キツツキのドラミング

思い付くまま, 気が付くまま・・

♪母さんの大きな蛇の目に入ってく・・ランランラン

2013-03-18 08:25:44 | Weblog

北原白秋、中山晋平コンビの童謡『あめふり』5番の歌詞は♪ぼくならいいんだ かあさんの おおきなじゃのめに はいってく ピッチピッチ チャップチャップ ランランラン♪じゃのめは蛇の目傘のことだが最近”からかさ”自体を見掛けなくなった。蛇の目は勿論”へびの目”の事だが”鋭い目つき”を形容するのにも使う単語だ。政界の蛇の目と言えば自民党幹事長石破茂の目だ。所謂爬虫類の目だ。その石破の手腕が与党自民、公明から”冷たい目”で見られているようだ。先の自民党総裁選では石破が国会議員票と党員票を獲得して1位で、安倍が2位だった。党員票では石破支持が多かったが両者過半数を占めず、国会議員による決戦投票で安倍108票、石破89票で安倍に逆転された。遠目で眺めればいいが近くで見るとゴミだらけの富士山と一緒、現在落選して『老婆の休日』越後の真紀子、高裁でも有罪判決を受けた秘書を見捨てて、ただ只管、我が身お大事にと石コロ議員を引率して転々としているオレの生活1番の小沢も、その根性悪さに嫌気が差して取巻きが一人去り、二人去り皆無になった。石破もこの両者ほどではないが、石破自身の不徳の致す所が原因だろう。自民党を出たり入ったりした過去、そして無派閥だった石破が最近『無派閥連絡会』を結成して、事実上の派閥活動を開始したのも派閥領袖からは疑惑と冷たい視線が注がれている。確かに本人は幹事長の役職にあって派閥横断的に議員を集めれば胡散臭く見られるのは必定だった。石破は”昨日「無派閥連絡会」がスタートし、「無派閥という名前の事実上の石破派」などと書かれています。まあ何をやっても批判の対象となるのですから言いたい人には好きなように言わせておくしかありません。そもそも私自身派閥の「解消論者」であったことは一度も無く、「人が三人寄れば派閥が出来ることは当然だ」とずっと言ってきたはずです。いつの間にかこの人を総理総裁にしたい」という思いの人たちが相集って、その人をトップ(領袖)として政策を研磨し、政治や国家のあり方を学ぶのはむしろ推奨されこそすれ、否定されるべきものではありなせん。・・・派閥の機能がポストと資金の分配に特化して『派閥あって党なし、党あって国家なし』とまで言われるようになってしまえば弊害の方が大きく、派閥本来の機能ではない・・・”とブログで述べている。これは真っ当な意見だ。それが何故か、派閥を横串で刺すような手口、幹事長本来の職責である参院選の候補者調整は4道府県が未定で約束を反故にした。参院選後の野党との連携も菅官房長官が日本維新の会の松井幹事長と会談している始末、他党にも不信を抱かれている。選挙制度改革与党案には公明党の要求を入れるべきだと強調するので公明党側は甚だ迷惑だと嘆いている。どうも石破は人気先行の『大根役者』のようだ。『党の要』の幹事長の役は重かった。人は見掛けによらない、一見賢そうなのが愚鈍なことがある。やはり見掛け倒しだった。写真は創建当時に復元した東京駅、お上りさんを体験した。