キツツキのドラミング

思い付くまま, 気が付くまま・・

アジェンダの首に鈴を付けられるか

2014-04-06 05:44:43 | Weblog

己に火の粉が掛かると周章狼狽してクモ隠れを決め込むのは大臣から国会議員、首長まで同じ病状になるようだ。昔は入院が多かったが、最近は居所不明になる手合いもある。蟄居して息を殺しているのもいる。みんなの党代表渡辺アジェンダがDHC会長吉田から8億円の政治資金を借金した事実をばらされて、一旦記者団に、例として酉の市の熊手を購入などと党代表として個人的に使ったのであって政治資金ではなかったと言い訳したまま、3月28日から姿を現さない。徳田虎雄から5000万円借金した事実が露見した、猪瀬都知事は評論家、副知事、知事時代の言動と正反対になって、とっぽい態度も小さくなり、目は宙を泳いで見るも哀れな有様だった。選挙後の生活費の借金だとの言い訳を一転させ、選挙資金だったと認めて、都知事を辞任し検察の意向に従って、略式起訴により罰金50万円と軽く済ませた。今回のアジェンダの図式は猪瀬と瓜二つ、類似している。アジェンダは本会議、党役員会にも欠席、浅尾幹事長が面会を求めても体調不良を理由に会おうとしない。党内からも公然と代表辞任を求める声も挙がっている。浅尾幹事長は横浜市で講演し「早急に結論を出す。党としてけじめをつけた上で反転攻勢していく」と早期収拾を目指す方向を示したが、果たして浅尾がアジェンダの首に鈴を付けられるか、難しい問題だろう。西の橋下と同じでみんなの党のオーナーだと自負しているから始末が悪い。アジェンダは続投したいが党内からは擁護論が出ていないようだ、こんな不祥事がなくても選挙に弱い連中が多い、雨後のタケノコ小党だ。アジェンダが党代表を退いても、今後みんなの党が受ける逆風は相当厳しいのではないか。前途多難だろう。写真は皇居内の道灌堀風景と桜、樹木など手入れはしているが自然を大事にしているように感じた。天皇の「傘寿」を記念して皇居内の中心を貫く乾通りの一般公開が4日から始まった。4日の入場者54.000人だった。5日出掛けたが、立ち続ける事3時間。坂下門前から祝田橋まで大行列を迂回させて、二重橋横の広場に3列に並べた。その後坂下門前のテントの中で持ち物検査、次に身体検査を受けて入場。次々人が押し掛けるので警備の警察官が「写真を2枚写した方は移動して下さい」と声を嗄らす。体調が悪くなった老人男女が近くの人に介抱される、急を聞いて係員が車椅子を押して駆けつける。老人の迷子が出たと氏名をスピーカーで呼び掛ける。大変な騒ぎだ。5日の入場者91.000人だったそうだ。人で溢れる皇居前広場の内堀通りを安倍首相の黒塗りの公用車が赤色灯を屋根に乗せたこれも黒塗りのSP車に挟まれ9時50分頃かなりの速度で走り去った。日本橋三越で消費税実施後の買い物のデモ風景を報道各社に取材させる為だった。