え・いが ほん え・ほん

本や映画や海外ドラマの好きな私。その感想などを中心に書いてゆくつもりです。
子供に読んであげた絵本も紹介してゆきます。

ROMA[ローマ] #22

2007-09-29 16:25:19 | ROME[ローマ]
★ローマ #22(最終回) 第一の市民☆

 アクティウムの海戦で敗北を喫し、エジプトに逃げ帰ったアントニウスとクレオパトラ。
オクタヴィアヌスは包囲を固め、降伏を勧告する。
そして、ひそかにクレオパトラに親書を渡す。
それを見たクレオパトラはアントニウスを自害に追いやる。
だが、オクタヴィアヌスとの会見後、自らも命を絶つ。
オクタヴィアヌスはカエサルの子とされているカエサリオンを抹殺するようブッロに命令。
ブッロは砂漠でヴォレヌスとカエサリオンを発見。
しかし、実は自分の息子であるカエサリオンを殺さず、共に逃亡する。
だが検問所でひっかかり、ヴォレヌスは大怪我を負う。
やがてローマに戻るが、ヴォレヌスはそこで息をひきとる。
時にローマはオクタヴィアヌスの凱旋式であった。

とうとう最終回。
そして今回の目玉であったろうアクティウムの海戦も、映像としてはなし・・
ここまで戦シーンを徹底してやらないっていうのもどうかと思うな。
こっちとしては、予算がないんかいっ!っていううがった目で見てしまいます。
ま、戦よりも、人間を重視したかったのかもしれませんが・・・
ちょっと消化不良ですね。
そして、ヴォレヌスは死んじゃいましたね・・・残念です。

ROMA[ローマ] #21

2007-09-29 16:15:13 | ROME[ローマ]
★ローマ #21 宣戦布告☆

 ローマの食糧不足は深刻を極めていた。
オクタヴィアヌスはエジプトのアントニウスに支援を要請するが、応じない。
そこで彼は、アティアとオクタヴィアをエジプトに派遣。
しかし、二人とも門前払いを食ってしまう。
さらに、アントニウスの忠臣が持参した遺言書を見たオクタヴィアヌスは
アントニウスにとうとう宣戦布告をするのだった。

アントニウスはすっかり骨抜きですね、クレオパトラに。
今回気になったのは、クレオパトラとオクタヴィアの話し方が
すっごく似ていること。
いくら吹き替えとはいえ、かたやローマ人、一方はエジプト人。
なのだから、もうちょっと違いを出してほしかったな。
声だけ聞いてたら、どっちだかわかんないです。

ROMA[ローマ] #20

2007-09-22 00:45:32 | ROME[ローマ]
★ローマ #20 貞淑と裏切り☆

 アントニウスは結婚後もアティアとの関係を続ける。
オクタヴィアもまたアグリッパと密会を重ねていた。
これを知ったオクタヴィアヌスは激怒し、仲を裂く。
ユダヤから送られる金の護送を頼まれたヴォレヌス。
しかし、娘ヴォレナの裏切りで奪われてしまう。
それを知ったヴォレヌスは娘を手にかけようとするが思いとどまる。
そして、組合の本締めをやめ、アントニウスと共にエジプトに向かうことを決意する。

ヴォレナは父を誤解し、憎む。
もし真実を知ったら、許してあげられるのでしょうか?
オクタヴィアヌスの親友アグリッパですが、実在の彼は戦巧者。
でもとっても優しげでそういう風には見えないですね。
実在のオクタヴィアヌスは戦は苦手だったので、
アグリッパに頼ることが大でした。
もうちょっと頼りありげな役者さんの方がよかったな。

ROMA[ローマ] #19

2007-09-22 00:34:06 | ROME[ローマ]
★ローマ #19 セルウィリアの呪い☆

 ブルートゥスの死を受け、セルウィリアの怒りはアティアに向かう。
彼女はアティアの前で呪いをかけ、自害する。
オクタヴィアヌスは、ローマの統治をアントニウスとレピドゥスの3人で
分割統治を行うことを提案。
アントニウスはエジプトを含む東部、オクタヴィアヌスはローマを含む西部、
レピドゥスはアフリカ。
しかし、アントニウスが賄賂の受託を独り占めしようとしたことから、
亀裂が生じる。
それを埋めるため、アントニウスとオクタヴィアの婚姻が結ばれる。

セルウィリアはもともとちょっとコワかったけど、
今回のは非常にコワイ。同姓ながら、女ってこわ~~い、って感じです。
他にもヴォレヌスの所にいるあの娼婦もおっかないです。
男も女もさばさばしてるのが一番です。

ROME[ローマ] #18

2007-09-15 14:53:28 | ROME[ローマ]
★ローマ #18 フィリッピの戦い☆

 アントニウスと和解したオクタヴィウス。
そのことをブルートゥス側は知らない。
そこでオクタヴィウスはローマで大粛清を始める。
ブッロはキケロの殺害を命じられ、遂行。
オクタヴィアはオクタヴィウスの片腕アグリッパと交際を始める。

タイトルに戦い、とついている割には戦いのシーンがないなぁ・・・
そして、ヴォレヌスの娘にも魔の手が・・・
次回はどうなるんでしょうね?

