図書館の休館日に、パソコン教室のコースが設定されています。
それを知らされたので、昨日は朝からその対応策で電話をしまくり。
なぜか、このところスマホの電池の減りが早くて、充電しながらの電話です。
例年、3月ごろに図書館の年度カレンダーを入手、それでコース計画を作成します。
ところが、その段階では、蔵書の整理のための休館日などは、まだ未定。
その連絡がどこかで漏れて、コースのある日が休館日になってしまったというわけです。
新たな休館日は、新宿図書センターの7月上旬の2日間。
3コースの開催が決まっていて、該当する受講者は7名でした。
都合が良くてその日に申し込んだのでしょうから、今更、別の日に変えるのもなんだし……。
その日程調整も講師の負担になることなので、できればラクな方法でいきたい。
蔵書整理なんだから、休館とはいえ、職員の人は出ているはず。
だったら、例外的にパソコン教室だけはできるようにしてもらおう。
まずは、できるだけ簡単そうな答えを探すのが、昔からの癖です。
安直といえば安直なのですが、けっこう理にかなっているのではないかと思います。
さっそく所管課に電話して、図書館へその旨の依頼をしてもらえませんか。
ダメです、休館日には一般の方は入館できません。
杓子定規な答えが返ってくるかな、それとも変わりつつある行政だからOKかな。
ほどなくして、入館OKの返事をもらって、一件落着。
昔の仕事柄、トラブルには慣れています。
コンピュータのシステムにはトラブルが必須不可欠?だからで、その大半は人為的ミス。
人はミスを犯すもの、という揺るぎのない確信?がお蔭様で育まれています。
よく事故などが起きた時に、原因究明、再発防止などが呪文みたいに唱えられます。
それは大事ではないとはいいませんが、どうやったところでミスは皆無にはできません。
その時の被害をどうやったら最小限度にするか、そちらを考えておくことが大事です。
人は、知っていることも知らないことも、これを探すことができない。
まず、知っているものを探すということはありえない。なぜなら、すでに知っているから。
また、知らないものは探せない。なぜなら、何を探すのかも知らないはずだから。
なぜだか、昔々に知った、メノンのパラドクスが思い浮かびました。
人間の心の働きというのはどうなっているのでしょうか、不思議で面白い最大の謎です。