野良猫岡山の糖尿病・奮闘記

「膵外分泌疾患に伴う膵嚢胞手術後糖尿病発症治療12年目」のブログです。薬物療法と食事療法で頑張ってます。

痙攣や精神錯乱も…危険な熱中症

2017年06月21日 | ブログ

なぜ低温や室内でも多発?簡単な防止法?

 5月中旬以降、日本各地で「30℃以上の真夏日」が観測されており、それに伴って「熱中症」で搬送される人もうなぎ上りに増加している。

 熱中症は文字通り「熱に中(あた)る」という意味で、体の内外の「熱さ」によって引き起こされるさまざまな症状である。つまり「体内の熱産生が高まっても、外界への熱放射が困難な状態」で起こる。

 前兆として「頭重」「倦怠感」「あくび」「めまい」「手足の運動障害」が起こる。ひどくなると「痙攣」や「精神錯乱」を起こし、「体温上昇(特に40℃以上)」をきたす。

 熱中症は、「炎天下の高温と直射日光が原因」と考えられがちであるが、温度より影響が強いのは、実は湿度である。よって、28℃くらいの温度の室内で発症することもよくある。高湿度の環境下では汗をかいても蒸発しないので、気化熱による体温低下が起こらず、「熱中症」にかかりやすくなる。気温30℃以下でも、湿度が60パーセントを超えたら要注意だ。

 熱中症と思われる人がいたら、

(1)衣服をゆるめ、胸元を開き、放熱を助ける
(2)日陰の涼しい場所に横に寝せる
(3)うちわや扇風機で頭や首など上半身を冷やす
(4)冷水や、冷水でしぼったタオルで頭や首を冷やす
(5)水分(スポーツドリンクや昆布茶、自然塩を含んだ水、茶など塩分を含む水分)を補給する

などをしてあげ、それでも症状が改善せず意識が薄れていくようなら、すぐ救急車を呼ぶことだ。これが、一般的な熱中症対策である。

「水中毒」

 さて、「暑い日の熱中症の予防対策」として、「こまめに水分を補給する」ことが勧められているが、水分の「摂りすぎ」には思わぬ落とし穴があるから要注意だ。

 日本人の死因の2位(心疾患)と4位(脳血管疾患)が「血栓症」であるから、ここ20年くらい「血液をサラサラにするため」に「水分を1日2リットル以上飲むこと」「こまめに水分の補給すること」などと指導されている。

 しかし、飲みたくもない水分を不必要に摂り、体内に余分な水分が多くなると、「肩こり」「頭痛」「めまい」「耳鳴り」「ふわっとした感じ」「不安」「不眠」「動悸」「吐き気」など、身体症状のほかにも、精神症状も含んだ、多彩な不定愁訴が出現する。これを漢方医学では「水毒」といい、2000年も前から「水分の摂りすぎ」について警鐘を鳴らしていた。

「水毒」は漢方医学独特の概念かと思っていたら、そうではなく、西洋医学にも「水中毒(water poisoning)という用語があった。『NANZANDO'S MEDICAL DICTIONARY』(南山堂)によると、「水を多飲して排泄と排尿の平衡が破れると、不安、めまい、頭痛、吐き気、下痢、痙攣、アタキシー、昏睡などの症状を是し、はなはだしい場合には死に至る」と「水中毒」の詳細がなされている。

 よって、飲みたくもない水分を無理して摂取し、今述べた症状のひとつでも2つでも発現したら、「水(中)毒」を疑う必要がある。「水(中)毒」の具体例については次回に譲る。

体温調節能力を高める

 50年前までの我々の幼少期から青年期までは、クーラーなどは存在せず、うちわや扇風機で涼をとっていた。炎天下で長時間歩いたり、労働したりすることで、日射病にかかる人はいたが、その予防には麦わら帽子をかぶることを勧められていた。当時の室内は、今よりずっと蒸し暑かったが熱中症にかかる人はほとんどいなかった。

 よって今流行の熱中症は、暑熱や湿気だけが原因ではないといえる。

 真の原因は「我々、現代人の体温調節機能が低下、劣化している」点である。暑いときは発汗する。その汗(水分)が蒸発(気化)していくときに、気化熱を体から奪って、体温を低下させる。このメカニズムで人類は何百万年もの間、暑さをしのいできた。

 しかし最近はいたるところにクーラーが設置されており、汗をかく機会が減った。その結果、「発汗による体を冷却する能力が劣化してきた」ために、熱中症で倒れる人が増えた、といっても過言ではない。

 よって日頃から、運動、入浴、サウナ浴、岩盤浴、ホットヨガなどを励行して発汗し、体温調節(低下)能力を高めておくことこそが、真の「熱中症対策」といえるのではないか。

(文=石原結實/イシハラクリニック院長、医学博士)

ニュースサイトで読む: http://biz-journal.jp/2017/06/post_19531_2.html
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梅雨前線の活発化で全国に大雨を降らせてますね。もう不快指数100です。

じめじめ。。。

この数年、夏場暑くとも「エアコン」は使用してません。扇風機・アイスノンで乗り切ってます。

1Fの事務所はエアコン付けてますが。

2Fの住居スペースは「扇風機」で。(´・ω・`)

理由? 簡単!!!! 足の冷え。糖尿病性神経障害に大敵なのは冷え!

「チクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチク病」

なれば、夏場でも靴下。ふくろはぎにはサポーター。

最高気温が35℃を超えても「足の保温」優先。(´・ω・`) だって合併症の疼痛、痛いんだもん。

 

アチィ時には「アチィ鍋」。常識。汗をかいて、さっとシャワーを浴びる。そして扇風機の前で、

 

あ゙ぁあ あ゙ぁあぁ゙ああぁぁあ゙ぁあ゙ぁぁと声を出す。俺の熱中症対策(`・ω・´)v

 


今朝の血糖値です。121(mg/dl)です。薬物治療中でも。1年間毎日120(mg/dl)にならんのかね。

上がったり、下がったり。面倒くさいわ(´・ω・`)



そして糖尿病患者さんの大敵のメニューがそろそろ。夏が来る! 逃げてえええええええええええ!


 

そうです。血糖値爆上げ料理。冷やし中華・冷やしうどん・そうめん3兄弟!


炭水化物・糖質100%の美味しい「夏の風物詩」

そうめんなんぞ、調理が至極簡単で。お湯に茹でるだけ(´・ω・`)優れもの。特に独身男性には重宝するアイテム。

そして翌日の血糖値測定で「あれっ、なんかすげーーたけーー!」って

 


 


 また更新します。皆様もご自愛ください。

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