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にしみの鉄道情報局付属ブログ

大泊駅

2010-10-11 | 


紀勢本線の大泊駅、付近には大泊海水浴場や鬼ヶ城の観光地がありますが、普段はひっそりしている無人駅です。鬼ヶ城などの観光地へは隣の熊野市駅から行くことが多いようです。海水浴シーズンを除いて静かな大泊駅ですが、池原ダムなど熊野川開発が盛んだった頃は、この駅にセメントターミナルが設置され、発電機等の資材もここまで貨物列車で送られてきたそうです。


かっては貨物列車が多く発着したため、現在も広い構内を持っていますが、列車の減少などから、線路は単線化されています。


大泊駅というとその筋で有名なのが、駅西側にある旧国道42号線のガード。現在はここを迂回する道路が出来ていますが、全高3.5mと低く問題がありました。

ここを通過するため、西武バスはわざわざ全高を150mm下げたバスを富士重工に特注しています。
1990年に三重交通と西武バスが共同運行で池袋南紀線(現大宮南紀線)の運行を開始しましたが、当時の車両は両社とも全高3.5mの富士HD-II形だったので通過可能でした。1992年に富士がモデルチェンジして、7Sのスーパーハイデッカーボディの全高3.65mになり、南紀線の車両更新の時に問題になったためです。
三重交通の方は、エアロクイーン(全高3.54m)に更新したため、なんとか通行可能だったようです。

 

撮影 2010年10月10日

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