ROMA[ローマ] #17

2007-09-15 00:50:18 | ROME[ローマ]
★ローマ #17 偽りの和解☆

 子供達を無事に取り戻したヴォレヌス。
しかし、子供達は母の命を奪った彼を許せない。
逃亡を図るが、叔母にさとされ、自宅に戻る。
 オクタヴィウスは19歳で執政官に任命するよう、キケロに依頼。
執政官となった彼は武力を背景に、ブルートゥス一味を
国家の敵と断罪する。
キケロはブルートゥスらに進軍するよう、手紙を送る。
そして、20個軍団を率いてローマに向かっていることを知った
オクタヴィウスは、アティアと共にアントニウスを訪れるのだった。

政治は今も昔も変わらない。
相手のウラをかき、またそのウラをかく。
今の日本の政治も混迷してますが、
2000年前のローマも混迷してます。
まあ、だから面白いっていえば面白いんですが、
民はたまったものじゃないですよね・・・

ROMA[ローマ] #16

2007-09-08 15:01:40 | ROME[ローマ]
★ローマ #16 執念☆

 セルウィリアはアティアの毒殺に失敗。
そしてアティアに捕らえられ、激しい拷問を受ける。
しかし、ティモンは見かねて彼女を逃がす。
 成長したオクタヴィウス改めカエサルは、ムティナの戦いでアントニウス軍に勝利。
アントニウス軍に従いて、戦いに参加していたヴォレヌスも敗走していた。
そこにプッロが現れ、子供達は生きていることを告げる。
軍から離れたヴォレヌスはプッロとともに奴隷となっていた
子供達を救い出す。

オクタヴィウスが成長し、役者さんが変わりました。
やっぱり最初はちょっと違和感がねー・・・
おいおい慣れてくるでしょう。
前回から気になったことなんですが、
アティアってあんない太ってましたっけ?
ナイスバディーなイメージだったのに、妙に気になる体型に・・・
ただ単に私がそう思い込んでいただけなのかな?
それとまたしても今回、戦いのシーンはなし。
累々と死体が転がるだけ・・・
物足りないなぁ。

ROMA[ローマ] #15

2007-09-08 00:12:34 | ROME[ローマ]
★ローマ #15 キケロの提案書☆

 アヴェンティヌスの元締めとなったヴォレヌス。
しかし、そのやり方に異を唱えたプッロとの間に溝ができてしまう。
そして被害妄想の塊となったヴォレヌスの元をプッロは去る。
 アントニウスは決まっていたマケドニア総督をガリアに変えろと
強引にキケロに迫る。
そして、キケロはアントニウスに対し、罵倒を連ねた提案書を残し、
オクタヴィウスのもとへ向かう。
 セルウィリアは間者を使い、アティアの毒殺を図る。
が、なかなか機会に恵まれない。
 僻地へと追いやられたブルートゥス。しかし、彼は酒びたりで、
落ちぶれる一方だった。

ヴォレヌスが鬼気迫ってきて、ちょっとコワイです・・・
あのごっついプッロがかわゆく見えます。
今回はオクタヴィウスの出番はなし。
次の回で成長した彼が出てくるはず。
ちょっと楽しみです。

ROMA[ローマ] #14

2007-09-01 14:34:36 | ROME[ローマ]
★ローマ #14 表と裏☆

 妻子を失くし、抜け殻のようになってしまったヴォレヌス。
みかねたブッロは執政官アントニウスに相談する。
アントニウスはエラステス亡き後のアヴェンティヌス(地名)の収拾を命令。
何とか立ち直りつつあるヴォレヌスだったが、
その支配力は恐怖によるものだった。
 カエサルからの莫大な遺産を受け取ったオクタヴィウス。
しかし、アントニウスはのらりくらりと交わし続ける。
業を煮やしたオクタヴィウスは、強硬手段に出る。
そして、袂を分かった二人。
オクタヴィウスは忠実な友、アグリッパとともに機が熟するのを待つのだった。

広大になりすぎたローマを支配するためにはもはや共和制では立ち行かない。
そう考えたカエサルが、自らの後継者として選んだオクタヴィウス。
当時の彼が何歳だったかは覚えてないですが、もちろん、若造です。
その若造が、のちに初代皇帝となる。
カエサルの先見の明、というか、人を見る目は、ほんとにすごいですね。

ROMA[ローマ] #13

2007-09-01 11:47:30 | ROME[ローマ]
★ローマ #13 遺言☆

 カエサル亡き後のローマ。執政官アントニウスはローマを脱出しようとする。
が、カエサルの遺言によって、彼の養子となったオクタヴィウスは、
ブルートゥスと和解するよう説得。
これでカエサルは国葬となり、ブルートゥス達の所業も恩赦となった。
妻が身投げをして意気消沈するヴォレヌス。
子供達にも暴言を吐き、街中をふらつく。
戻ったときには、子供達の姿は見えず、呪ったことを後悔するヴォレヌス。
そして、子供達がエラステスたちに連れ去られたことを知った彼は、
彼とその仲間を皆殺しにするのだった。

