だから、ここに来た!

いらっしゃいませ! 英国旅行記の他、映画や音楽、テレビドラマ、演劇のレビューを中心にお贈りしております!

「キリング・イヴ」第1シリーズ第7話"I Don't Want to Be Free"・第8話"God, I'm Tired"

2021-05-22 | TV/その他

「キリング・イブ」感想まとめ。

AXNミステリーでの「キリング・イヴ」視聴第4週。
第6話の録画失敗でやる気を失っていましたが、やっと最終話まで完走。

第7話

ホテルの部屋を出たイヴはキャロリンの元にかかってきた電話からナディアが殺されたことを知る。
コンスタンティンと朝食をとる2人は、ナディアを殺した「ナタリー」という囚人がヴィラネルと踏み、
彼女との面会を求めるが、コンスタンティンは拒否する。

実はケニーもモスクワ入りしていることを知らされたイヴは、
キャロリンとともにケニーのいるオフィスへと向かう。
ケニーは防犯ビデオの記録を確認しようと提案するが、
キャロリンはそれを却下し、2人にロンドンへ戻るよう指示する。
しかし、イヴとケニーはキャロリンに黙ってモスクワに残ることにし、
ケニーが持参したキャロリンが隠し持っていた赤裸々な手紙と
コンスタンティンと共に写っている写真を調べる。

そしてイヴは、ケニーが突き止めた居場所からアンナを訪問。
アンナはイヴを家に招き、ヴィラネルから受け取った大量の手紙の入った箱を差し出す。
アンナに執着していたヴィラネルが、彼女の夫を殺害した時の状況を聞き出すイヴ。
アンナは何者かからヴィラネルが死んだと聞かされており、
イヴはケニーから受け取った写真を元に、それがコンスタンティンだったことを確認する。
また、ヴィラネルがアンナに残していったコートの裏地に
ヴィラネルの偽造パスポートが隠されていることに気づくイヴ。
それを知らないアンナはコートを持って行っていいとイヴに伝えるが、イヴは彼女の元に残しておく。

一方、刑務所のヴィラネルは、インガという囚人と共に新しい独房入れられる。
インガは横になったまま反応も身動きしないが、
ヴィラネルが眠りにつくと、カミソリで襲いかかり、
争った末にインガの首元に噛みついたヴィラネルは、独房から引きずり出される。
その後、アグニヤと共に裁判所へと輸送されるが、その途中にバンが襲われる。
バンの中の警備員が他の警備を射殺し、ヴィラネルの手錠を解錠すると、
バンのドアが破壊され、バイクの男がヴィラネルに着いてくるよう声をかける。
自由の身になったヴィラネルに、アグニヤがどうすればいいのか問いかけ、
彼女は逃げればいいと伝えるが、アグニヤは自由を望まず、
死んだ方がマシだといいかけたところで警備員に射殺される。

バイクの男はアントンというヴィラネルの新しい指示役で、
彼女に新しい任務を指示する。
ヴィラネルは受け取った銃で生意気な態度のアントンを撃ち、
今度のターゲットがコンスタンティンであることを知る。

ヴィラネルはコンスタンティンの妻子を隠し、
子供部屋のテントに忍び込んで、帰宅した彼を驚かせる。
次のターゲットが彼であることを告げ、好きな方法で死ぬように強要する。
薬を飲むコンスタンティンに彼らの所属する組織「トゥエルヴ」のトップの正体を追求するヴィラネル。
だが、彼はその正体を知らないといい、ヴィラネルをどんなに愛しているか話し、情に訴えかける。
そして空になった酒のボトルを投げつけ蒔で殴った末に逃亡。
ヴィラネルはボートに乗ったコンスタンティンを逃してしまう。

モスクワのオフィスに戻ったイヴは、ケニーと共に刑務所の防犯カメラの映像をチェックする。
すると、ヴィラネルらしき囚人を発見。
その行く先を追うと、面会室で待つキャロリンの姿を発見する。

