S家の別宅

夫婦ふたりきりになりました。ふたりの生活をこれから楽しみたいなと思います。

猿は猿でしかないという大人。

2006-10-24 16:38:05 | Weblog
このあいだNHKスペシャルをみていたら、赤ちゃんの脳のことを放映していたんだけど、赤ちゃんってめっちゃすごい!
赤ちゃんは生まれてから3ヶ月の間に脳のシナプスが爆発するように、増えていって3ヶ月目にはすごい数になり、それがピークでまた減り続けるそうだ。何でかって言うと自分の生まれた環境に適応するためなんだって・・・・
すごいことに、3ヶ月ぐらいの赤ちゃんは世界中の言語のビミョウなアクセントの違いを聞き分ける!
普段日本語では使わない発音、韓国語のふたつのゥを聞き分けるし、英語でも中国語でもすべての言語を聞き分ける。それは、きっと自分がどこの国にうまれても、最初の3ヶ月で適応してしまう基礎ができてしまうってことなんだと思う。
だから昔、狼に育てられた少女がいたけれど、彼女は3ヶ月目に狼として生きていく土台ができたってことかもしれない。

赤ちゃんってものすごく神秘的で、神様みたいな能力を持っていてすごいと思った。

あとおもしろい実験で、大人は人間の顔は識別しようとする意識が働くけれど、猿の顔をふたつ見せても、それは猿だと認識できた時点で、ふたつの顔を識別しようとはしないけれど、赤ちゃんは人間の顔も識別しようとするが、猿ちゃんもふたつの別の顔として識別しようとする意識が働くのがわかって、こりゃあすげえや・・・・と感心してしまったのでした。大人はそれだけ、過去の経験にとらわれていて猿は猿としか認識しようとしないって、なんか哀しいような気がするなあ・・・・・


共謀罪がまた復活しようとしている。この国はどんどん自由がなくなっていくような空恐ろしい・・・・・気分。

「気をつけよう!甘いことばと美しい国!」
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