goo

中国の発展は大河のようだ ~自信に満ちて悠然と着実に~

中国の発展は大河のようだ
 ~自信に満ちて悠然と着実に~

(「これからの中国の歩み」オンライン勉強交流会に参加して)

 4月14日、中国駐大阪総領事館主催のオンライン勉強交流会に参加しました。勉強交流会はNPO大阪府日中友好協会の呼びかけで開催され約100名の方々が参加されました。「これからの中国の歩み」というテーマで、中国駐大阪代理総領事 張玉萍氏 のお話を伺いました。

 私は、「米中対立」「新冷戦」「人権外交」と昨今の喧騒を大変憂慮しておりました。ところが、お話をお伺いしていて、大騒ぎをしているのは一方的にアメリカと日米のメディアの側だけなのではないかとの想いを強くしました。張玉萍氏はおっしゃいました。「コロナ禍の状況を見てもわかります。」「強権政治、冷戦思考、一国主義、保護主義に世界は耐えられないのです。」と。そして、対米関係については「過去半世紀、中米関係は改善発展しました。」「改善発展のもとでは中米両国民は利益を得ました。」「中国は、中米関係を相互尊重、平和、安定、繁栄、建設に向け正常化するために努力します。」と。中国はアメリカと同じ立ち位置でアメリカと対立競争しようとはしていないのです。中国は人類の生存を守るという立ち位置から対米関係を処理しようとしているのです。だから「米中対立」はすれ違いで衝突できず、「新冷戦」は異次元間で成立せず、「人権外交」も暖簾に腕押しに終わるのだろうと思いました。このことに気づいた私は、中国の方が一段格上でなんだか頼もしく感じた次第です。同時に一方的に大騒ぎをするアメリカと日米メディアのみを軽信すると、日本の未来に禍根を残しはしないかと心配になりました。

 具体的に新疆ウイグルの人権問題について。「ジェノサイド」はフェイクニュースであり、新疆におけるウイグル族の人口は2010~2018年に25.04%増加しており、漢族の2.0%を大幅に上回るとのことです。また収容所もウソで、再教育(職業訓練)学校があり、写真を示して説明をされました。その中で美容師さんの練習風景が印象的でした。そして、うそを見抜くにはどうすれば良いかということで次のように話をされました。「毛主席は『ナシの味を知りたければナシを食べればよい』とおっしゃいました。コロナがおさまれば是非新疆にお越しください。新疆を見てください。」と。また、香港の選挙制度改革について愛国者による香港地区統治の解説をお聞きしました。解説のなかで、香港民主派デモ隊に抗議し中国国歌を歌い、デモ隊に暴行をうけ顔から血を流す青年の写真が強烈なインパクトとして残りました。海警法の解説では、中国海警の警備船とベトナムやフィリピンの警備船との共同訓練の写真に目が止まりました。

 9つのテーマにわたりお話がありました。できれば次の機会に詳しくご報告したいと思います。今年は中国共産党が誕生して100年にあたるという話を冒頭にされました。「中国共産党は人民の幸福のため奮闘し、党創建100年にあたる2021年に中国の小康社会を実現します。そして、新中国誕生100年にあたる2049年、中国は強く豊かで、民主的、文明的で調和のとれた美しい社会主義現代化国家建設を実現します。」と話されました。

 今回のオンライン勉強交流会を通じて、私は中国の発展は本物であり「米中対立、新冷戦、人権外交」も流し去る大河のように自信に満ちて悠然で着実だと思いました。勉強交流会を終えて「日中友好無くして日本の未来は無い」との想いを強くしました。 (伊関 要)
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« アメリカのウ... 謙虚に中国に... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。