入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

     ’18年「春」 (46)

2019年04月22日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など


 今更ながらだが、太陽の力は本当に頼もしい。あれだけの雪が、小屋の周囲からわずか2,3日の間にもどんどんと融けている。今朝8時の気温は15度もある。
 昨夜は帰ってからもしきりと山道の雪のことが気になったが、今朝ここへ来る前に、入笠の登山口に通づる上の段の「大曲り」を見てきた。まだかなりの雪だが、人手を頼まなくても(と言って、下からの応援など期待できないが)連休前までには何とかなりそうだった。そうでなければ、ここへ車で来る人たちは、あそこで足止めされてしまう。たとえ一人でも、予約を受けた以上はそんなことはさせられない、責任がある。
 もう一つ今朝は、車でどうにか牧場まで来ることができた。昨日、驚いたことに1台の車が伊那側から上ってきて、帰る際にはその苦労した跡を目にしたが、きょう来る時はその荒れた轍に悩まされもし、いくらかは助けられた。まだ一般車はとても無理だが、行き帰りに少しづつ手をいれれば今週末の金曜日には、水回りの補修のために来るトラックくらいは何とかなるだろう。
 




 この写真ではよく分からないかも知れないが、奮闘5時間、ついに大曲りから入笠登山口までを開通させた。まだ車体の低い乗用車はきついが、連休が始まるまでには、どんな車でも通行可能にするつもりでいる。昨日帰っていったI坂君夫妻なら、この悪戦がどのくらいのものかきっと想像できるだろう。本当に、あればシャンパンぐらい開けたい心境だ。
 帰ってくると、二カ所ある流し場のうち、小屋の前にある昨日まで出なかった水道から、水の流れる音がした。凍結していたせいだろうが、原因はどうであれ、こういう他愛ないことがやたら嬉しい。小鳥の声が良く聞こえてくる。4,5種類はいる。ようやく、牧場に春が来た。
 KAKUさん、ありがとうございました。合掌

 大型連休、当山小屋、キャンプ場はまだ余裕あります。案内「入笠牧場の山小屋&キャンプ場(1)」およびその(2)を作りました。下線部をクリックしてご覧の上、どうぞご利用ください。




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