♪楽・楽・楽♪

楽しいことに囲まれて、頑張りすぎず楽に考える、そしていつでも音楽の流れる人生を・・・

目の保養

2008-02-08 | 好きなもの色々・・・U・ェ・U
客観的に最近の記事の概要文を見ていたら・・・
めっちゃ暗いですね、わたし。
今にも死にそうな勢い・・・。

だいじょうぶです。本文のアホさを見て分かるように私は元気です。


さて、最近良く東京に日帰りで行くことが多いです。大人になるために。。。
日帰りだと、往復の移動時間と在京時間が同じくらいでなんか悔しい。
せっかく来たのに交通費がもったいないじゃないか、と思う。
そんなわけで私は時間が許す限りは、何かを得てこようと思う。
しかしあんまり散財はできないので、買い物とかはできない。
ぶらり旅をするほどの交通費も出せない。
友達に会いたいけど、それほどの時間もなくみんなも忙しそうだ。
そんなわけで、ここ数回、美術館に行っている。

東京はさすが、色んな企画展があっておもしろい。
いつもいいなぁと思いつつ、そのためだけに行くなんて贅沢はできないし、
こういうついでに行くのがちょうどいいのだ。

ってことでこの前は上野の東京美術館に行ってきた。
「ルーヴル美術館展―フランス宮廷の美」
何を勘違いしていたのか、入場口で切符を買うまでずっと
ルノワールやモネの絵を見れるものと本気で思っていた。
あとで見たら、ルノワール展は違う場所だった。。。
おっかしいなぁ??
本当は絵が見たかった、って言うのは内緒で
せっかく来たし、と入ってみることに。

ちょうどお正月に「マリー・アントワネット」のDVDを見たばっかりだったんだけど
まさにその世界!!ピンクとゴールドとレースとキラキラ・・・。
豪華絢爛で精密たる装飾品の数々は、ほぅ~っとなるものばかりである。
匂い煙草入れ、宝石入れ、肖像画、椅子、旅行携行品・・・
どれもこれも金色のじゃらじゃらがいっぱいついていて
これでもかこれでもか!!とばかりにリッチセレブなことになってる。
こういうのに憧れる女の子っていっぱいいるんだろうなぁ・・・。

・・・私はシンプル&クールビューティが好きです。。。
「パンがないなら、自分で作ればいいじゃない」って感じです。
目がくらくらしちゃいましたよ。べるばら時代にゃ生きられない・・・。

でも一つだけちょこっと欲しかったものがあった。
美女と野獣のルミエールみたいな燭台
火、点してみたいな~。

しかし何より休日の美術館。
人、人、人で目だけでなく頭もくらくら。3回くらい失神しそうになりました。
だからさらっと見る程度。
仙台の博物館や美術館は、1人でじっくりゆっくり静かに見れるとこがいいね。
そんなわけで本当は隣の国立博物館も気になっていたんだけども諦めた。
上野はいいね。やっぱり1日かけてゆっくり回りたい。
そんでいつか絶対上野動物園に行くんだー。パンダ見るんだー。
いっつも横目で入りたいなー、って思いながら通り過ぎてるの。
ひとり水族館は行けたけど、ひとり動物園には抵抗が・・・何が違うんだってね。


さて、またその前の時には姉と一緒に、広告企業の電通が企画する
「広告とマーケティングの資料館 アド・ミュージアム」
に行ってみました。
たまたま前を通って、入場無料で、ちらと見ようかって話になった。

でもいざ入ってみると面白い!!
「通り過ぎるだけ」のつもりがあちこち目を奪われて・・・。
歴代の広告やTVCMが小さなスペースだけど所狭しと飾られている。
戦時中のポスターだったり、昔懐かしいCMだったり。
ものすごーくうっすらだけど、ほんとにちっちゃいころに見た記憶のあるCMとか
シュールだったり胸に刺さったりするキャッチコピーの広告たち。