オクタヴィウスが成長してきましたね。
それに対し、ヴォレヌスは下り坂。
これからさらにローマは混沌としていきます。
相変わらずアティアは気が強すぎですね。

ROMA[ローマ] #12

2007-08-18 15:14:31 | ROME[ローマ]
★ローマ #12 カエサル暗殺☆

 プッロを救ったヴォレヌス。二人は友情のシンボルとして一躍有名になる。
そんなヴォレヌスにカエサルは罰を与えず、逆に元老院議員とする。
カエサルは他にガリア人を主に100人、元老院議員を増員する。
そんな中、カエサルの政策にひそかに反対する議員達は策謀をめぐらす。
そして、議場にてヴォレヌスとアントニウスが離れた隙を狙い、
彼らはカエサル暗殺を挙行する。
その中にはブルートゥスも含まれていた。
一方、ヴォレヌスは息子がニオベの不義の子であったことを知り、妻を問いただす。
そして、ニオベは窓から身を投げてしまうのだった・・・

ローマ帝国最大の失敗、カエサルの暗殺・・・
カエサルほどこの後のローマを見通し、その先見によって
成し遂げようとしたことを、暗殺、という非道な手段で命を奪った輩達。
彼らがカエサル以上のことをしたならともかく、
よりローマを混迷させたことは言語道断。
ローマ史の中で、もっとも私が悔しいと思うところです。
ドラマではあの有名な「ブルートゥス、お前もか!」の台詞はなかったですね。
聞きたかったような気がしますが・・・
次回からは、初代皇帝となる予定のオクタヴィウスがメイン。
彼がどうローマを変えていくのか、楽しみの一つです。

ROMA[ローマ] #11

2007-08-17 23:41:51 | ROME[ローマ]
★ローマ #11 第十三軍団の栄光☆

 政務官となったヴォレヌスは多忙を極めていた。
そこに十三軍団の同僚が訪れ、退役兵にローマに土地を与えるようにと懇願する。
カエサルに相談したヴォレヌスはゲルマニアに程近い肥沃な地で納得するよう、
彼に買収させる。
ブルートゥスは、カエサルを父とも友とも思っていたが、
カエサルが自分を信頼していないことを悟り、決別する。
殺し屋に落ちぶれたプッロ。
彼は極刑に処されたが、ヴォレヌスに助け出される。

段々政治色が濃くなり、更にドロドロしてきましたね。
あの清廉なヴォレヌスも巻き込まれちゃってるし・・・
でも、今回、罪人のプッロを助けたことで、
政務官としての地位はどうなってしまうんでしょうね?

ROMA[ローマ] #10

2007-08-13 09:36:32 | ROME[ローマ]
★ローマ #10 凱旋式☆

 元老院の決定により、事実上の王、独裁官に就任したカエサル。
彼は華麗な凱旋式を行う。
その頃、セルウィリアはポンペイウスの遺児、クイントゥスを匿い、
打倒カエサルの策略をめぐらす。
ヴォレヌスは他愛無い理由で殺人を犯したブッロを突き放す。

セルウィリアも執念深いですね。
息子ブルートゥスもあたふたですね。
アティアといい、ローマの女って、こわいですね。

ROME[ローマ] #9

2007-08-12 22:17:36 | ROME[ローマ]
★ローマ #9 陵辱☆

 アフリカでカトーとスキピオを倒したカエサル。
凱旋式の準備のため、アティアの息子、オクタヴィウスを大神官に指名。
またしても除隊し、妻ニオベのもとへ戻ったヴォレヌスだが、
カエサルより、政務官への立候補を勧められる。
一方、カエサルの愛人、セリウィリアは今は自分の同姓の愛人としている
オクタヴィアに、カエサルの秘密を探るため、
弟オクタヴィウスを誘惑させるのだった。

ローマをずっと見始めて感じたことですが、
カエサルの人生は、すなわち、戦いの人生であったわけですが、
その肝心の戦闘シーン、というものが
このドラマではほとんど描かれませんね。
今回のカトーとの対戦でも、ただカトーが倒れた象と共に敗戦を語る、くらいなもので・・・
まあ、戦闘シーンはお金がかかりそうだから、仕方ないのかな?
でもちょっと淋しい限りです・・・

ROMA[ローマ] #8

2007-08-05 14:34:44 | ROME[ローマ]
★ローマ #8 クレオパトラ☆

 ポンペイウスを追い、エジプトに渡ったカエサル。
そこでは幼帝プトレマイオス13世と姉のクレオパトラの王位を争っていた。
しかしクレオパトラは幽閉されており、カエサルはヴォレヌスに
探索を命令。無事に救出したクレオパトラだが、
その護送の最中、ヴォレヌスは予想外の命令を受ける。

出てきました、クレオパトラ。
カエサルとクレオパトラ、歳の差はどれくらいあったんでしょうね?
ドラマでは、親子ぐらい離れているように見えますが・・・
それにしても彼女はかなりのクセモノですね。
今後の動きが楽しみです。