昨日ひぐらしの鳴き声に気づいた。
夏・・・・・。
花火、ひまわり、蝉の声。
「夏には、訪問看護が必要になるでしょう。」
と言った主治医の言葉が頭をよぎる。
その言葉を聞いたのは、
ずいぶん前のことのように思える。
いく晩寝ても、夢ではない現実。
世界で私だけがこんな思いをしているのではないことも
よくわかっている。
こんな状況ですら、うらやましいと思う人が
いることもわかっている。
でも、みんなどうやってそこを乗り越えていくのだろう。
誰に聞いても、その方法はまだ見つけられない。
高校時代の友人は、お母様を亡くされたとき、
神も仏もないものだと思ったそうだ。
どんな親子にも別れは必ずくると
叔父にも言われた。
それでも受け入れられない私の心。
心がこんなに痛く、
息ができなくなるほど苦しくなるものとはわからなかった。
2ヶ月くらい前だろうか。
私は、朝顔の苗を植えた。
そのとき、「絶対母に、わたしが育てて咲かせた
朝顔をみせてやる。
絶対に死なせてたまるか!」
そう思った。
その朝顔が、一輪だけ咲いた。
私が、「朝顔が咲いたよ」と大きな声を出したら
「どれ」と言って庭に出てきて
「ほんとだ。きれいだ。」
と母は言った。
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そう思いますよね。
nyanさんの想いが少しでもお母様のご病気に伝わりますように。
皆さん心配てくれて・・・
でもこんなこと書かれても、
なんとも言いようがないと思ったので
コメント欄閉じたりもしていたんですが。
しかしやっぱり、Laraさんの思いは
嬉しかった。
そんなことが支えになってくれるんです。
ありがとう!