布屋忠次郎日記

布屋忠次郎こと坂井信生の日記

ブロンコスがパッツの3連覇はばむ

2006-01-17 13:07:54 | NFL
コルツがついにパッツを破って念願のスーパーボウル進出を果たすのか、それともやはりパッツが勝ち上がって前人未到のスリーピートに挑むのか、がAFCの焦点だった。
しかしパッツは、コルツと当たる前に消えた。パッツを止めたのは我らがブロンコスだった。

レギュラーシーズンのチームスタッツを比較すると、
パスオフェンスはパッツが2位、ブロンコスが18位、ランオフェンスはブロンコスが2位、パッツが24位。
ランディフェンスは、ブロンコスの2位に対し、パッツも8位で悪くない。パスディフェンスブロンコス29位、パッツ31位でどちらもザル。
ターンオーバーレシオは、ブロンコスが+20で2位、パッツは-6で20位。

以上から、地上戦は共にディフェンスが相手のオフェンスを封じつつ、パッツのパスオフェンスが爆発力を発揮する中でブロンコスがターンオーバーを奪っていく、という展開を仲間内で予想したりもしていたのだけど。

結果、パッツはQBブレイディが341ヤードを投げたが、ターンオーバーの連発でブロンコスがしのぎきったという感じか。インターセプトのほか、パッツはキッキングゲームでのミスが痛かった。

ブロンコスファンの私でさえ、「パッツかコルツか」と思っていないこともなかった。しかしパッツの3連覇への道を阻んだのはブロンコス。わーお。
DairyYomiuriは記事の冒頭で、Champ(ブロンコスのチャンプ・ベイリー)がChamp(ディフェンディングチャンピオン)を破ったという表現だった。

これでブロンコスは、今季ホームで9戦全勝(シーズン中8戦全勝+プレイオフ1勝)となり、AFC決勝はホームでスティーラーズ戦となった。

そう、AFC決勝の相手はコルツではなくスティーラーズ!
なんと、コルツがスティーラーズに負けてしまった!
なんと、AFC決勝にはパッツもコルツも出てこない!

ちなみにNFCは、シーホークスがスキンズに勝ち、ベアーズはパンサーズに敗れた。開幕13連勝のコルツに隠れていたものの堂々の8連勝で上がってきたベアーズが、ここで敗れてしまったか。

こうなると、スーパーボウルで見たいカードは「ブロンコス対シーホークス」だな。
なんといっても、地区編成の変更前は同じAFC西地区だった同士の対決だし。
それにシーホークスのマイク・ホルムグレン・ヘッドコーチといえば、ブロンコスがスーパーボウル初制覇したときの相手だったパッカーズのヘッドコーチだ。

しかし今は、予想外となったAFC決勝に目を戻そう。
前述の通り今季まだ負けがないホームでの試合となったことはブロンコスにとってプラス。ワイルドカードからのスーパーボウル進出が難しいという傾向もブロンコスにプラスだろう。

チームのスタイルとしては、レギュラーシーズンのスタッツからは、オフェンスはどちらもラン主体(ブロンコス2位、スティーラーズ5位)で、パスはパッとしない(ブロンコス18位、スティーラーズ24位)。守備はどちらもランが固く(ブロンコス2位、スティーラーズ3位)、パスはスティーラーズが並(16位)、ブロンコスはザル(29位)。
得点力は1試合あたり、ブロンコスが24.7、スティーラーズが24.3と差がない。TD数もブロンコス46、スティーラーズ45。失点はともに16.1。
ターンオーバー率にしても、ブロンコスが+20、スティーラーズが+7で、1試合あたりにすると1回弱ほどブロンコスが上という程度の差。

スタッツからは、ブロンコスのパス守備が気になるとしか言えないか。拮抗した展開から、ビッグプレーを成功させた方が勝ちってところかな。


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2 コメント

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あら! (elway)
2006-01-17 17:19:55
Broncosファンの方がここにもいらっしゃったなんて…とってもうれしいです。



訪問していただいてありがとうございました。おっしゃるとおり、コルツが上ってこないのは予想外のことで



Steelers戦、楽しみですね。応援しましょうねー
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こんにちは (川の果て)
2006-01-17 17:59:35
実力的にも、そしてスーパーは第1シードと第2シードの組合せが多いという最近の流れからもブロンコス-シーホークスになるんじゃないかと思います。

が、ここまで来るとそんな机上の話は通用しない部分もあるでしょうね。



ベアーズが負けてしまいましたので、今後は競技面をただ楽しむことにします。
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