Killing Eve 1x07 Promo "I Don’t Want to Be Free" (HD) Sandra Oh, Jodie Comer series

 

【ネタバレあり感想】

エピソード・タイトルの"I Don't Want to Be Free"はアグニアのセリフから。
その後、即射殺されるのはやっぱりと思いつつ、ショックでした。
拘束されて行動を制限されることって、ある意味、楽ですからね。
自由に生きていく方が大変。

コンスタンティンはやっぱり上手だなー。
アントンが出てきた時は、ずいぶん彼とキャラが違うので、
ヴィラネルが始末した時はスカッとしました。

(2021年3月24日 (水) 録画、2021年4月26日 (月)視聴 )

 

第8話

Season Finale Trailer: God, I'm Tired | Killing Eve 

防犯カメラの映像にキャロリンの姿を見つけたイヴとケニーはホテルに戻ると、
フロントから部屋の鍵を受け取ることに成功し、キャロリンの部屋に潜入する。
散らかった部屋にヘアドライヤーを持ったコンスタンティンがいて驚く2人。
するとキャロリンが風呂から出てきて、ヴィラネルが彼の妻を監禁し、娘を誘拐したことを告げる。

一方、ヴィラネルは、コンスタンティンの娘イリーナとヒッチハイクで移動し、ベンチで食事をしていた。
父の教えで英語だけでなくスペイン語、ドイツ語など多国語が話せるイリーナは、
ヴィラネルの知らない中国語で彼女をからかってみせる。

キャロリンは息子であるケニーを英国へ帰そうとする。
ケニーはコンスタンティンのセキュリティがヴィラネルたちを追わない理由を尋ねると、
コンスタンティンは、「トゥエルブ」が殺そうとしているのは彼自身だと明かす。

アンナの危険を感じたイヴは彼女に電話をかけるが、
ちょうどその時、ヴィラネルの指図を受けたイリーナが、
アンナの部屋のドアベルを押したところだった。

アンナが招き入れたイリーナに気を取られている間、
ヴィラネルはコートの裏地に隠されたパスポートを探すが、
そこに入っていたのは"Sorry Baby X"という、イヴの書き置きのみ。
ヴィラネルは、アンナにイヴの居場所を聞き出そうとするが、
彼女は電話番号を教える前に傷の手当てをさせて欲しいと申し出る。
ヴィラネルはイリーナに、アンナと寝たことがあると挑発的に告白すると、
アンナはヴィラネルに銃口を向ける。
彼女に撃てるわけがないと、アンナに対して銃を構えるヴィラネル。
しかし、アンナはヴィラネルがもう自分を愛していないと知ると、自分の顎の下から発砲した。

一方のイヴは、コンスタンティンとアンナの自宅に向かっていた。
場所を説明しなくてもコンスタンティンは彼女の部屋を知っている。
イヴは何故ヴィラネルが彼を殺そうとしているのか訊くと、
話したら殺されなければならないとかわされる。

グローブボックスに銃を見つけたイヴは、
外で立ち小便をしているコンスタンティンに銃を向け、ヴィラネルについて質問する。
観念したコンスタンティンは、ヴィラネルを民間組織のために雇ったが
もう何年も会っていないと告げる。
そして、イヴが狙う「トゥエルヴ」はコンスタンティンを、
コンスタンティンは娘を求めているため、
もしイヴが娘のところに連れて行ってくれれば、すべてが丸く収まると持ちかけたところで、イヴの電話が鳴る。
発信番号はアンナのものだが、声の主はヴィラネルのものだった。

カフェ・ラドジニーで落ち合ったヴィラネルとイリーナ、そしてイヴとコンスタンティン。
イリーナは父に駆け寄ろうとするが、ヴィラネルはそれを制し、彼女を人質にして、
他の客にも動かないように命令する。
イヴからパスポートと金を受け取ると、ヴィラネルはコンスタンティンを撃ち、
イリーナがなんとか逃げ出したところで、イヴはヴィラネルに銃口を向けた。
そして2人だけで、一緒に来て欲しいと願い出るが、彼女は消え去ってしまう。

