特別養護老人ホームにいる母のところにお昼休みに行ってみた。いつもひとりではご飯を食べられないのでお昼に行って食べさせている。
きょうはちょっとババちゃんは具合が悪くて、お部屋で眠っていた。
最近は声をかけても眠っていることも多い。
調子のいい時は、「おはよう」と言ってくれるんだけど、なかなか言葉はでてこない。ちょっと目を開けたすきに、ご飯を食べさせようとしてもむせてしまってうまく食べられない。
自分が歳をとっていくのだから、ババちゃんがずっと元気でいるわけはないのだということをふっと思ったりした。起こしてもまた眠ってしまうババちゃんの顔を見ていたらなんだか、明るい春めいた日差しを浴びて、逆にとてつもなく淋しくなってしまった。
おおいかぶさる淋しさは人のまったくいない海の砂浜に立っているようで、こんな淋しいという感情はずっと昔(幼い頃)から、消えずにいつもあったもののような気がする。
誰といても、どこにいても淋しいという思いは根っこのようにあるのが、人間なのかなあとも思う。
ババちゃんも今も淋しいと思ったりするのかもしれない・・・・
頭をなでてみたり、胸に耳をあててみたりする。よく眠ってしまった。
また来るね。
きょうはちょっとババちゃんは具合が悪くて、お部屋で眠っていた。
最近は声をかけても眠っていることも多い。
調子のいい時は、「おはよう」と言ってくれるんだけど、なかなか言葉はでてこない。ちょっと目を開けたすきに、ご飯を食べさせようとしてもむせてしまってうまく食べられない。
自分が歳をとっていくのだから、ババちゃんがずっと元気でいるわけはないのだということをふっと思ったりした。起こしてもまた眠ってしまうババちゃんの顔を見ていたらなんだか、明るい春めいた日差しを浴びて、逆にとてつもなく淋しくなってしまった。
おおいかぶさる淋しさは人のまったくいない海の砂浜に立っているようで、こんな淋しいという感情はずっと昔(幼い頃)から、消えずにいつもあったもののような気がする。
誰といても、どこにいても淋しいという思いは根っこのようにあるのが、人間なのかなあとも思う。
ババちゃんも今も淋しいと思ったりするのかもしれない・・・・
頭をなでてみたり、胸に耳をあててみたりする。よく眠ってしまった。
また来るね。