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ATSUー歴女(おばさん?)のひとりごとー

見たこと・聞いたこと・ちょっと調べたこと,気ままに「My 日記」として書いています。

メモ;歴博・町家の日・太子町立歴史資料館・公民館歴史講座

2024-03-21 12:03:50 | 日記 地域
寒いですね。今朝は,車の上に
ほんのちょっぴり雪。
            でも,一方で, 我が家のさくらんぼの花です。
久しぶりの更新となりました。まとめて書きます。

2月17日土曜日,兵庫県立歴史博物館でまず,コレクションギャラリー展示「的形の近代 塩田経営文書から」
 写真は,「賃金前借り証」(写真撮影可)
塩田ではさまざまな作業があり,雇用形態も1年ごとの年間雇いや日雇いなどもあり,この史料は1年単位で雇われた労働者と経営者の契約文書だそうです。年間の給料を前借りで受け取るとは,ビックリです。
コレクションギャラリーを見たのち,神戸史学会の授賞式&講演会に出席。
私の高校の時の先生(89歳)と現在の先生(90歳)が,それぞれ神戸史学会賞,落合重信記念賞を受賞されました。

3月2日土曜日,町家の日in網干
時間の都合で,すべてをまわることはできませんでしたが,興味深かった2か所
ある民家のおひな様です。
江戸時代のものだそうで,染料が色落ちしています。
明治以降だと海外からの染料になるのでここまで色落ちしないそうです。 
  瀬戸内独特の振袖びなです。

次に鍛冶六&カナイ電気

見学は鍛冶六のみです。
明治中期に永尾氏が鍛冶屋をはじめました。屋号鍛冶六。その後,金物商になります。永尾金物店三代目が大正年間に店内を改装。回廊や洋風応接間,地下室等をつくりました。
平成になり空き家となりますが,令和5年によみがえりました。

3月7日木曜日,太子町立歴史資料館古文書初級講座最終回
1月から4回にわたって行われた古文書講座が終了しました。
いろんな史料を読みましたが,私のお気に入りは,天保9年の巡見使の記録です。
太子町内の龍野藩の大庄屋さんの文書です。
いつか「松ヶ下庄屋日記」(だったかな?)を全部読みたいです。

3月16日土曜日,網干公民館歴史講座「写真で見る網干の歴史~写真資料の種類と見方」
講師はよく知っている人だったし,おもしろそうな気がしたので参加。
私のお気に入りは,網干小学校所蔵写真のうち,網干高等小学校の卒業集合写真(明治~昭和)です。ファッションの変遷,制服の登場(昭和8年)など世の中の動きが現われているように思いました。

イッキに1か月分書きました。
現在の先生の「あなたはまだ30年できる」という言葉を信じて(?)頑張ります!
次の宿題があります!
今回の更新はそろそろ終わりにしましょう。




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駿府城・江戸城・姫路城

2024-02-22 11:14:06 | 日記
静岡,東京観光その2
今回は,「城」です。
2月9日,丸子宿の後,登呂遺跡にちょこっと行き,そのあと,駿府城公園へ
 時間が遅かったので,発掘現場を見学することはできませんでした。
でも,すきまからのぞいたのがこの写真。
ひろ~い!広い!
「駿府まち巡りマップ」によると,この発掘現場のどこかに天守があったはずです。
でも,残念!よくわかりません。
『静岡のトリセツ』によると,
「駿府城の慶長期天守台の大きさは,南北(西辺)約68m,東西(北辺)約61m。
 徳川将軍家の居城である江戸城の天守台が南北(西辺)約45m,東西(北辺)約41mなので,それを大きく上回っている」そうです。

翌10日に行った江戸城(皇居東御苑)
 天守台です。
姫路城を見慣れている私には,天守台はそう大きく感じられませんでした。
確かに,大奥跡や本丸大芝生はすごく広かったです。
石垣の石の大きさが姫路城と比べ物にならないように思いましたが。
なぜ大きく感じないのか・・・
後日,兵庫県立歴史博物館で見た江戸城です。 
歴博では,天守の大きさ比較ができます。(すべて50分の1)

こちらは,姫路城  
私は,姫路城の天守,大天守も3つある小天守も全部ひっくるめて見ていたのです。(姫路城は連立式天守)
姫路城の大天守ためだけにある天守台の大きさは,江戸城と比較になりません。(もちろん江戸城の方が大きいです。)
江戸城の天守の大きさなんて,すごいのなんのって!
が,・・・姫路城,・・・どこまでが大天守の天守台?小天守などの天守台と一部つながっている?

