石破ではなくムシバとは知らなかった。自民党総裁選に出馬する石破が国会内の歯科医で週１回の定期検診を受けた際「日本の虫歯はどこか」との記者団の問いに「定期的にきちんと見ていかないと、ほっておくと後で大変なことになる」と指摘したそうだ。常日頃安倍政権の政策に批判し続けていた評論家石破茂、7年8か月に渡る長期政権が政策の見直しがなかったのを皮肉ったものだ。過去3回総裁選に出馬、「我こそ、総理総裁に相応しい！！」と自惚れていたが3回落選の憂き目に会っている。最初の挑戦は2008年9月22日 麻生太郎351票、与謝野馨66票、小池百合子46票、石原伸晃37票、石破茂25票とびりっ穴。2回目が2012年9月26日石破茂199票、安倍晋三141票、石原伸晃96票、町村信孝34票、林芳正27票、地方票では石破、議員票では石原が最も多くの票を集め、合計では石破が1位、安倍が2位となり決選投票に持ち込まれた。決選投票は議員票のみで行われ、安倍晋三108票、石破茂89票 で安倍の逆転勝利となる。2015年9月8日 安倍晋三任期満了による総裁選で無投票再選。3回目は2018年9月20日 安倍晋三 553票、石破茂254票と惨敗。鼻ぱっしらの強い石破は過去の総裁選では各議員を訪ね支持依頼などしなかった。それが今回は名刺片手に議員会館議員事務室を回って支持をお願いしているそうだ。4回目の総裁選だ、岸田の後塵を拝し3位だったら石破の政治生命は終わりだろう。
