能登でココロもどる旅

ぶなの森エコツアーのスタッフブログです。
能登の海・山・里で日本の原風景に帰る旅を楽しみましょう。

スタッフブログ

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ジャパンテント ブナ林散策

2009年08月21日 | 鉢伏山
ジャパンテント特別プログラム 鉢伏山のブナ林散策
「留学生と夏のブナ林でゆっくり過ごしましょう」

ジャパンテントの留学生を受け入れる能登町のホストファミリーをお誘いしたところ、
能登町鵜川の森さんご一家からお申し込み頂きました。
能登の海に暮らす森さんは能登の山も知りたいと、ご参加下さいました。

森さんはジャパンテントの留学生を毎年受け入れています。
今年も3人、アメリカ人・ウガンダ人・中国人の男性3人を連れていらっしゃいまいました。

総勢7名の皆さんが午後2時に到着。
当日は雨模様でしたがアメリカ人のブライアンさんの強い希望があったそうです。
事務所で鉢伏山の歴史や森の様子をご紹介しているうちに雨が上がりました。いざ出発!

足元に注目”
アランさんはお気に入りのナイキを汚さないようにビニール袋と布テープで
靴を防水防塵パックしました。お見事!

今回は留学生なので、日本のふつうの自然の姿をよくみてもらうことにしました。
ブナ林について、ブナの見分け方、樹形の不思議、人との関わりなどについていろいろな
QUESTIONを出して、みんなで一緒に考えてみました。

特にブライアンさんは物理学を専攻しているだけあって旺盛な探究心と好奇心で
見事な推論や感激を示してくれて、大いに盛り上がりました。
ブライアンさん、大きな体をかがめて小さな草について研究中です。



「自分の住むマイアミはまっ平らな草地にヤシの木があるだけ。
日本の自然は密度が濃く多様性に富んでいて本当に驚いた。
日本は美しい。大好きです。」

能登の、石川のふつうの山、ふつうの森の「豊かさ」を留学生が感じ取ってくれたことは
わたしたちにとっても喜びでした。

「けっこう楽しかったよ」と森さんから笑顔の一言。ありがとうございます。
留学生たちと森さんご一家は親睦を深め、楽しんで頂けたようです。