ノリの東京の友人の生きる糧(福岡編)

日々のちょっとした楽しみや悲しみを徒然に語ります。

2年ぶりの帰郷(4) ~ 玩具好きの原点 ~

2008年03月22日 | オモチャ・模型
 2年ぶりに田舎に帰って、押入れの中から、昔集めていた玩具の入った箱を取り出しました。懐かしい玩具との久しぶりの再会ですね。童心にかえります(おっさんになった今も童心のままですけどね・・)。

 たくさんあるコレクションの中から思い出のある6体の写真を撮ってきました。本当にカメラ付き携帯は便利ですね。いい時代です。

 写真の上の段が、怪獣消しゴムですね。
 左から、ナックル星人、コダイゴン、エンマーゴの3体です。

 写真の下の段は、
 左から、ドリー・ファンク・ジュニア(プロレス)、北斗の拳のラオウ、北の湖(現、相撲協会理事長)の3体です。

 私が小学生の頃に、スーパーカー消しゴムが流行ったのですが、私はあまり関心がありませんでした。当時は大相撲が好きだったので、兄からもらった相撲力士消しゴムで、トントン相撲をして遊んでいましたね。土俵は紙で作りました。この相撲消しゴムが、私の玩具集めの原点になります。当時のガチャガチャ(ガシャポンとも言いますね)は1回10円で、1個玩具が入っていました。

 相撲消しゴムの力士は、北の湖、輪島、高見山、貴の花(亡くなった先代の方)、魁傑、旭国(現、大島親方)、若の花(2代目)、麒麟児、富士桜、長岡(後の朝汐。朝青龍の親方の現、高砂親方)の10名です。消しゴムの長岡は髷が結っていないので、学生相撲から移ってきたばかりの頃ですね。みんな顔が実物にそっくりです。良い原型師が作ったんでしょうね。相撲協会の許可を得て作った玩具かどうかは判りませんが・・。

 この次に集めたのが、プロレスラー消しゴムです。いくつかの会社が出していたと思いますが、その中でクオリティが高かったのは、写真のドリー・ファンク・ジュニアが入っていたシリーズだけでしたね。他の会社の人形はイマイチ似ていませんでした。
 レスラーは、ファンクス兄弟(ドリー&テリー)、猪木、馬場、タイガーマスク、スタン・ハンセン、ブッチャー、タイガージェットシン、アンドレ・ザ・ジャイアント、ミル・マスカラスの10名です。これまた顔が本物にそっくりですね。よく力士消しゴムと土俵で戦わせていましたね。

 で、中学生になって流行ったのが、怪獣消しゴムでした。
 この頃は、おこずかいのほとんどをコレにつぎ込んでいましたね。学生服を着て文房具屋の前でガチャガチャをやっていたら、少しツッパっていた同級生から「僕ちゃん、いくつ、まだ怪獣が好きなの?」とからかわれていましたね。恥ずかしかったのですが、やめれませんでしたね。

 余談ですが、この同級生からは、性に関することを写真で色々教えてもらいました。生まれて初めて見たモノクロの外国人のヌード写真でしたが、衝撃でしたね。
 最初に関節技で手首を逆手に極められたのも、この人でしたね。空手では合気道に勝てませんでした。打撃より関節技だ、と理解した中学校1年生でした。

 歴史好き、特に戦国時代好き、と言うこともあって、武士に似ていた写真の『コダイゴン』と『エンマーゴ』が数ある怪獣消しゴムの中でもお気に入りです。
 『コダイゴン』に関しては、自分では手に入らなかったので、持っていた友達に頼み込んで交換してもらった記憶があります。もうブームも去って、熱心なのは私くらいだったので譲ってくれたんでしょうね。

 上段写真左の『ナックル星人』に関しては、生まれて初めて雑誌の読者欄の『求む・譲る』コーナーを見て、全く知らない人から購入したものですね。駅名は忘れましたが、遠くの駅まで自転車で行って、駅前でブツの交換をした覚えがあります。高校1年の頃ですね。
 これは、私がお金を払って怪獣消しゴム300体くらいを買った感じです。生まれて初めての取引ですね。ただし、代金は、その時お金がなくて友達から借りました。これまた生まれて初めての借金ですね。

 結局、雑誌に載っていた情報と、実際もらった現品の内容が違っていましたので、後日揉めました。相手が悪質ではなかったので、ガンダムのシュミレーションゲームか何かを追加でもらった記憶があります。この時は郵送でしたが、ちゃんと対応してもらいました。最初の取引相手が良い人でよかったですね。いまだに、滅茶苦茶な取引相手にぶつからないのは、最初の相手が良かったおかげでしょう。

 その後、バンダイがSDシリーズの消しゴム(スーパーディフォルメ)や、キン消し(キン肉マン)を出すようになります。この頃から1カプセル100円(2個入り)になりましたね。

 この頃からはバイトもやっていましたので、欲しい物は買えるようになっていましたね。そんなバンダイの消しゴムの中では、NHKの大河ドラマ消しゴムが私の中では一番のヒットですね。武田信玄、伊達政宗等、本当の役者さんそっくりのディフォルメ消しゴムでした。良い出来でした。これが出たせいで、先に挙げた『コダイゴン』や『エンマーゴ』の立場がなくなってしまいましたね。結局、私が欲しかったのは武将人形だったようです。

 そう言う感じで、行き着くところまで行った消しゴム集めの最後を締めたのが、写真下段真ん中の『ラオウ』でした。大河ドラマ消しゴムと同じ感じで馬に乗っていますし、顔や全体の造形も完璧です。これこそ、私が小さい頃から欲しかった玩具の究極ですね。


 以上が、私の福岡時代の玩具集めの歴史です。
 間に、ガンプラ、田宮のミリタリープラモ、メタルフィギュア、シュミレーションゲーム(ボード型)等が入りますが、やはり一番好きなのは、消しゴムですね。
 3㎝前後の大きさが、私の小さな手に、ちょうどいい大きさなのです。
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2 コメント

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ゴダイゴン! (takeo)
2008-03-23 10:01:57
いや~懐かしいなあ、ゴダイゴン!
僕も好きだったんですよね。ゴダイゴが好きだったというのもあったけど(あまり関係ない?)
私は何と言っても大河ドラマ「武田信玄」シリーズですかね。
今は考えられない組み合わせですよね。最近だと新選組の食玩が近いものがありますが。
私は結局処分してしまった(あなたにあげた?)けど、持ち続けるとやはり価値が出てきますね。
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takeoさんへ (ノリの東京の友人)
2008-03-23 12:52:50
 ゴダイゴとコダイゴンは関係ないですね。無理があります。

 武田信玄に関しては、私が貴方にあげて、いらなくなったので貴方が私に返した、と言うのが正しいですね。これでは玩具に魂はこもらないですね。妖怪化しません。今、持っている玩具は大切にして下さいね。
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