写真同好会で伊豆の河津七滝（ナナダル）と紅葉のスナップに出掛けた。修善寺の紅葉園で三重県からの温泉ツアーのお年寄りのバス4台の団体さんと一緒になった。紅葉林を登ると視界が開けて冠雪した富士山が雲の上に顔を出した。三重では富士は見えないから矢張り感激も一入のようで歓声を上げて記念写真を撮ったり撮られたりしていた。一寸シャッターを押してくれと頼まれたりもした。関東では晴れていれば見ることができるので残念乍あのような感激がない、馴れというのは恐ろしい。中国からの観光客は曇っていて富士が見えなくても何が何でも五合目に行く念願の富士山に行って来たと満足だそうだ。小学校で歌った（明治43年の『尋常小学読本唱歌』）『富士の山』♪あたまを雲の上に出し四方の山を見おろして・・・・富士は日本一の山。富士山も遠くから眺めれば美しいが登るとゴミや汚猥で汚れてとても世界遺産には登録できぬという。政治屋も遠くでは良く見えてもその人間に近寄れば近寄る程煮ても焼いても食えぬ嫌われ者がいる。何と言っても汚沢とガラッパチの田中真紀子が双璧だろう。