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これどうしようかな・・・どうしようか考えてみます。

EURO24-5 スペイン語 4-1 イッシューイッシュー 寄り道 カルロス・フエンテス 2

2015-10-24 | _気な・気な_

“フエンテスという人の作品を初めて読むのに ここからでよかったのかはわからぬ。
映画化もされている。その一点で読み始めたのだった。”

で 映画の方の題は 「私が愛したグリンゴ」 原題 Old Gringo 。
本の方を あっぷあっぷしながらも半ばあたりまで読んでいけたのは
付いていた「月報」のおかげだと思っている。

池澤夏樹=個人編集。
ずらりと並んだ「背」を見かけたことはあって けれど、
“外国文学をほとんど読まないのに”型人間であったので *
中身までよくよく眺めたことは なかった。
世界文学全集 2-08 に付いていた「月報」の題は、「新大陸の南の方 池澤夏樹 」。
二つ折りリーフレット4ページに 所収2タイトル分の要旨というのか 所収作品への誘いというのか
すっきりと心に残る文章が心地よくおさまっている ** 。

誘われはしたが 読了まで行きつけるほどの弾みを私の知識だけで保つことはできなかった。
(また、変な文である><。)
半ばあたりまできて、この失速を補うものは何だ?そうだ、映画方面に行ってみよう(^_^)/。と
変則・映画鑑賞となった。

1913年、メキシコ革命の地。
小説というよりは詩なのではないか、そんなふうに思えてくる書物からの印象から一転、
映画は映像となって、現実を目の前にひろげていく。
凄まじい革命の日々は、また 暮らしていく、生きていく、という日々でもあった。
主人公の一人・アメリカ合衆国の女 ハリエット に向かって 
先住民・インディオの娘が 我が身を物語るように。

 ある日 町の鐘が鳴ったの――
 高らかに 革命が 町にやってきたのよ
 トマスが町に来て 彼は私に名前をくれた
 ラ・ルーナって名前 月の事よ

 


ナノニコノ頃、ナント沢山ノ(←私にしてみれば)翻訳物ヲ読ンデイルコトカ!!!

**
池澤夏樹もあまり読んだことがなかった。力強さを感じました。

 

 

コメント
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