ATSUー歴女(おばさん?)のひとりごとー

見たこと・聞いたこと・ちょっと調べたこと,気ままに「My 日記」として書いています。

「お久しぶりです,またお会いできましたね。」第1回課題返ってきました。&第2回提出へ

2018-12-13 11:11:36 | 古文書
「お久しぶりです,またお会いできましたね。」

これは,返ってきたNHK学園古文書,解読実践コース,
2018年度第1回課題の「講評」の先生の言葉です。
年度替わりで次の課題がなかなか届かなかったので,
前回の提出から,日にちがあいていました。
先生は,
「お,久しぶりだなあ。」
と思ってくださったのでしょうか?
・・・
でも,パソコンに入っている私のデータ見たら,わかりますよね。久しぶりのことぐらい。


さて,評価は「A」ですが,
「江戸時代初期の文書としてはそれほど難しくはないのですが,
 ・・・やはり難しいところが出てきましたね。」です。

第1回はしっかり見直して,
第2回課題もほぼ出来ているので,確認して,提出します。


いつものように,「あなたの声」

「福井大池の用水論争」

今回の課題は,「南部・秋田領境論につき返答書」でした。
この課題をしていて,近くの福井大池のことを思い出しました。

福井大池(現:揖保郡太子町)をめぐる水争いのもっとも古い史料は,
鎌倉時代のものです。
太田荘(現:揖保郡太子町)がこの大池を埋めて田んぼにしようとすると,
神護寺領である福井荘(現:姫路市網干区など)の田が水不足になると
神護寺側の文覚が抗議したという文書が神護寺に残されています。
福井大池の用水論争は,鎌倉時代以後,何度となくくりかえされたようです。
手元にある『太子町の歴史 太子町立歴史資料館常設展示案内』には,
江戸時代宝永年間の「福井大池池床論争裁許図」も載っています。

その後,この争いがどうなったのか私は知りませんが,
今の福井大池は水鳥がたくさんいて,
周囲は,散策できるよう整備されています。
春は桜がとてもきれいです。


コメント
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