さすがは業界No,1
いつまでも残る広告、時代を彩る広告、強烈な印象を残す広告・・・
ものすごいクリエイティビティがないと出来ない仕事だと思う。
今、少しだけ仕事をする人の立場に立って物事を考えないといけない時期だから
こういうのを見ると、以前と違って違う視点から感心してしまう。
どっちにしろ「すごいなー」って単純な感想なんだけど、質が違う、みたいな。
でもここは面白いですよ。好きな人は。ビルの中だけど、通ったらぜひ。


広告見た後は、また同じく近所にあったからということで
「HOUSE OF SHISEIDO」っていう資生堂が企画する美術館へ。
「香りと恋心―バルビエのイラストレーションと香水瓶」
っていう、これまた無料の企画展をやっていて興味があったのよ。

中にはバルビエという画家が描いた数点の絵とあらゆる香水瓶が並んでました。
バカラ社製の色んな形の香水瓶や、香りのイメージを模した形の瓶など
見ているだけでおもしろい。実際の香りが嗅げるところもあり、でした。
企業紹介のような沿革を一緒に展示されてるとこがうまい。

でも、化粧や香り以外の芸術、音楽や美術、食や健康、文学、社会科学、自然科学などなど
あらゆる「美」に関連する美学全般を扱う書物が並ぶ書棚には感動しました。
扱う対象一つだけを学んでいても意味がなく、あらゆる領域からの事項を吸収して
そこで初めて得るものがあるっていう「美意識」の追求はさすがだと思う。

いや美に関わらず、人生、そうあるべきだよね。。。
幅広く生きなきゃ・・・。


そういえば何で「香り」と「恋心」かって思いますよね。
でも香りと恋愛ってかなり密接な関係らしいですよ。
というのも嗅覚って一番記憶に結びつきやすいから、らしいけど。


以下、展示会からの引用(引用:http://www.shiseido.co.jp/house-of-shiseido/html/exhibition.htm)
「香りは、記憶に刻まれます。
なつかしい香りは、大切な人や遠い昔の情景を瞬時にしてよみがえらせます。
また、恋においても重要な役割を果たしています。
恋しい人が残していった香りに想いを巡らせたり、
愛しい相手に自分の香りとして印象づけるために。
また、新しい恋のたびに香水をかえたりと、恋や香りの数だけ、思い出があります。」


意外と聞くんですよー。
街で通りすがった女の人が、昔の彼女と同じ香水つけててドキッとした、とか
バイト先に来たお客さんが元彼と同じ匂いがして、香水の名前聞いちゃった、とか
これ全部知り合いが言っていた話なんだけど。

みんな鼻いいな。


とか、そういう問題じゃない気もするけど・・・(^^;)

でも実際に心理学の実験で変なのがあるらしいんですよ。
聞いたんだけど詳しくは覚えてないや。
遠距離恋愛している相手の匂いがついた洋服なり毛布なりを
ずっーと嗅いでもらって、その精神状態を見る、みたいなの、だった気がする。

倫理的に問題はないんだろうか。いいのか、恋人なら・・・。
物議をかもし出してました(笑)

でもまぁ、源氏物語の時代からお香を焚き染めたりとか
小説や歌詞の一節に香りと恋がどうのこうの~って出てくるものがいっぱいあるし
きっと経験的に証明できる現象なんでしょうね。

恋じゃなくても、ベビーオイルでお母さん思い出したり
宅急便を開けた瞬間の香りで、田舎を思い出したり
そういうのも良く聞くもんね。
自分好みの香り、探すのは楽しいと思う。


なんかどんどん話がずれてしまったけれど
そんなわけで嫌なことも楽しい行事に変えています。
こんなんでいいんだろうか。真剣さに欠けているだろうか。
・・・。
真剣に考えると失敗する気がするからいいよね。。。


美術館・博物館めぐりは楽しいです♪
そろそろ仙台にも何かいいのが来ないかなー。