キツツキのドラミング

思い付くまま, 気が付くまま・・

皮肉だね~『菅(すが)内閣』が、あの『菅(カン)内閣』と同じとは

2020-09-13 16:17:06 | Weblog

 総裁候補3人中総理の席を一番狙っているのは石破茂だ。2008年、12年前51歳で麻生太郎に挑戦した。結果は与謝野馨、小池百合子、石原伸晃の後塵を拝して5人中最下位、得票数はたったの25票だった。現在と大差はない。岸田候補は安倍からの禅譲を期待していたが急に病状が悪化した安倍首相が辞任を決意した為、急遽総裁選に突入した、これで禅譲話は幻となった。下馬評にも上がらなかった菅官房長官が立候補を表明した途端、二階派の二階俊博がいち早く菅支持を鮮明にした。これで党内5派閥と無派閥組が党人事、閣僚人事の主導権を握ろうと次々と菅支持に回った。菅候補が圧倒的に勝ち過ぎると今後の政権運営に支障を来すからと支持者の一部を岸田候補に回して、岸田の2位を確保させようとの動きがあるかとか、ないとか。岸田派の前身は古賀派だ。親分古賀誠は岸田に派閥を譲る振りをしていたが、中々譲らず、口出しをしていた。派内の野田聖子が総裁選に色気を出すと古賀も女性総理誕生を期待したが、所詮野田の身から出た錆で立候補さえも出来ず仕舞い。今回4回目挑戦者の石破が岸田にも後れを取り3位になると今後総裁選に立候補するのは難しくなるだろう。石破は自民党議員なのに評論家気取りで、自民党政権を野党枝野も顔負けするような批判を展開した。自民党政権を『後ろから弾を撃つ』やら『足を引っ張る』やら、日常茶飯事これじゃ自民党議員からの支持など望むべくもない。12日の日本記者クラブでの公開討論会、特に石破の候補者発言はひどかった。「コロナ対策は米中が協力すれば良かった。日本が仲介すべきだった」石破が総理でも不可能な話を勿体付けて喋る。「防災省を設ける」に至っては「縦割り行政を増やすだけ」と菅候補に一刀両断されてチョン。「北朝鮮による日本人拉致問題は東京と平壌に連絡事務所を持って表舞台で論じることが大事だ」との持論の展開、拉致国家を対等に扱い、拉致をうやむやにする魂胆、これでは被害者は永遠に帰れない。代表質問者朝日の坪井ゆづるが『森友問題』『桜を見る会』について質問した、喜んだ石破「必要ならば再調査すべきだ。政権の中に入って、もう一度ゼロから調べる。国民が納得した、よくわかったというのが過半数にならないといけない」評論家の面目躍如、野党、朝日、毎日、東京が欣喜雀躍、石破支持表明するだろう。この討論会の代表質問者は、NHK伊藤雅之、読売では橋本五郎、朝日の伊藤ゆづる、毎日は坂東賢治、日経の藤井彰夫だった。菅官房長官が組閣して『菅内閣』になる。さァ大変、民主党で最悪だった開きカン、カンカラ菅直人の『菅内閣』と同じだ。困るね~。