トライアングルの部屋

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仙台在住で大の阪神ファン

ナミヤ雑貨店の奇蹟 東野圭吾

2015-01-25 10:04:51 | 本 2015年
この本を読むと同時に
テレビで流星のワゴンを観たものだから
タイムスリップもの?がちょっと快感
未来がわかっていたらどういう生き方をするだろう

いつまでも読んでいたくなる一冊だった

第一章 回答は牛乳箱に

東京から特急電車で2時間はかかる、とある町

コソ泥の三人組みは逃亡中に
突然盗んだ車が動かなくなり
廃屋になっていたナミヤ雑貨店に逃げ込む
すると郵便口から手紙が!!

その中には真剣な悩み相談が書いてあった

その家に置いてあった古い週刊誌から
その店が大評判になった悩み相談の店だと理解する

返事は牛乳箱に入っているというその記事の情報を元に
一生懸命回答を考え牛乳箱に返事を入れたコソ泥たち・・・

すると不思議なことにその手紙は牛乳箱から消えてしまう
代わりに郵便口に回答に対する返事がすぐに届く

外の世界と雑貨店の中との時間のズレに気づく三人・・・


第二章 夜更けにハーモニカを

ミュージシャンを目指す克郎
実家は魚屋
体を壊した父の代わりに
後を継ごうと決心するが
父から死ぬ気になってミュージシャンを目指せと突き放される
どうしようかとナミヤ雑貨店に相談するとあなたの音楽で救われる人がいるから
がんばれという励ましの答えが!!

克郎は慰問演奏で児童養護施設「丸光園」を訪れていた

父もすでに亡くなり
CDは出したものの売れずに
細々と音楽活動をしていた克郎

そして事件は起きる!!

第三章 シビックで朝まで

この章はナミヤ雑貨店当人たちの話

雑貨店の経営者で悩み相談をしていた浪矢雄治
東京に暮らす息子の貴之
貴之の孫の駿吾

世代を超えた不思議なストーリー

第四章 黙祷はビートルズで

裕福な家庭で育つ中学三年の浩介

事故で急死した従兄の遺品としてビートルズのレコードをもらう
そしてビートルズの大ファンに!!

その後父が仕事で失敗し夜逃げをすることになる
前夜そのレコードを友人に売る

夜逃げのことをナミヤ雑貨店に相談した浩介
答えは両親について行くべきだというもの
しかし逃亡の途中で両親から逃げ出してしまった

大人になった浩介は
再びナミヤ雑貨店を訪れる
店の近くのバーに立ち寄ってみると
そこはビートルズ専門の音楽バーだった

第五章 空の上から祈りを

コソ泥三人の境遇
ホステスを続けようか
ナミヤ雑貨店に相談した女性

そして今までの章の詳細が明かされる

コソ泥さんたちに幸あれ!!
コメント
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