帰国する空港で、キャロリンからコンスタンティンが死んだことを聞かされたイヴだったが、
エレナからのヴォイスメールで、パリのアパートでヴィラネルの事件と同じ薬物が使われた死体が発見され、
さらにそのアパートの一室の家賃がフランクへの支払いに使われていた口座から支払われていたことを知る。

コンスタンティン宛のラヴレターをヴラドに渡したことでキャロリンからその場で解雇されたイヴは、
キャロリンとケニーとは同行せず、黙ってパリへと向かった。

パリのアパートに到着したイヴは、同じアパートに住む婦人に、
ヴィラネルの監視役と勘違いされ、部屋に招かれる。
うまいことヴィラネルの出入りの記録を入手したイヴは、婦人に部屋の鍵も受け取ることが出来た。

ヴィラネルのワードローブや引き出しには仕事に必要な制服やカツラ、武器が隠されており、
冷蔵庫にはシャンパン、別のワードローブには高級なデザイナーズブランドの洋服が収納されている。
そして、その中にはイヴが盗まれた緑色のスカーフも入っていた。
発狂したイヴは、服を引っ張り出し、ボトルを壊して、部屋をめちゃくちゃにする。

そこに、ドアを開ける音が。
銃を手にしたイヴが恐る恐る部屋を覗くと、ヴィラネルがワードローブの前に立っている。
イヴはヴィラネルを殺すと脅すが、ヴィラネルは全く動じない。
「もう疲れた」
銃を落としベッドに座り込んだイヴとそれを拾ったヴィラネルは、
お互いを意識し続けていることを認め、横たわる。
そして、ベッドの上で向かい合い、見つめあう。
しかし、イヴの手にはナイフが握られていた。
ヴィラネルの腹にナイフを刺したイヴは、ナイフを抜いた後の出血に動転し、
キッチンペーパーを取りに行くと、ヴィラネルは銃でイヴを撃とうとする。
手当てしようと様子を見ながらベッドルームに近づくと、そこにヴィラネルの姿はなく、
代わりに婦人が立っていて、ヴィラネルが去ったことを告げられる。

【感想】
だいぶ前に見終わっていたのですが、記事を書くまでに間が空いてしまい、
場面の記憶がおぼろげ(苦笑)。あらすじもぎこちない。(後で修正するかも。
)

クライマックスで、イヴがヴィラネルを刺した後、
「抜かないでー!」と言われてるのにナイフを抜いてしまって、
出血にあたふたしてるところで笑ってしまいました。
鋭い観察分析力はあっても現場慣れしていないイヴらしい動揺っぷり。

コンスタンティンの娘イリーナがヴィラネルに負けないいいキャラしてて、
今後もまた出てくれないかな、なんて期待しちゃってます。

ヴィラネルとアンナの複雑な関係にも興味を惹かれました。
ヴィラネルが話していた通り、アンナと愛し合っていたとしたら、
アンナは夫への申し訳なさや自分を責める気持ちがあったのかも。
夫が残虐な目にあっても引越ししなかったのは、
まだ愛しているヴィラネルといつか会えることを期待していたのかもしれませんね。

(2021年3月24日 (水) 録画、2021年4月26日 (月)視聴 )

これにて一応第1シリーズ終了。

留学中にちょっと見ていた第2シリーズの一挙放送も録画済み。
現時点でこのドラマは第4シリーズで完結と報じられているので
まだCS放送されていたに第3シリーズも見たいけど、とりあえず半分までは楽しめそうです。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「9から始まる奇妙な物語」... | トップ | 【ネタバレ注意】映画「ファ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

TV/その他」カテゴリの最新記事