能登でココロもどる旅

ぶなの森エコツアーのスタッフブログです。
能登の海・山・里で日本の原風景に帰る旅を楽しみましょう。

スタッフブログ

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鉢伏山 星稜大ゼミ生「働く」

2009年08月12日 | ― 竹取物語
金沢星稜大学の西村先生のゼミ生のみなさんが鉢伏山で「竹取物語」をしました。
能登町での体験型授業「働く」研修の一環です。
当日は曇り後晴れの絶好の作業日和。9時から14時までたっぷりと山で過ごしました。

導入は事務所の2階、さわやかな風が吹く中で「エコツアーと保全」について話を聞いて頂きました。
里山の森で竹を刈るという保全活動を通じて、人が関与し守ってきた奥能登の自然の実相を感じながら、
「環境」を考えてもらうことが目的です。

なにはともあれ、楽しく体を動かすこと。山を登って鉢伏山の頂上へ!

「運命の赤いヒモ」で決まったペアで共同作業します。ハサミ係と刈り出したネマガリダケの運搬係を交替しながら。

さらに3つにグループ分けして三方からネマガリダケの大群落に突入です!


山は涼しいとはいえやはり夏。こまめな休息と水分補給は欠かせません。

最初は慣れずに手こずっていたみなさんでしたがあっという間にコツをつかんで
ペースも上がってきました。
時に和気あいあいと、時に真剣に打ち込んでネマガリダケの山を築きあげます。


さすが大学生、若いパワーで一挙に一網打尽。スタッフを含め総勢20名のチカラ。
予定を30分残して完了してしまいました。

みなさん、おつかれさまでーす! ありがとうございました。

今日の記念に星稜大学の皆さんに刈っていただいたスペースを「星稜広場」と命名いたします。

お弁当を食べた後に「森遊び」が待っていました。
木登り・目隠し木探しなどをしてみんさん、生き生きと元気に。森の効用です。


ゼミ全体のエネルギーが自然に開放された楽しい時間でした。
最後に森の瞑想。あんまり気持ちよくなって眠ってしまい、木から落ちてしまった人がいました(笑)。

森を明るく整備すると人の交流の場となります。こういった体験を通して、
環境に対して敏感な若者たちが次代を担うことを願っています。