久しぶりの雨。
事務所での個人レッスンに、自転車で行こうか電車にしようか、しばしの思案。
傘さし運転の危険を避けて、電車で行くことにしました。
駅までのわずかな距離を歩くたびに、足腰の衰えを自覚します。
少し急ぎ足になると息切れ、これはたぶん肺気腫の症状。
だいぶ前から駅の階段を上るのが辛くなったので、エレベーターを利用します。
お花茶屋駅から乗って一駅先の青砥駅で乗り換え。
3階ホームからエスカレーターで2階へ降りて、押上方面の電車に乗ります。
羽田空港行きの快速が停車中でしたが、事務所最寄りの立石駅には停まりません。
何度か乗り間違えて押上まで連れて行かれ、逆戻りしたこともあります。
帰りも青砥で上野行きの特急に乗ってしまい、日暮里から舞い戻ったことも何度か。
迂闊なのか失敗に懲りないのかボケているのか……。
立石駅でもホームのエレベーター利用で2階の改札口へ。
あとは階段で降りようと思ったのですが、出口を間違えたついでにエレベーター利用。
結局、垂直移動はすべて文明の利器頼み、これでは足腰の衰えも加速するわけです。
レッスン相手の方は81歳、内容はホームページ作成。
釣りの趣味が嵩じて、エサを詰めた水溶カプセル、水中カメラなどを自作。
それを釣り好きの人に売るためのホームページを作っているところです。
「今度、一緒に伊豆へ釣りに行きましょうよ」
釣りは、子供の頃やったくらいで……親父は釣りが好きでしたけどね。
「だったら、ぜひ、お父さんも誘って一緒に行きましょう!」
わたし、そんなに若く見えます? 親父が生きていたらたぶん114歳……。
人と話をしたり、聴いてもらいたくてレッスンに来られる方もいらっしゃいます。
だから話し相手になってあげることも時に必要、時にげんなりもしますが。
パソコン傾聴レッスンいたします! そんなコピーはどうでしょう?
雨が上がりそうだったので、帰りは歩いて帰ろう、と殊勝な心掛け。
紫陽花には雨が似合います。好みの酸性紫陽花?を選んで撮りながら帰りました。
たまに気まぐれで歩いても足腰を鍛えることにはなりませんが、これもほんの気休めです。