ロックが挟まれて身動き出来なかった時、
彼はパスワードの入力も実行もしなかったのに、何も起きなかった、と言われたからだ。
　ジャックはヘンリーとウォルトの人質交換を試みようと、
ケイトと共に境界線へと行く。
彼ら、はなかなか現れない。が、やっと人影が・・・
だが、それは彼ら、ではなく、マイケル、だった。

バーナードの気持ちはわかる気がします。
でもあれじゃ誰もついてこないよね。
それと気になるヘンリー。
捕まったのは、やっぱりわざと、のようが気がしてきました。
タダモノじゃないもの、あいつ。

眉山ーびざんー

★眉山ーびざんー☆　　松嶋　菜々子　　宮本　信子☆

　旅行代理店で働く咲子（松嶋）のもとに、叔父から、母、入院の知らせが入る。
故郷徳島へと帰郷した咲子に、母龍子（宮本）は昔と変わらぬ心意気を見せる。
主治医から、龍子の容態を聞いた咲子は愕然とする。
彼女はガンであり、手術では治らないほどに進行し、転移していたのだ。
そんな時、この病院の小児科医寺澤が不用意な発言をし、
咲子と龍子を激怒させる。
だが、素直に謝罪されたことで、咲子の気持ちは和らぐ。
龍子は、自分の死後、咲子に渡してくれるよう、弟に頼んでいたものがあった。
叔父は彼女の死を待つことなく、咲子にそれを託す。
そこに入っていたものは、咲子が死んだと聞かされていた父からの手紙だった。
龍子は不倫の末、咲子を生み、女手ひとつで咲子を育てたのだ。
咲子は余命いくばくもない龍子の気持ちを思い、
東京に住んでいるその父親に当たる男性を訪ねてゆく・・・

いつかは向き合わねばならない親の死。
自分の親はいつまでも死なない、と勝手に思い込んでますが、
私の両親も主人の両親も還暦を過ぎています。
今すぐどうこうというここはないですが、
いずれこういう日がきちゃうんだろうなぁ、と思うと切ないです。
そして、やっぱり一番光っていたのは、
宮本信子さんですね。

グレイズ・アナトミー４ ＃１

★グレイズ・アナトミー４　＃１　変わりゆく未来☆

　結婚式でバークにふられたクリスティーナ。
ハネムーン休暇をメレディスと過ごし、病院に戻る。
そこでバークの姿を探すが、一向に見つからず、後でデレクから
病院を辞めたことを聞かされ、ショックを受ける。
　そこに交通事故の患者３人が運ばれてくる。
１人は死亡、と思われたが、息を吹き返し、クリスティーナが担当。
レジデントとなった彼女は、インターンたちに次々と指示を出す。
　メレディスは腕を切断された妊婦の担当。
シングルマザーである彼女は、腕がどうしても必要だ、と懇願。
マークのオペで接合できることがわかるが、
そのオペの最中、陣痛が始まってしまう。
そこで、インターンのやり直しとなったジョージが無事に取り上げる。
メレディスもまたデレクと気まずい関係になっていたが、
インターンとして入ってきた異母妹レクシーが
デレクとバーであった女性だと知ると、気が気でない。
２人で別れ話をするものの、言葉とは裏腹に２人は愛を交わす。
　再びジョージに愛を告白するイジー。
ジョージはインターンのやり直しで落ち込んでいたが、
イジーに自分も愛している、と伝える。
　チーフレジデントの座をカリーに奪われたベイリー。
その怒りから、リチャードと口を聞こうともしない。
が、リチャードがベイリーにはチーフとしての雑務に追われるより、
外科医としてさらに腕を磨いてほしいがために外した、と言われ、
少し気が治まる。
　クリスティーナとアレックス。
クリスティーナはバークに会いたい、とつぶやき、
アレックスもレベッカに会いたい、とつぶやく・・・

なんかみんな可哀相ですね・・・
ちょっと暗い出出し。
一番辛いのは誰だろう？
ジョージ？　クリスティーナ？
こればっかりは決められないですね・・・