キツツキのドラミング

思い付くまま, 気が付くまま・・

”真夏の夜の悪夢”

2020-08-01 19:55:05 | Weblog

 今から9年前の20119月、安住淳49歳本人がビックリ仰天したのが民主党野田内閣の財務大臣就任だった。40代での財務大臣就任は史上初めてで、大蔵大臣時代を含めても池田勇人、田中角栄の両首相経験者に次ぎ3人目だ。当時小柄な安住が大口を叩くので「ちびっこギャング」が渾名だ。前の菅内閣では民主党国対委員長として野党の自民党との折衝していた。早大雄弁会で口舌を鍛えたのが功を奏したようだ。その安住は現在、立憲民主党の国対委員長だ。22日記者団に政府の観光支援事業『Go To トラベル』の開始について「みんなが「やめろ」というのに、安倍晋三首相や菅義偉官房長官が『Go To トラベル、今日からだ』なんて旗を振ってキャンペーンを強行しているんだから」「国民の方が感染拡大への危機感が強くて、政府の方が危機感が薄いから、よく分からないんですよ。旅客業に関わる方々も国民のみなさんも手放しでは喜べない状況でスタートするんだから。政府は大きな間違いを犯している」「もし感染者が地方で増えたら、はっきり申し上げますが、政治責任をとっていただく。内閣総辞職に値する。今からでも遅くはないので、延期して落ち着いた後に行うべきだ」と述べた。どこかで聞いたセリフだ。二・二六事件(1936年){下士官兵に告ぐ}の「1、今カラデモ遲クナイカラ原隊ヘ歸レ」戒厳司令部 反乱に参加した兵に対する投降勧告のビラを飛行機から撒布した。「Go To トラベル」を一日でも早く始めろと野党合同ヒアリングで尻を叩いていたのは安住立民以下の野党だった。同日、田端浩観光庁長官はJATA(日本旅行業協会)総会で「 きちっとした手続きのもとに進め、迅速なスタートができるよう取り組み、8月の早いうちからぜひスタートしたい」と述べているように政府の予定は8月開始だった。『内閣総辞職に値する』と安住は大見得を切るが立民党は政権にはありつけない。何せ衆院56名、参院33名合計89名の小党だ。もっとも枝野が首相なれば、空きカン内閣で官房長官だった枝野の言動、悪夢を思い出す。2011311日東日本大震災が発生後、福島第1原発1号機と3号機が爆発したが、枝野は記者会見で「直ちに人体や健康に影響を及ぼすことはない」と繰り返し、危機をひた隠しにした。震災発生の4日後、4号機で水素爆発が起きるまで、自衛隊に本格的な原発対応を命じていなかった。当時の陸上幕僚長、火箱芳文氏は「菅政権は当初、原発事故について『何とかなる』と楽観的だった。1号機は『爆発的事象』と言った、実際は水素爆発だった。3号機の事故で自衛隊員4人が負傷したが現場は「言っていることと違うじゃないか!」と怒る。菅政権は危機的状況を速やかに伝えず、国民を欺いたに等しい」と批判。陸自は原子炉建屋内の状況が分からないまま、放射線量が高い危険な状況で、原子炉冷却のためにヘリコプターでの放水を断行したが菅政権の情報発信は後手、後手で、隊員は命の危険にさらされた」彼等は元過激派だ。自衛隊員の人命など気に掛けない。この政府は放射能が流れる風下に原発付近の住民を避難させて危険にさらした。あの多弁枝野は黙して語らず、無責任極まりなし。今や野党(夜盗に非ず)第一党の党代表。

 

 

 

 


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