星くず日記

お気に入りの音楽のことや日々チョットしたことをまったーりと綴っていきます

イコロとキロルです

2009-09-06 21:00:59 | Weblog

初めまして、今日 僕たちの名前がお披露目になりました

僕たちって誰って?

札幌・円山動物園のホッキョクグマ、通称シロクマツインズですよ。

それでは、発表しま~す

 

今まで個体Aと呼ばれていた自立心旺盛でやんちゃな僕

イコロ(IKOR)

そして個体Bこと、甘えん坊で慎重な僕

キロル(KIRORU)

 

アイヌ語イコロは「宝物」

キロルは「道」っていう意味なんだよ。

これからは、僕たちのことイコロキロルって呼んでね

でも、名前を呼ばれても僕たちには何のことだかわからないから、振り向きはしないと思うけど、僕を呼んだっていう気持ちは伝わってくるんだ

 

お名前の速報では、イコロではなくイコルでした

アイヌ語の発音では、Rがロとルとリって区別がつきにくいみたいなんです。

だからローマ字表示ではイコロは「IKOR」とROではないんですって。

 

北海道由来の名前となると、たぶんアイヌ語関連だとは予想していました。

何を云う私の考えていたのは、ヌプリ(山) ・カムイ(神)、そしてキロロです。

キロロとキロルの意味は、だいたい同じだと思うんですが。。。

 

キロロの方がキロルより言いやすいと思うけど、同名の地名や沖縄出身のグループ名だったりしますしね

もう1頭のイコロもイコルの方がいいやすそう。

えっ、イコルよりチロルの方がいいって そんなぁ~

音の響きが、覚えにくかったら「イコ」と「キロ」で呼びませんか。

でも決して「イッコー」とは呼ばないでね。何故って? それは聞かなくてもわかるでしょ。

 

 イコロ:宝物キロル:道って知った時、とっても良い名前になったってジーンとなって思わず涙がジュワワワ~

 

だってこの子たちは、まさしくデナリとララの宝物であり、私たちの宝物。そして地球の自然界の宝物。

「道」は北海道の一文字であり(英語では説明しにくいですね)、これからどこで生きていくことになっても君は道産子だよ。

道産子は、開拓者精神でどんなに辛い時も自分で道を切り拓いてきました。

 

尊い命の宝物でるある君たちが、これからどんな道を進もうが、たくさんの人に愛されて、動物園のホッキョクグマとしてその役目をしっかり果たせるように、ずっと見守っていくよ。

小難しいことをいったけど、本心はただただ幸せに暮らして欲しいって願っているよ

 

でも、ホッキョクグマにとっての幸せってなんだろう。野生ではなく動物園で生まれたホッキョクグマの幸せって何だろうって考えたら、頭がパンクしちゃいそう

 

でも、きっとその答えはイコロとキロルが教えてくれるって、そう思っています。

 

 

7月に円山動物園を訪れた時の写真より

 

牛骨のおもちゃに夢中な君はイコロ

 

ラッコじゃないですよ。僕、シロクマのイコロです。

 

シンクロだって得意です。僕、イコロです。よろしく

 

 

「母さん、あのね・・・」内緒話をしているのは、キロルです。たぶん

 

泳げないんじゃないよだって僕は泳ぎ、得意なんだよ ただチョット母さんに甘えてるだけサ。だって母さんはいい匂いがするんだもの。

「かあさん、大好きだよ」 

 

この子はどっち?キロロじゃなくってキロルかな

 

じゃあ、この子は? イコカだ

イコカじゃないよ ごめんごめん、ニコルくん。

ニコルじゃないよ 僕の名前はイコロだよ。早く覚えてね

 


赤羽の丘/約束の丘

2009-09-06 20:30:14 | sUn
こんにちは、sUnです。

今日は、本当にだいぶ遅くなってしまいましたけど、“美瑛の丘”最終章をお届けします

この日は朝から空模様が怪しく、午前中には予定の“丘”を回り、午後は札幌へ移動です



少し小雨には当たっちゃいましたが、午前中の予定はバッチリです そして待ちに待ったお昼ごはん

snowご推薦の”雨読舎”で、とっても美味しいご飯を食べている時、小雨は大粒の雨に変わってました



札幌へは旭川から高速道路に乗ったんですが、前が見えないほどの大雨

札幌に到着してから知ったのですが、snowとsUnが走ったすぐ後に土砂崩れで高速道路が通行止めになってました

もう少し美瑛を遅く出発していたら札幌へ着けなかったかも知れません



そんなこんなで、撮った“美瑛の丘”最終章です







あの“ゴスペラーズ”が”約束の季節”のプロモを撮った場所です

丘の名前はご存じのポプラが印象的な“赤羽の丘”です。

“見上げれば夏が眩しくて 雲を追い掛けるけどたった一つ見せてあげるよ この愛の意味を・・・







ここに到着したときには小雨になっていました

青空だったらどんなに良かったでしょう。
これはやっぱりリベンジしなきゃいけませんね、いつになるかは別として

“あの涙の跡にそっと 今年も光放つ太陽が約束の季節に虹を架けて もう一度笑える きっときっと・・・







この畑では何を育てていると思われますか
これはグラニュー糖の原料で、“ビート”っていいます
またの名前を“砂糖大根”といいます

秋に収穫されると製糖工場の周りに山積みされ(かなり大きな山がたくさんできます)、

砂糖大根の山がなくなるには長~い北海道の冬いっぱいかかっちゃうんです







再び、“赤羽の丘”に戻りま~す

今年は麦やビートがポプラの周りで収穫を待っていますが、植えられる作物は毎年異なるため(作物を良く育てる

ための工夫です)、同じ風景はそんなに見ることができないんですよ

“いつか言葉を聞かせて その心まで声を届けて離れていても

               二人の季節がそこにあるから約束するよ 君と歩こう・・・







ビート畑の地平線







赤羽の丘は、写真の右側の方から撮るのが一般的のようです

しかし、細い農道の坂道なので車を止める場所がありません

“いつもの帰り道 だけど何も言えなくて 僕は最後に君の頬に触れた 右の手のひら空にかざした・・・






これで美瑛ともお別れなのに、青空が欲しい~

“さよなら 明日また”そして少し微笑んで 君は思い出の扉を開けて 歩き始めた新しい時を・・・







美味しい昼食は“雨読舎”でいただきました

snowが農業を営みながら、お昼の時間だけ開いているとこがあるからと訪れました

sUnは、美味しいものはもちろん、量も食べたいと本能が騒ぎます。
しかし、しか~し、それが両立しているじゃ~あ~りませんか
もう、何も言うことがありません、大満足でした~

そうしているうちに、いつしか小雨が大粒雨へと変わっていました・・・