キツツキのドラミング

思い付くまま, 気が付くまま・・

小泉『原発ゼロ』に共産、社民党が我が同志

2013-10-26 09:19:25 | Weblog

小泉元首相が『原発ゼロ』を講演会で力説しているようだ。今、政府、自民党が「原発をゼロにする」という方針を打ち出すべきだ、そうすれば国民の圧倒的な支持を受けると述べている。安倍首相は政権を担っており、太陽光や風力は天候に左右されて、現在では代替エネルギーにはなりえないので否定的だ。読売が社説で「原発ゼロ」掲げる見識を疑うと小泉発言を批判した。これに対して元首相は反論を寄稿した。政治で大切なことは、目標として大きな方向を打ち出すことだ、「原発ゼロ」に賛同する知識人や原発の専門家の英知を集める会議を設ける。その結論を尊重して政策を進めていけば、原発の廃炉などに必要な技術者の確保、代替エネルギーを発展させて雇用を創出する様々な案が出てくる。問題は放射性廃棄物を埋める最終処分場建設のメドが付いていない。核のごみの処分場のあてもないのに、原発政策を進めることこそ、「不見識」だと考えている。「過ちては改まるに憚ることなかれ」千年、万年の年月を経過しても有毒性が消えない処分場を建設する莫大な資金やエネルギーを、自然を資源にする循環型社会に振り向ける方が、やりがいがあり、夢がある。今回の大震災、津波、原発事故というピンチをチャンスに変える時が来たと受け止めたいと述べている。この小泉発言に共産党の志位委員長が「小泉さんの発言は理が通っている。原発ゼロという一点で、どういう立場の方とも大いに協力を図っていく」と手放しで賛同している。また社民党の吉田党首も「我が意を得たり」と諸手を挙げている。一方空きカン元首相も外国まで出掛けて『原発ゼロ』を喋っている。共産、社民両党は保守の小泉より政治的に近いカンカラの方に擦り寄って、『原発ゼロ』の声を結集させればいいと思うが、カンは何せ評判が悪い。この貧乏神とは手は組めないという訳だ。原発事故当時首相だったが、やることなすこと、ヘマの連続だった。発生当初の不手際が今日の事故拡大に繋がっている。己のしくじりは部下や他人に転嫁して「カンこそ正義の騎手」気取りだった。首相の座に未練がましく、粘って、しがみ付いていたが、党内のカンおろしには抗せず、しぶしぶ辞任した。共産党、社民党が小泉を担いで新党結成したらどうだろう。これぞ正に珍風景だろうが、あり得ない話しだが。写真はトウゴマ(唐胡麻)別名ヒマ、種から搾る油がひまし油で工業製品に利用される。下剤に利用されるのは1%程度