凡峰の徒然日記

 日々の出来事や普段考えていることなどを自由に書き記していきます。(山や旅の話題が多いけれど…)

松花江

2011年10月30日 | 中国 ハルビン
 ドイツやエジプトシリーズが中断して、突然ハルビン旅行記になってしまって申し訳ない。情報は旬なうちに。
 という訳で、写真は「松花江(しょうかこう)」。松花江を語らずしてハルビンを語るなかれ。ハルビンは松花江の賜物。
 松花江は黒龍江(アムール川)の支流、船を使えば、ロシアを経由してオホーツク海に出られる。まぁ、観光船は無いけどね。冬には完全に凍結し、氷の上を車で渡ることもできる。
 川幅は結構広く、見た感じカイロを流れるナイル川より広くしかも水量が多い。夏には海水浴、いや川遊び、冬には寒中水泳も行われる。黒龍江省の大地を潤し、中国東北地区の穀倉地帯の生命線だ。何故か対岸に渡るロープウェイなども敷設されており、アミューズメント的な要素もあったりする。

書道おじさん?

2011年10月30日 | 中国 ハルビン
 ハルビンの中央大街を抜け、松花江に面したスターリン公園に出る。そこは市民の憩いの場になっているようで、防洪記念塔をバックに写真を撮る人、松花江で釣りをする人などで結構賑わっている。
 その中で、何やら太い筆を持ち、バケツに汲んだ水で路上に書を書いているご老人達がいる。これが有名な「書道おじさん」か。行書体、草書体で漢詩などを書いているようだ。観光客に見せることで本人はご満悦なのだろう。書を嗜む小職としても分からんでもない。
 しかし、小職が得意とする隷書体の書は無かった。コンクリートの路上に書くにはちょっと難しいからね。