凡峰の徒然日記

 日々の出来事や普段考えていることなどを自由に書き記していきます。(山や旅の話題が多いけれど…)

富士山(その2)

2017年08月12日 | 日本百名山
富士山登山の真骨頂「お鉢巡り」です。
目指すは我が国最高峰の「剣が峰」(3,776m)です。

お鉢はお釜とも呼ばれる富士山の噴火口です。吉田口(久須志神社)から反時計回りで一周します。一周3キロ、所要時間約90分ですが、時間がたっぷりあるのでのんびり一周します。久須志岳付近から見るとこんな感じです。

大沢崩れの辺りはこんな感じ。

だんだん剣が峰が近づいてきました。

お鉢の中心部は「大内院」と呼ばれています。

剣が峰(3,776m)に到達しました。現在9時20分です。

富士宮口にある「浅間大社奥宮」です。神職が常駐しており御朱印は1,000円です。(久須志神社も同じ。)

剣が峰を振り返るとこんな感じ。

吉田口に戻ってきました。

一本500円のコーラで喉を潤し下山します。下界は相変わらず厚い雲に覆われています。

八合目の上江戸屋で昼食タイムです。

親子丼1,200円、缶ビール600円、計1,800円です。

今日の宿泊は、八合目の「白雲荘」です。14時前に着いてしまいました。

部屋の様子はこんな感じ。

夕食時に山小屋の人にいろいろ聞いてみました。2013年に世界文化遺産に登録されたこともあり、外国人宿泊者が大変多くなったそうです。それも欧米のみならず、中国、台湾、韓国、東南アジア等々、この日も多言語が飛び交っていました。小屋のアルバイトの女性の流暢な英語に感心しながら、世界のFujiyamaを再認識しました。

最終日の11日(金)<山の日>は、4時30分にヘッドランプを着けて白雲荘を出発、下山します。

八合目の下山道から見たご来光です。

下山道はブルドーザー道と呼ばれ、山小屋等への物資運搬路になっています。

六合目付近の落石防止用シェルターです。

五合目吉田登山口に到着しました。6時45分です。お疲れさまでした。

スバルライン五合目は早朝から大勢の登山者や観光客で賑わっています。外国人も多いです。

最後に富士山が顔を見せてくれました。

ツアーバスに乗り、石和温泉で入浴と昼食です。山小屋2泊分の汗を流します。富士山登山者で一杯です。正に富士山ビジネスですね。

モンデ酒造を見学します。これも富士山ビジネスですね。


外国人登山者が本当に多く、富士山は日本を代表する山であることを再認識した3日間でした。しかし、登山者の中には、初心者でしょうか高山病で苦しんでいる方々も少なからずおり、体調管理の重要性も痛感しました。高山では深呼吸(酸素を十分取り入れる)が重要であり、また、心拍数を急激に上げない一歩一歩確実な歩行が大事です。独立峰(岩手山、男体山も同じ)は登り一辺倒になりますので、休憩をしっかり取ることも重要ですね。
さて、次回は何処でしょうか。











富士山(その1)

2017年08月12日 | 日本百名山
8月9日(水)~11日(金)、富士山(剣が峰)に登りました。
東京駅からツアーバスを利用して、富士スバルライン五合目に到着です。中央道の渋滞もあり夕方の17時を過ぎています。

この日はご来光ツアーの皆さんとともに七合目の「鳥居荘」を目指します。

最初はこんな感じの平坦な道を歩きます。

登りに入る前にガイドさんから注意事項等の説明があります。格好から見てもかなりの岳人のようです。

1時間ほどで六合目(2,390m)に到着です。夕暮れ前の山頂を望みます。ここからはヘッドランプを装着しての登山になります。

急登をゆっくり登ります。高山病にならないためにも呼吸を整えることが大事です。
ようやく七合目の山小屋群が見えてきました。最後は岩場登りになります。

20時30分、約3時間かけて鳥居荘に到着しました。

この後カレーの夕食です。ご来光ツアーの皆さんは23時30分出発とのこと、ほとんど寝れません。

翌10日(木)、鳥居荘の鳥居から見る朝焼けです。

5時30分、七合目半にある鳥居荘(約2,900m)からのご来光を見ながら出発します。

結構な岩場が続きます。

下界は雲に覆われています。

本八合目(3,370m)に到着しました。ここまで1時間半ぐらいです。(ソロになるとペースが上がります。)

小学生も外国人も頑張っています。

山頂が近づいてきました。

久須志神社の鳥居を過ぎれば、間もなく山頂(久須志岳)です。
クライマーズ・ハイでしょうか。マヒナスターズの「お座敷小唄」が脳裏をかけ巡ります。♪富士の高嶺に降る雪も~♪

山頂(久須志神社)に到着です。8時20分、3時間弱で着きました。


富士山その2に続く…