♪楽・楽・楽♪

楽しいことに囲まれて、頑張りすぎず楽に考える、そしていつでも音楽の流れる人生を・・・

1ヶ月間

2008-12-23 | こころ学のこと(*^o^*)
空白の1ヶ月間の話をちょっと。

このひとつき。
長いようで短くて濃くも楽しい1ヶ月間を過ごしておりました。

ありがたいことに、本当に恵まれたことですが
一緒に修論を書いていた人たちは、結構向かう気持ちがおんなじで
時には道を踏み違えそうになるくらい明るくポジティブで
心の面では何も重いものを感じずに、むしろ状況を楽しむことができてました。
なんていうか出てくる愚痴も重くなく、むしろ励まし合いの声の方が多かった。
書くことは苦痛じゃないし、自分の研究をしっかりやれるのは最後。
あとはどれだけ追い詰められ感に「いーっ」とならずにできるかが肝心だったので、
この空気感は居心地よきものでした。


すごく好きなことなのに、何にでもストレスを感じて自分を苦しめる人ではなく
どんな嫌なことでも、如何に楽しむかを考えられるようにいたいね、と。
だからもういっそ楽しもう!楽しいことは時間なくても取り入れよう、と。
えーっ、ってことは修論って嫌なことなんじゃーん、だめじゃーん。はははー。

みたいな話をたまにしてました。
特にコントロール役の子が不在の時の、私含む3人だけになると
そりゃもうどんどん楽観的方向にアクセル、アクセルで
執筆そっちのけで現実逃避のお話に花を咲かせてしまうことも・・・。

だけどおかげで、楽しむ時は楽しんで、やる時はやる区切りをうまくつけられました。
提出前日は最後の最後で書く手が止まり、そこかしこで頭を悩ます声が聞こえる中、
全員寝不足のナチュラルハイで、自然と笑いがこぼれるそんな状況。
誰かの声掛けで、頭を冷やしに外に出て缶コーヒーを買いに行き
真夜中のオリオン座をかすむ目で眺めたことも、いまはむかしのこと。。。

パソコンが無言で再起動を始めたり(あせった・・・)
先生がからかいにきて、みんな乾いた笑いを浮かべてたり
ながいよるでした。


当日、私は印刷に思ったよりも時間がかかり、
「俺に構うな、先に行け!」って言ったのに
「ここまで来たんだ、置いて行くなんて悲しいじゃないか」的な声掛けをされ
ダッシュで一緒に7分前に教務に駆け込み
全員無事提出。


1か月前は
「修論書いた?」
「あぁあぁ、書いた書いた。もう印刷したし。」
「あー、私もう提出したー」
などという小芝居を打てていたけれど
さすがに冗談でも、そんな冗談言えないくらいになった頃が重要ですよ。


隣の人に「どこまで書いた?」なんて聞こうもんなら
「邪魔すんな」と一掃されて、
みんな一人黙々とパソコンに向かい
自分より先に書き終える奴はみんな敵だぜ、
修論が書けなかったら9階から飛び降りなきゃない気持ちの中で
ひたすら真面目に、雑談の1秒も許されない
カツンカツンの学校もどこかにあるのかもしれません。

想像しただけで胃が痛い。
よかった、苦楽をともにした人たちがいい人ばっかで。。
たとえ文学部って楽なんだね、って言われたとしてもだ。
楽でも苦でも「楽」を作れるか否かは、その人次第なんじゃないかね。


これからがんばるみなみなさま。
たいへんだけどがんばってください。

一緒に頑張る隣の人とは仲良くしとくといいことあるよ。
完成させるものは自分一人のもの。
周りを見て焦ったり羨んだり憎んだりしたって、完成品に変化はないわけで
完成した本の重みを自分で感じて、それぞれがそれを手にしているのを見て、
無事に打ち上げられた時が一番達成感を感じられますよ。きっと。

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