安倍政権を攻めあぐむ民主党が相も変わらず小松法制局長官に集中砲火を浴びせている。ガンの治療で入院した事実を指摘して「この際、辞任して治療に専念するのが身の為だろう」と親切ごかしに辞任を持ち掛ける。今度は答弁時に携帯画面を見て答弁した、何事か不謹慎ではないかと、やられた。紙のメモならいいが携帯ではダメだ、ということらしい。携帯画面を見ていたと言えば民主党に豪傑がいる。2012年2月29日参院第一委員会室で党首討論の13分前に発覚した。野田内閣の法務大臣小川敏夫だ(1月~6月の半年)。携帯画面で競馬サイトを閲覧していた場面を背後上方から撮られたから携帯の画面まで写っている。野党に批判され、後日記者会見て「自分の競走馬に関して調教具合を見た」と述べた。馬主経験は長く30年弱で当時2頭持っている事が大臣の資産公開で判明している。現職の法相が持ち馬の状態を党首討論寸前まで携帯サイトで見ている方が問題だろう。小川は裁判官3年、検事5年、そして弁護士、15年後衆院選東京9区から旧民主党で出馬、落選(落馬)した。1998年参院選に民主党から東京選挙区で初当選、当選3回。女優の市毛良枝と結婚、離婚の原因はDVだとの報道した新聞、週刊誌を相手に民事訴訟を起こし勝訴している。話題の提供主である事に間違いない。諺では”火のない所に煙は立たぬ”というのがある。小川が白髪だから持ち馬も白毛だ、いや市毛だ、そんな馬の毛色はない。選挙は水物だ、次の選挙で落馬の可能性もある。”木っ端を拾うて材木を流す”民主党の大局観の欠如は救い難い。