キツツキのドラミング

思い付くまま, 気が付くまま・・

人間、事実を抉られると怒るもの・・

2012-03-20 16:37:31 | Weblog

朝日新聞が読売巨人軍に入団した選手に多額の契約金・裏金を支払ったのを一面トップに掲載、バラシタのに読売新聞が真っ向から反発している。読売のナベツネが怒り心頭のようで連日反論している。大体人間は本当の事を指摘されると向きになって否定するものだ。事実無根ならばそう向きにならぬ、何を言うかと鼻先で嘲笑いして済ます、それが大人の対応だろう。巨人と読売グループが色を作して資料の流失を窃盗罪で告訴も辞さないとカンカンだ。事の起こりは昨年11月に清武英利元巨人代表をクビにしたのが発端だ。清武も元来社会部記者だから書くのは当然の話だ、クビにするならそこまで読めないのは盆暗だった証明だろう。読売が朝日が報道した翌日に暴露本『巨魁』を出したのは不自然だと騒いでいる。週刊朝日、週刊現代、週刊ポストの最新号が清武の著書を紹介して、清武ではなく旧経営陣の1人が球団の内部資料を持ち出したとしている。巨人はどう血迷ったのか清武のインタービュー記事を配信、掲載した共同通信社と産経新聞社に「清武氏の発言内容は、明らかに事実に反しているのにも拘らず、巨人に確認取材せず、虚偽をそのまま配信、掲載した」と抗議した、そして説明しろと要求している。正に八つ当たりの狂乱振りだ。読売の体質は昔から変わらぬ。正力社主がワンマンで正力の動向まで新聞で報道していた。その後現在は渡辺恒雄会長・主筆が代わってワンマン経営でナベツネの独裁が続いている、まるで『北朝鮮』並みだ。新聞、雑誌、テレビを掌中に収めて『鍋鶴の一声』ならぬ『ナベツネの一声』だ。政界まで操ろうと民主党の小沢と自民党福田を嗾けて(けしか)の連立を仕掛けたが失敗した。ナベツネは読売グループの癌だろう。耄碌してきて物忘れもヒドイようだ、老醜を曝して老害を撒き散らしている。残念乍彼の首に鈴を付ける者がいない、まだ当分害毒を撒き散らすだろう。文春でナベツネが大阪の橋下を『アドルフ・ヒトラー』だと評したようだが、橋下が読売新聞だけでなく政界も財界も野球界も牛耳る堂々たる独裁じゃないか。ナベツネこそ『ヒトラー』だと遣り返した、正鵠を得ている。長嶋は大金を貰って終身名誉監督に収まっているので「実名を出された選手の心の傷は簡単には癒えない」と朝日への怒りを露にしたと読売が書いている。そもそも長嶋が、そんな立派なことを言える代物か。『喉元過ぎれば熱さを忘れる』と言うが立教の学生時代、立教の先輩大沢が南海球団から金を預かり毎月小遣いを渡していた。これをバラされたので数年前に大沢親分に長嶋が詫びを入れたと親分が話していた。一方律儀者の投手、杉浦は約束を守って南海に入団、活躍した、しかし長嶋は南海を袖にして巨人から多額の契約金をせしめてチャッカリ巨人に入団して『知らぬ顔の半兵衛を』極め込んだ。その大沢親分も杉浦も今では鬼籍に入ってしまった。


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