窓の外では雪が舞っています。
11月の初雪、東京では54年ぶりだそうです。
この調子で降り続くと、数センチくらい積もるかもしれません。
さて、手元に一枚のチラシ。「いっしょに、明日のこと」セミナーのご案内。
明日といっても、就活、婚活を目指す明日のことではありません。
もう残り少ない明日、ないかもしれない明日の終活セミナーです。
「時間がありましたら、ぜひ、お出かけ下さい」
某金融期間の若い男女の社員から、渡されたチラシです。
「縁起でもない」時代から「迷惑をかけたくない」時代へ・・・そんな副題がついています。
場所は上野精養軒、参加料無料。
最後の昼飯つきですか? えっ? 残念ながらお食事はつきません。
別に、食事付きなら出ようというわけでなく、終活から「最後の晩餐」を思いついただけ。
エンディングノートを作りましょう、といった話ではないようです。
相続贈与とかその対策とか生命保険の活用とか・・・。
相続で悩むほどのオカネはないし、生命保険はとっくの昔に解約したし、わたしには無縁そう。
地味な葬式、家族葬、散骨など終活にまつわる話題がひとしきり。
わたしもカミさんも死んだら献体しますよ、そう言ったら、二人とも献体を知りませんでした。
こちらが驚いてにわか献体セミナーの講師に。
献体を決め、生前墓を作ったのが40歳過ぎた頃。
今思うと、その頃からわたしの終活は始まっていたわけです。
30年の終活キャリアを活かし、これからは終活カウンセラーに転身?