仁淀川・四国カルストジオパーク 推進協議会ニュース 第10号
虚空蔵山はパワースポット
近年日本中がパワースポットブームです。この不景気な世の中、少しでも状況を良くしてくれるという物にはすがりたい気持ちになるのでしょうか?そのパワースポットとして、虚空蔵山を売り出したいですね。パワースポットには科学的な根拠は余り見受けられませんが、そこには何か科学では解明されてない何かがあるかもしれませんね。
土佐市から虚空蔵山系を望む
仏像構造線=大地のパワーが湧き出る場所
虚空蔵山の南斜面中腹に秩父帯と四万十帯という大きな地層を隔てる「仏像構造線」という大断層が走っています。この断層は佐川から須崎に向かう時斗賀野峠を越えるとガクンと下がって須崎に至りますが、正しくこの落差がこの断層なのです。地球内部のエネルギーがこの断層を伝って湧き出てくると考えても面白いですね。 また名前が良いですね「仏像」構造線!何か名前だけでも御利益が有りそうです。「大地の気がみなぎる」場所として虚空蔵山を売り出したいですね。 虚空蔵山=徐福伝説・風水でも注目に場所 昨年11月中国広東省在住の方から1通のメールが届きました。彼は古代中国の秦の始皇帝の命を受けて中国東方海中にある蓬莱山の仙人が持っている不老長寿の薬を求めて旅立った「徐福」について調べている方でした。この徐福が虚空蔵山へたどり着いたと言う伝説が虚空蔵山に有るのです。中国の民間では日本人はこの時、徐福が連れて行った童男童女の子孫であると信じられています。
香港の風水ビル
中国人、特に広東、香港、台湾、シンガポールの中国人は大地の気を風水に取り入れています。私達日本人が考えられないくらい、風水を大切にしています。この写真は香港にあるアパートですが建物の真ん中に大きな四角の穴を空けています。これは九龍半島に住む九匹の龍が水を飲みに通る通り道にこのビルが建てられた為、その龍道の「気」を遮る事の無いようにわざわざ四角の穴を空けて龍が通れるようにしているのです。斗賀野は風水から見て、背後に大きな山を配し、左右にも山が有り、その中を川が流れている理想の場所のようです。大地のパワー、大地の気が溢れ出る「仏像構造線」の虚空蔵山、風水での理想の地である斗賀野。このジオのパワーを面白くストーリーにして、中国人や韓国人にアピールしても面白そうですね。
HN: 佐川地質館 橋掛直馬