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EURO24-6 独・西・語 19(8-3) 寄り道 も一つ 「六月のゆり」

2015-10-16 | _よむ__

「お母さんあのね、今日『ブックトーク』って時間があった。」

子どもが話し出したタイトルの中に 「六月のゆり」 Underground to Canada 1979 * があった。
「十三歳になる二人の黒人の少女、ジュリリーとライザが、北極星をたよりにミシシッピの大
農園から二千キロへだたったカナダへ逃亡する。実在した逃亡奴隷の話をもとに描いたこの物
語りに、作者は、『カナダへの地下鉄道』(Underground to Canada)という題名をつけた。」(訳者あとがきより)
この学年にしては随分難しそうなものが 紹介されたんだな。
当時そんなふうに思ったからだろうか、気になってここまで来た。

「じゃあ、いつ読むか? 今でしょう。」
こうやって書き出すと びっくりするくらい昔に感じる言葉とともに
もっともっと昔から気になっていたこの本を読み始めた。

 

バージニア州リッチモンド近郊の大農園。
土地も痩せ、農園主も病気となり 次に始まったのは 
人手を欲している深南部・ミシシッピ州の肥沃な大農園へ 手持ちの奴隷を売り渡すことだった。
母ひとり子ひとりだったジュリリーは
自分だけ売られていき、母子は離ればなれとなってしまう。
ある日、そのミシシッピ州の大農園に
「はるばるカナダからこの美しい南部の鳥を、研究しに」 ロス氏という学者が訪れる。…

 


主人公の呼び名は、ジュリリー。
本名は ジューン・リリー。
六月(ジューン)に生まれ、母親の好きな花の名・ゆり(リリー)、そこから名づけられた。
(邦題は このくだりから引用されたようだ。)

 

 

 


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