朝からあの顔を見なくて済むのは心身の為にすこぶるいい。みのもんたが報道番組から消えた。出来の悪い倅が、唯一社会に貢献してくれたことになる。最近早朝の番組でも政治家、政治屋がチャラチャラ出演してオベンチャラを垂れる。彼等にして見れば、テレビ出演で少々のギャラは入るし、次の選挙にも宣伝効果はあるだろうとソロバンを弾いて、万難を排して顔を出しては、一端(いっぱし)のご意見をお述べになる。電波の力を、みのは個人の力だとすっかり錯覚を起こして、益々尊大になって人を人とも思わない、上から目線だった。低視聴率で数%だったのに、みののギャラは年間9億円だったいうから驚く。文字通り"時は金なり"だった。みのだけはバブルが弾けなかった、濡れ手に粟だった。今後TBSは司会を局アナに変えれば、巨額な経費が浮く。TBSは雄斗に感謝状でも出したらどうだ。みのは記者会見冒頭で20秒も頭を下げていた。正に黙祷の図だ、臭気芬々の猿芝居を70分以上演じていたようだ。前回の会見では成人して30才過ぎで家庭を持った子の責任を親が追及されるのは如何のものか、日本だけだなどと能書きを滔々と喋ったが、これが世論の反発を受けたと悟ったのだろう、一転して親の責任を認めたような口振りに一変した。倅の不祥事によって番組降板は想定外だった。悔しさが滲み出ていた。有名人の子だから大騒ぎになる、一般家庭なら大した騒ぎにならないような口振りには呆れる。人様のバッグを盗って、その中の財布からキャッシュカードを抜き取って現金を引き出そうとして失敗した。完全に犯罪だろう。この倅が慶応高校時代学校の購買で制服を万引きしたが、みねは親としてこれも金で解決した。今回も被害者と示談が成立したそうだが、またまた金で解決したのだろう。こんな姿勢の親だからバカな倅は、すべて金で片付くと世間を甘く見る習性が付いたのに過ぎない。みのに多大な責任がある、”この親にして子の子あり”だ。29日東京地検は「突発的な犯行で本人も反省しており、会社を解雇されるなど社会的制裁も受けた」として起訴猶予処分にした。地検特捜OBの敏腕弁護士が手腕を発揮したようだ。みのもんた自身の酒と女の醜聞は夙に知られていたし、本人も自慢げに吹聴していた。叩けばホコリが出る身だ。第一みのが社長を務める水道メーター販売会社ニッコクが、談合事件で行政処分を受けた過去がある。この次点で報道番組から、自ら降板するのが常識だろう。こんな男が報道ジャーナリストだと自称している。世間では法螺吹きタレントの1人に過ぎない。女性記者から次男に一言と言われると「バカヤロウ~」と叫んで去っていった。次男だけではなく論うマスコミや世間に罵声を浴びせた気分だろうが、残念乍ブーメランの如く戻って来てみのもんたの少ない脳味噌を直撃した。同じ言葉でも、1953年『バカヤロウ解散』の原因になった吉田ワンマンが社会党右派の西村栄一議員の挑発にまんまと乗って、同議員に浴びせた『ばかやろう~』と、みのの『バカヤロ~』では随分違う。それにしても日本テレビは羨ましい会社だね。志望者が増えるだろう。ドロボウしても諭旨退職で済み、退職金も貰える。現在もみのは何事もなかったが如く振舞って同局の番組で司会者を続けて稼いでいる。こいつも図太く、鉄面皮な野郎だ。写真はタマカイ、下はハリセンボン。