駿府城や江戸城の話のはずが,いつの間にか姫路城の話に・・・

10日夜,姫路に帰ってきた時に撮った写真を下に貼り付けます。



次に,東京に行くことがあれば,江戸城をぐるっと,皇居ランのコースを歩いてみたいです。
コメント (2)
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丸子(鞠子;まりこ)

2024-02-13 12:10:20 | 日記
2月9日の「チコちゃんに叱られる!」では,「『天狗(てんぐ)』ってもともとなに?」で,懐かしい兵庫県立歴史博物館の香川先生が出演されていました。(やっぱり妖怪と言えば,香川先生よねえ)
とはいうものの,実はリアルタイムでは見ていません。チコちゃんが始まる時刻は,私はなんと,静岡から東京への新幹線の中でした。・・・・・ (◎_◎;)
2月10日に子どもの事で東京に行く用事ができて,(おめでたいことです !(^^)! )
ついでに,9日は静岡で観光し,10日に東京観光をしてきたのです。

なぜ静岡?
一番の目的は丸子!!!
私のスマホには歩数計が入っていて,その歩数計では,広重の東海道五十三次を巡ることになっているのです。
そうです!広重の丸子に行きたい!!と・・・


写真は今の丁子屋です。
     慶長元年創業の元祖丁子屋では,広重の絵の通り,
「登路ゝ(とろろ)汁」を食べてきました。
そして,丸子宿周辺を散策。
「丸子宿本陣跡碑」など見ながら,旧東海道をバス停一つ分歩きました。

静岡では,登呂遺跡,駿府城公園など見てきたのですが,
また後日。

ちなみに,10日には東海道起点日本橋も見て来ました。 
何度もつくりかえられたので,江戸時代の面影はありません。
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レスキュー(文化財,古文書等);「あなたの声」より

2024-01-17 05:27:10 | 日記 地域
「レスキュー」
 今回の課題も地震に関する文書でした。
 1995年の阪神淡路大震災の時,くずれた寺社や家から仏像や古文書を助け出す「レスキュー」が新聞に載っていました。歴史を学んでいる者(?)として大事な活動もあるのだと思ったものでした。
 2011年の東日本大震災では,阪神淡路の時の古文書の被害に海水に浸かってしまうということもプラスされておこってしまいました。
 2015年,兵庫県立歴史博物館では,特別企画展「阪神淡路大震災20年 災害と歴史遺産ー被災文化財レスキュー活動20年」があり,岩手県立博物館,陸前高田市立博物館の学芸員の方から,直接お話を聞くことができました。
 今,古文書はかなりデジタル化が進んだとはいえ,まだまだ地域にはたくさんの史料が埋もれています。私の住む地域では,1976年の台風17号と秋雨前線で大規模な浸水被害がおきました。(私の家は床下浸水,当時通っていた中学校は床上浸水)「その時浸かった古文書は捨てた」と地域の古老はおっしゃいます。なんとか・・・残っていたほしかったです。

NHK学園2023年度古文書解読実践コース第7回課題提出時の「あなたの声」に書いた文章です。
阪神淡路大震災29年の今日,5時46分の約19分前にアップしました。

コメント (4)
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あけましておめでとうございます🎍 「古銭・古札を楽しむ」より

2024-01-01 06:40:08 | 日記 地域
あけましておめでとうございます。🎍
今年も時々,マイ日記として書いていきたいと思います。

先日(12月26日),姫路に行きました。
いつ見ても姫路城はいいですね。
写真は,姫路市立美術館の南西角から撮った写真です。


今回の目的は,兵庫県立歴史博物館 開館40周年企画展「古銭・古札を楽しむ」です。

「展示資料一覧」によると「No.596」まであるのですから,とてもとても書ききれません。
「撰銭令って出るはずだよねえ。」と思うほど,粗悪な中世の模鋳銭(ビタ銭)に感動(?)したり,
「豆板銀,小さっ!」とビックリしたり,
ずらりと並んでいる,江戸時代末から明治初めの「大江嶋村開発会所築堤傭賃融通切手 銭五匁」「網干興浜綛会所融通手形 銭一匁」「網干町新開普請会所切手 雇夫一人」「網干興浜新開会所普請方融通切手 一文目」等々
「わ!軍票(軍用手票)!」日露戦争軍票 銀二十銭もありました。
現在通用する通貨以外はほとんどすべて写真撮影可で,いっぱい写真を撮ってきました。

でも,一番のお気に入りは・・・

「新宮スワウ六郎又クス用途請取状」文和3(1354)年です。
今回の展示はほとんどすべて古銭・古札でしたが,
たった2枚(だったと思う)の古文書には,担当学芸員前田先生の思いが込められているような気が(勝手に)しました。
パッと見て思いだしたのは,「阿氐河荘民の訴状」です。
カタカナが多く,その形が似ているような気がしました。
中世文書はほとんど読んだことがなく,欠損も多いので,読みにくいのですが,翻刻と解説もついていました。
・・・ん?・・・人身売買!?!
金銭による人身売買が行われています。
そして,「売った人間を買い戻すには,本来なら,2倍のお金がかかるけど,元の値段で引き渡します。」という内容が書かれています。

今年も,古文書をたくさん見て,読んで,
そこに出てくる人物を,そして,その時代を考えていきたいと思います。

本年もよろしくお願いいたします。


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