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これどうしようかな・・・どうしようか考えてみます。

「ゆれる」

2016-10-27 | _気な・気な_

電子番組表の検索条件(ワード)を替えられることに気づき、
(特段不便を感じてこなかったのでいじったことがたぶんなかった。)
「再放送」という検索語に替えてみたら出るわ出るわ、見てみたいものがじゃらじゃら列をなして表示されている。
(じゃ、再でなくて本放送の方を見りゃあいいんでないかい(?_?)であるが、それではその時ワクワク見たい気持になっているかというとそうでも無いようで、何とか心と秋の空。)

で、「SWITCHインタビュー達人達」「水野良樹×西川美和」が録画できていた。
でもね、私、西川美和という人の作品を一つも見たり読んだりしたことがなかった。
何かそれじゃあなあ、と 一本一冊とりあえず何か手にしてからインタビューの方を再生しようと まずは 「ゆれる」 を借りてきた。

これが(当たり前かもしれないが)とりあえず、で済むものでもなく 
ゆれてるゆれてるあらゆるところでゆれている。
ラストあたりでは 真実と事実、そんな言葉がふらふら現れだし、たぶんも一回見たら真実と事実が逆転しそうである、なんて確信を持ちつつ、「今の私は『弟の体の中にある真実はあれで事実は実はそれである!』そう受け取っているのだろう。がしかし時間がたてば…」みたいなも一人の自分の目を感じるのであった。(ストーリー書けないと、訳分からん文になってくる><。)映像が素っ気ない映し方(そう感じる。お父さんへの演出とか。)なので、各回ごとに各自脳内即興演出家になってお楽しみください(^_^)/。そんなプラカード持った人が出てくるんじゃないか?(出てこないけど。)と余計な感想までわいてくる。

と、一冊の方は 「私の本棚」(アンソロジー) 新潮社 2013 美和氏の題は 「蔵書の掟」 。 
掟という表現にふさわしいような表現もあるように思われるが、全体にこちらも素っ気ない印象。なのに リズム(というのか、転調?)が隠れている気がしてしょうがない。

芸術は疑りだ!?
美和氏の作品も少し見てみたいな。。。

 

 


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