3日ほど前から客が来て泊まっています。
といっても人ではなく、カとハエがそれぞれ一匹ずつ。夫婦ではないと思います。
居心地がいいのか、なかなか出ていってくれません。
カは寝ている時に、顔のあたりにやってきます。
耳元でぶ~んと音がしたタイミングで手のひらで耳のあたりをピシャッ!
イテッ!と叫ぶのはいつもわたし、カは、ざまみろ、と言いながら飛び去っていきます。
どうやら刺されることはないので、そのまま放っています。
でも、刺すべきものが刺さないのは気になるところ。
こいつの血は汚い、汚れている、マズイ・・・吸ってもいないのになぜわかる?
ハエは、食事時になるとどこからか飛んで来ます。
たぶん匂いでわかるのでしょう、といってもハエの鼻や嗅覚がどの程度のものか知りません。
まだ冬のハエと呼ぶ季節ではないのか、すばしこく飛び回っています。
食卓の上なので、殺虫剤を撒くわけにはいきません。
テーブルの端っこなどに止まったとき、濡れたテーブル付近を丸めて投げつけます。
でも、ハエは眼も耳もいいらしくて、パッと飛んで身をかわします。
食べ物に止まってるところはまだ見たことがありません。
この家の食事はマズイ・・・食べてもいないのになぜわかる?
でも、3日間、何も食べていないわけはないと思いますが、じゃ、どこで何を?
カやハエの寿命はどのくらいか知りません。
でも、刺さないカと食べないハエですから、そういつまでも飛び回れるとは思えません。
あえて殺虫剤など撒かず、餓死か自然死か、天寿が尽きるのを待ちましょう。