能登でココロもどる旅

ぶなの森エコツアーのスタッフブログです。
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輪島そうめん物語

2011年02月12日 | 能登徒然日記
能登ふるさと博~味覚半島能登、食談の旅~
のひとつ、「輪島そうめん物語」の食談義に参加してきました。
語り部は、輪島そうめんの研究を長年やってらっしゃる古今先生です。

昔の道具と、当時のそうめんのパッケージを説明しているところです。
輪島といえば漆器のイメージが強いですが、漆器に変わるまではそうめんの一大産地でした。
室町時代から栄えた産業は次第に衰退し途絶えてしまいますが、
かつては50軒以上の業者がいたそうです。

今日は復興した(平成18)輪島そうめんのフルコースを味わってきました。

そうめん三種盛。

海鮮山かけそうめん。

輪島塗の椀に盛られた、そうめん雑煮椀。
全部で7品の創作料理を味わいましたが、細麺は食べやすく、
するする~と胃袋に収まってしまいました。
最後まで美味しくいただきました。

能登の麦屋節の披露もありました。
輪島そうめんの粉ひきの作業歌だったそうです。富山県の麦屋節がルーツと言われているそうですが、
そこには能登出身の「おさよ」という娘の悲しい物語がからんでいるのだとか。
輪島そうめんの歴史はまだまだ奥が深そうです。(今井)