S家の別宅

夫婦ふたりきりになりました。ふたりの生活をこれから楽しみたいなと思います。

アシュラーとハルラー??

2009-05-30 16:08:34 | Weblog
上野で今「阿修羅展」をしていて、テレビで見ていたらものすごい長蛇の列・・・・・・

そして阿修羅像の周りにはたくさんの人人人・・・

女の人が多くて、若い人もかなりお年の人もいる。
そんな女性をテレビが「アシュラー」と呼んでいた。

わたしも見たいけれど、あの人ごみで阿修羅に会うのはちょっとやめとく。

今は仏像ブームで、なんだかアイドルを追いかけてる女の子や韓国のスターを追いかけてるおばちゃんたちとほとんど変わりなく見えた。

阿修羅はアシュラーをどんなふうにみているんだろうか?


高校の時の修学旅行で京都広隆寺の弥勒菩薩の前に立ったとき、なんだかじっと見入ってしまって動けなくなって、気がついたらみんなだあれもいなかったことがあったけど。
弥勒菩薩は未来に現れる仏様で、お釈迦様が没してから何年後?か忘れたけど、未来に弥勒菩薩は出現する・・・というようなことを聞いた気がする。

先生が、団体行動を乱すなよ!とおこってたけど、何かに魅せられて、そのまま時間が止まってしまう感覚はきっと誰にもあるだろう。
阿修羅の前の女の人たちも、時間が止まったようにみてたけど・・・

でもこのブームでアシュラーっていうのもなんか違うような・・・・


村上春樹さんの小説が出たきのうも、ハルラー??みたいな人たちがいっぱいいて、本はぼっこぼっこ売れていた。

生と死の境目がなく、その境目を飛び越えて存在する世界みたいなものをいつも描いてる村上春樹さんの小説は、今の時代に受けるのかな?


わたしはしばらく傍観して、安い文庫本が出たら読もうかな。


アシュラーとハルラーはちょっと似ている。
自分の生活のスタイルになっているような、ファッションみたいになっているところが、なんとなく似てる。

もっとえぐりとられるような哀しみみたいなものの中で受けとめる受け止め方はまったくない。
これもひとつの時代の反映かもしれないよね。

インフルエンザのマスクした人たちもマスラー??

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